同棲を始める時1LDK、2DK、2LDKでの間取りの可否とは?
同棲するときに気になる「部屋の間取り」。1LDK・2DK・2LDKなど、どれくらいの部屋数があればいいのか気になる方も多いでしょう。
本記事では、実際に同棲をしている経験者からおすすめの間取りを調査!
2人の生活スタイルにあわせた間取りを確認してみましょう。
参考記事:同棲生活の初期費用を計算してみた!安く抑える方法は?
同棲を成功させるためには部屋の間取りは重要
「同棲したいけれど、どんな部屋がいいのかわからない」「部屋の間取りよりも、広さや場所が重要!」なんて考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、部屋の広さや、勤務地や実家からの場所も重要なポイントです。しかし、部屋の間取りが2人にぴったりのものではないと、一緒にいる時間が窮屈になり、ケンカが頻発……なんてことにもなりかねません。
2人の生活リズムと、距離感。そして、部屋数が増えることで家賃も当然上がってしまうので予算と相談しながら、2人にとってベストな間取りを検討しましょう。
【部屋の間取り別】同棲中のメリット・デメリット
では、一般的な同棲におすすめの間取りと、メリット・デメリットについて紹介していきます。自分たちの場合はどの間取りがあっていそうか、確認してみてください。
1LDK:ずっと一緒に過ごしたいカップルにおすすめ
部屋にいる間はできるだけずっとそばにいたい!というラブラブなカップルには、1LDKがおすすめです。
1LDKのメリット
1LDKは、リビング・ダイニングと、1部屋ある間取りのこと。
1Kや1DKと違い「日常生活はリビング・ダイニングで行い、寝室は部屋で」など空間を生活に合わせて分けて活用できます。どちらの空間も共有することになるので、2人で過ごす時間も必然的に長くなり、親密な時間を過ごせます。
また、大きく分けて2つの空間があるので、「少し一人の時間が欲しいな」と思ったときには、離れられることもポイント。とはいえ、完全に顔をあわさずに過ごすことは難しい間取りのため、早く仲直りできるでしょう。
1LDKのデメリット
1LDKでは部屋が1室しかないため、どうしても「自分だけの空間」は作りにくいことがデメリットです。
「寝室は別々にしたい」「趣味や仕事用の部屋が欲しい」といったカップルは、常に相手がそばにいる環境を窮屈に感じてしまうかもしれません。
2DK:生活する場所を分けたいカップルにおすすめ
「お互いの部屋が欲しい」「プライベートな空間も欲しい」カップルには、2DKもおすすめです。
2DKのメリット
2DKは、ダイニングキッチンと、部屋が2つある間取りのこと。ダイニングキッチンで食事を取る際に一緒に過ごし、普段はそれぞれプライベートな空間を持てます。
2DKのデメリット
2DKの場合、一緒に過ごせる空間がダイニングしかなくなってしまうことも。生活リズムがバラバラだったり、一緒に食事を取ったりする機会が少ない場合は、同じ家に暮らしていても顔を合わせることが少なくなってしまうデメリットもあります。
2LDK:1人1部屋個室を確保したいカップルにおすすめ
2DKのデメリットを解消した間取りが、2LDKです。2LDKは、プライベートな空間も持ちつつ、一緒に過ごすスペースも確保したいカップルにおすすめの間取りです。
2LDKのメリット
2LDKは、リビングダイニングと、2つの部屋がある間取りのこと。プライベートな部屋を確保しつつ、リビングスペースで2人の時間を過ごせます。
また、リビングスペースも広いため、1人がダイニングテーブルにいて、もう1人がリビングのソファにいる……なんてことも可能です。
「一緒にいる時間も欲しいし、自分だけの時間も欲しい」といった方には、一番おすすめできる間取りだといえるでしょう。
2LDKのデメリット
理想的な間取りのように思える2LDKですが、家賃が高いことがデメリットだといえます。
家賃の負担が大きくなってしまうと、生活費でケンカになる、なんてことにも繋がりかねません。負担を感じずに生活できるよう、家賃は収入の1/3までにすることがおすすめです。
結婚前提で同棲するなら、3LDKの間取りも検討するとGOOD
同棲する際には、結婚を前提に同棲する方もいらっしゃるでしょう。
結婚してからも同じ部屋に住み続ける場合は、子供部屋や収納部屋にすることも考え、3LDKの部屋にすることも検討することもおすすめです。
同棲する部屋の間取りを決めるポイント
では最後に、同棲する部屋を決める際に必ず確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
1.それぞれの希望しているポイントをまとめる
新しい家を決めるときには、様々な条件と家賃とのかねあいで悩む方も多いでしょう。1人で契約するだけでも難しいものですが、2人の条件をぴったりあわせようとするとさらに難易度は上がります。
不動産を実際に見始めると「やっぱりこの条件も追加したい!」「なんとなくこの部屋が気に入った」など、条件がぶれてしまうものです。
同棲することを決めたら、不動産屋に行ったり、内覧をはじめたりする前に、まずは2人の希望しているポイントをそれぞれまとめておくことがポイントです。
- 家賃
- 通勤しやすい場所
- 駅から何分程度まで離れても大丈夫なのか
- 周辺施設の条件
など、予め2人で話し合ってください。
また、大家さんや管理会社の意向で、同棲NGの部屋もあります。実際にお部屋探しを始めるときには、同棲するつもりであることを最初に伝えておきましょう。
2.2人の生活リズムを考慮する
家の条件を決めた後は、間取りを決めましょう。間取りを決める際に重要なポイントは「2人の生活リズム」です。
夜勤や早朝の仕事がある場合、寝室を同じにしているとその度に起こされてしまい、寝不足になってしまう可能性もあります。
また、在宅での仕事をしている場合、個室がないとストレスを感じてしまうことも。
2人の生活リズムや、部屋で過ごす時間、理想の過ごし方を考えて間取りを決めることがおすすめです。
3.間取りだけでなく、部屋の面積も確認する
これまで間取りについて確認してきましたが、部屋数があってもそれぞれの部屋が狭い場合使いにくくなってしまいます。
2LDKにしても、リビングダイニングが狭い場合だと、2DKと変わらなくなってしまうことも……。
間取りだけにこだわらず、部屋の面積も確認することで、実際に住み始めてから「こんなはずじゃなかった……」と後悔することを防げます。
内覧をする際には、家具が一切置かれていないので広く見えますが、実際に家具や物を収納すると生活に使えるスペースはグッと少なくなってしまいます。家具を置いたところをイメージしながら、生活に必要な面積を考えましょう。
同棲するときには、収納スペースがあるのか要チェック
同棲する部屋を決める際には、「収納スペース」の確認は要注意項目です。2人で住むということは、2人分の荷物を収納しなければいけないということ。収納スペースが足りない場合、部屋の外にも物が溢れてしまい、煩雑とした部屋になってしまいます。
とはいえ、2人分の物を満足に収納できる部屋は少ないもの。そこでおすすめなのは、宅配方収納サービスです。
宅配型収納サービスとは、預けたいものをボックスに詰めて自宅から送り、倉庫で預かってもらえるサービス。
宅配型収納スペース「CARAETO」なら、160サイズの段ボール1箱月額500円から預け入れ可能です。預けたアイテムは、1つひとつ写真撮影され、アプリ上で確認できます。
取り出したいときにはアプリでアイテムを選択するだけで、自宅まで送ってもらえます。
温度・湿度・セキュリティも完備されているので、大切なものでも安心して預けられるでしょう。
また、預けていて必要なくなったものは、CARAETOマーケットから販売することも可能です。
「同棲する部屋に収納スペースがない」という方は、ぜひ宅配型収納サービスを活用してみてはいかがでしょうか。