更新日: 収納術

洋服の処分方法は捨てるだけじゃない!手放し方のコツを紹介

洋服の処分方法は捨てるだけじゃない!手放し方のコツを紹介

クローゼットを片付けたのに、なかなかスッキリしないと悩んでいませんか?

クローゼット収納を見直すときに最初にやるべきことは「洋服の処分」です。処分から始めないと、片付けは進みません。

ですが、洋服を増やすのは簡単でも、減らすとなると迷いが生じて難しいもの。

では、どうすれば洋服を手放せるようになるのでしょうか?

そこで今回は、洋服の手放し方とコツをまとめました。洋服を減らすと、クローゼットだけでなく気持ちもスッキリするので、ぜひ実践してみてください。

どうしても洋服を捨てられない!その理由は?

洋服を処分することに抵抗を感じる人は多いです。実際、10年前、20年前の洋服が捨てられずに実家に置いたままにしていると話す友人が数人いました。

では、なぜ洋服を捨てられないのでしょうか?どんなタイプの洋服が捨てられないのか、捨てられない理由を挙げてみましょう。

1. 思い入れや愛着があるから

よく着ていた洋服には、着ていた頃の思い出が詰まっています。もうサイズが合わなくても、流行遅れでも、愛着がある洋服を捨てることには抵抗があるものです。記念のTシャツやプレゼントでもらった洋服なども捨てがたくなってしまいます。

2.いつか着るかもしれないから

サイズが合わなくなってしまった洋服や「痩せたら着よう」と思って購入した洋服は、「いつか着るかもしれない」と思うとなかなか捨てられません。その「いつか」は来ない可能性もあれば、来たとしてもすでに似合わなくなってしまっている可能性もあります。

3.ブランド服だからもったいない

自分へのご褒美に買ったちょっとブランド服は、着なくなっても「高かったから」という理由で捨てるのはもったいないと考えてしまいます。プチプラの洋服ならば簡単に手放せても、ブランド服を手放すのは勇気が必要です。

4.似合わなくなってしまったけれどまだキレイだから

歳を重ねると、洋服の好みも変われば、似合う洋服も変わっていくもの。似合わないと感じて着なくなっても、まだ傷んでおらずキレイな洋服を捨てるのは気が引けてしまいます。

5.コーディネートできればまだ着られる

お店で試着したときはよく似合っていたから購入したはずなのに、自宅で着てみるとうまくコーディネートができずにいる洋服も捨てにくいものの1つ。洋服そのものは気に入っているのに、どうやって着たらいいのか分からないだけで、工夫すれば着られるはずだと思うと捨てられません。コーディネートが難しい洋服のために、さらに洋服を購入して、洋服を増やすことになってしまいます。

洋服を処分することのメリット

洋服が捨てられない理由はさまざまあることが分かったと思います。では、洋服を捨てられないマインドを捨てられるマインドに変えることはできるのでしょうか?

はい、それは決して不可能ではありません。そのためには、洋服を処分した後の自分を想像してみることがとても大切です。

洋服を処分すればどんなメリットがあるのかを考えてみると、これまで抵抗があった「捨てる」行為に前向きになれるでしょう。

洋服を処分することのメリットの例をいくつか挙げてみます。

  • 好きな洋服だけに囲まれて気分が上がる
  • クローゼットがスッキリして、着たい洋服が探しやすくなる
  • 洋服が減って、コーディネートがしやすくなる
  • クローゼットに余裕ができて、洋服がしわにならず、アイロンがけの回数が減った
  • 本当に自分に似合う服の基準が分かり、衝動買いをしなくなる
  • クローゼットがスッキリしたら、別の場所の片付けにも前向きになれた
  • 衣替えがとてもラクになった

人によってメリットは変わるかもしれませんが、洋服を処分するメリットはこんなにもたくさんあるのです。

参考記事:クローゼット収納をスッキリさせれば、もう洋服選びに悩まない

洋服を手放すためのコツは?

洋服を処分するメリットを考えて、手放すことに前向きになれたでしょうか?

なかなか洋服が処分できない原因は、手放すタイミングや処分方法が分からないせいでもあります。

では、次はどのように処分したらいいのかコツを覚えていきましょう。

1.洋服の見直しは「衣替え」の時期に一気にやる

いざ洋服を見直そうと思っても、なかなかすぐに手を付けられないものです。

衣替えは洋服を見直すチャンス。この時期に一気にやってしまうほうが実行しやすいでしょう。

少しずつ処分しても洋服は簡単に減りません。全部出して見直す時間を持つことが大切です。

参考記事: 衣替えは手早く簡単に!片付けのプロが教える洋服収納のコツ

2.処分に迷う服は「捨てる時期」を決める

洋服を着るか着ないか仕分けるときに、どうしても迷う服が出てきてしまいます。そのときに迷い続けるのは時間のムダです。

なので、仕分けるときは「着る」「着ない」「迷っている」の3つに分けます。

着る洋服はクローゼットに戻し、着ない服は処分。迷っている服は、「保留ボックス」に入れて保管します。保管する期間は1年なら1年、2年なら2年と基準を決めます。

保管する期限がきて、「やっぱり着ない」と思ったら潔く処分しましょう。まだ「着るかもしれない」と思うのであれば、さらに期間を伸ばします。後悔のないよう、自分の納得できる時期まで持っていてもOKです。

ただし、迷っている服が多すぎて「保留ボックス」がいっぱいになってしまったら、再度見直しする必要があります。

3.洋服を1枚増やすならば1枚手放す

せっかく洋服を減らして、クローゼットを整理しても、また洋服を買ってしまったらリバウンドするのは目に見えています。

いつまでもスッキリとしたクローゼットをキープしたいのであれば、1枚購入したら1枚手放すよう心がけること。

これは、洋服を購入するときに「今、手持ちの洋服を1枚手放してまで本当に欲しい洋服なのかどうか」を判断する基準になります。

手放せる洋服がなければ「買わない選択」ができるようになるでしょう。衝動買いして後悔することがグッと減ります。

4.お気に入りの洋服でも古くなっていたら処分する

どんなにお気に入りの洋服でもボロボロになっていたら、みすぼらしく見えてしまいます。クローゼットの中身は、リニューアルさせることも大切です。

洋服は着れば着るほど劣化します。これは避けられません。

お気に入りに似た新しい洋服を探して、古くなってしまった服は処分しましょう。

5.似ている洋服は1枚に絞る

洋服は好みが出るので、ついつい似たような洋服を買ってしまいがち。洋服を見直すときに並べてみると、「これとこれは同じでは?」と思うような洋服が出てくるものです。

似たような洋服は、2枚も3枚も必要でしょうか?

一番着心地がよくて着る頻度の高い1枚に絞ったほうが洋服を選ぶときにも迷いが生じません。

捨てられない洋服の手放し方

洋服は「捨てる」と思うとなかなか捨てられません。捨てるのではなく「手放す」と考えてみてください。

洋服は必ずしもゴミとして捨てなくてもいいです。

では、「捨てる」以外にどのような洋服の手放し方があるのでしょうか?

1.メルカリやラクマなどのフリマサイトで売る

メルカリやラクマなどのフリマサイトを利用すれば、自分で値付けして洋服を売ることができます。ただし、撮影や発送などの手間がかかるのでマメな人向けです。

買取の場合は、料金に納得できないこともありますよね。でも、フリマアプリなら買取よりも高く売れる可能性が高くなるので不満が残りません。

売れなかった洋服は需要がないのだと諦めがつきます。別の方法で手放し方を考えましょう。

2.リサイクルショップに持っていく

リサイクルショップを利用するメリットは、ブランド・ノンブランド関係なく洋服を大量に引き取ってくれるところ。

フリマサイトほど高値はつきませんが、捨てるよりはマシ。ちょっとしたお小遣いになる程度だと割り切って持ち込みましょう。

買い取れない洋服でも処分してくれる店舗があるのは助かりますね。

3.店頭の引き取りサービスに持っていく

店頭で洋服を引き取ってくれるところがあります。

たとえばユニクロやGUは自社製品(下着類を除く)を持参すれば引き取ってくれるサービスがあります。店舗内のリサイクルボックスに入れるだけなのでとても簡単です。

H&Mには「衣類回収プログラム」があり、自社製品以外も引き取ってくれます。店頭に持っていけば、その場でショップの割引券がもらえるのでお得。

また、デパートでも期間限定の引き取りサービスがおこなわれています。たとえば、アパレルメーカーのワールドの場合、デパートで洋服を引き取り、デパート内にあるワールドのブランドで使えるクーポンを渡す「エコロモキャンペーン」があります。

4.宅配買取業者に送る

ブランド服は「ブランディア」のような宅配買取業者に買い取りを依頼することもできます。

ブランディアの場合、ネットで依頼するとまず段ボールと伝票が送られてきます。そこに洋服を詰めて送り返すだけ。

業者が査定し、代金に納得できれば銀行口座に買取料金が振り込まれます。送料は無料。査定に納得できなければ返品もしてくれるので気軽に申し込めます。

5.寄付する

古着deワクチン」や「Brand Pledge」などは洋服の寄付を受け付けています。

申し込んだあと、段ボールに詰めて送るだけ。

お金にはなりませんが、「社会貢献できる」ので、洋服を捨てるよりも気持ちがラクになるでしょう。

6.リメイクする

手芸が得意な人ならば、洋服をカットして、バッグやポーチにリメイクする処分の仕方もあります。

リメイクとは異なりますが、コットン素材のTシャツや肌着は小さくカットして、掃除用の使い捨てウエスとして再利用ができます。

ただ捨てるのではなく、最後まで使い切ることで、捨てることへの罪悪感がなくなるのでおすすめです。

洋服を処分してクローゼットも気持ちもスッキリしよう!

本当は「今、着る洋服だけがクローゼットにある」という状態にしたいと思っている人は多いはずです。それなのに、なかなか実行できないのは、「処分することへの罪悪感」や「もったいない」という気持ちの問題が大きく影響しています。

洋服を処分するコツを覚えれば、手放す判断基準が分かってきます。判断基準が明確になれば、クローゼットの見直しがしやすくなるでしょう。

洋服が減ると、クローゼットも気持ちもスッキリして洋服選びが楽しくなるので、ぜひ洋服の見直しをしてみてください。

参考記事:クローゼット収納をおしゃれに見せたい!スッキリさせるコツは?

それでも捨てられない洋服があるのは仕方のないこと。無理に捨てる必要はありません。ですが、スペースは限られているので置き場所がない。そんな場合は宅配型収納サービスの「カラエト」を利用してみませんか?

画像付きで保管されているので、いつでも本当に必要かどうかの判断ができます。不要と感じたら、カラエトのアプリで売ることも可能です。

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