更新日: 収納術

クローゼットは収納ケースで変わる!選び方と収納術

クローゼットは収納ケースで変わる!選び方と収納術

収納ケースは、クローゼット収納の空きスペースを有効活用するための必須アイテムです。でも、買い足していくうちに収納ケースの種類がバラバラになり、クローゼットが隙間だらけなんてことはありませんか?

狭いクローゼットなのに無駄なスペースがあるのは本当にもったいないですよね。

そこで今回は、クローゼットになくてはならない収納ケースの正しい選び方と収納方法を考えてみました。

収納ケースを選ぶ前にやるべきこと

収納の基本は、まずモノを整理することからです。

クローゼットの整理が終わっていないうちに見切り発車で収納ケースを購入するのだけはやめましょう。ムダに買いすぎてしまう可能性があります。

収納ケースを選ぶ前に「収納ケースをどこに置いて何を収納するのか」を明確にしておくのも大事です。それにより、選ぶ収納ケースが変わります。

収納ケースは、クローゼットの中身を見直してから購入しても遅くはありません。

モノが少なくなれば、既存の収納ケースのみで済ませられるケースもあります。とにかく先に整理を終わらせてくださいね。

参考記事:クローゼット収納をスッキリさせれば、もう洋服選びに迷わない

収納ケースの選び方

収納ケースは、種類が豊富でどんなものを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。

選ぶときは、デザイン性よりも機能性やサイズ感が大切です。

正しい収納ケースの選び方を順を追って説明します。

1.クローゼットのサイズを測る

自宅のクローゼットに合った収納ケースを見つけるためもっとも重要なのは採寸です。置き場所だけをサッとサイズを測るだけでは失敗してしまう可能性があります。

サイズを測る箇所

  • クローゼットの内寸
  • 壁から蝶番までの距離
  • 棚上からビスまでの高さ

クローゼットのドアの開閉に支障がないか、蝶番にぶつからないか、引き出しが蝶番やビスに当たらずに開けられるかどうかなど細かい点を考慮しながら採寸します。

2. 少しだけ余裕を持たせたサイズの収納ケースを探す

あまりにもピッタリすぎる収納だと、ドアや蝶番に引き出しが引っかかって使えない可能性があります。もちろん開閉に問題がなければジャストサイズに越したことはありません。

ですが、少しだけ余裕を持たせたほうが安心です。

3. 収納場所によってタイプを変える

持ち手があるかどうか、引き出し式、フタ付きなど、収納ケースの種類はさまざま。その中から自宅のクローゼットにピッタリの収納ケースを見つけなければなりません。

たとえばクローゼットの上段に引き出し式収納ケースを置いたとしましょう。上段にあるので、一度下ろしてから引き出しを開けなければなりません。これでは二度手間になってしまいます。

また、下段にフタ付きの収納ケースを置いても、フタを取り外すためにケースごと出す必要があります。

どちらも余計な動きが増えてしまうので、収納ケースを置く位置が合っていないのです。

収納場所によって適した収納ケースは違います。それぞれの位置に合った収納ケースのタイプを選びましょう。

4. 収納ケースは必要な数だけ購入する

クローゼットのスペースに入るからといって、ギリギリ置ける数まで収納ケースを買う必要はありません。

自分が何を入れて、どれだけの数が必要なのかを決めてから購入します。収納ケースがクローゼットにたくさん置かれていると圧迫感が出てしまいます。少しスペースに余裕があるくらいが理想。

「買っておけば何か入れられるかも…」といった考え方は危険です。ケースの買いすぎにはくれぐれも注意してくださいね。

また、流行りの収納ケースではなく、シンプルな定番品を選んだほうが買い足しやすいのでおすすめです。

【タイプ別】クローゼットにおすすめの収納ケース

クローゼットの形状や大きさによって、収納ケースは変わります。また、どのような用途で使うのかによっても収納ケースの種類を変えなければなりません。

ここでは、タイプ別にクローゼット向けのおすすめ収納ケースを紹介します。どんな収納ケースをどこに置けばいいのか迷ったときの参考にしてください。

1. 引き出し式収納ケース

シンプル収納をめざす人におすすめなのが引き出し式収納ケースです。一段タイプとチェスト型があります。種類が豊富なので、クローゼットに合った形と色を選べるでしょう。

奥行きのあるクローゼット向きで、収納位置としてはクローゼットの下段が最適。積み重ねて高さを調整できます。

無印良品の「ポリプロピレンクローゼットケース引出式」は、クローゼットを有効活用できるサイズ感で3種類ある高さを組み合わせて使えます。シンプルなデザインで、クローゼット内に置いても悪目立ちしません。

2.キャスター付き収納ケース

フロアとの段差がないクローゼットの場合は、チェスト型のキャスター付き収納ケースが便利です。収納を見直すときに移動が簡単で、クローゼットの中だけでなく「見せる収納」として部屋に置いても違和感がありません

すぐに移動できるので、掃除がしやすいのもメリットです。

無印良品のポリプロピレン収納ケースならば、別売の「収納ケース用キャスター」を取り付ければチェスト型のキャスター付き収納ケースに早変わり。臨機応変に使えて便利です。

3.フタ付き収納ボックス

クローゼットの上段に置くならばフタ付き収納ボックスがおすすめです。フタが外れないようにロック機能が付いたタイプのほうが安心です。

シーズンオフの洋服や冠婚葬祭用グッズなどあまり使わないモノをクローゼットの上段にまとめておけます。

参考記事:【季節もの】行事グッズやレジャー用品、冠婚葬祭グッズの収納のコツ

収納ボックスにはラベリングをして、何が入っているか分かるようにしておきましょう。

おすすめは無印良品の「ポリプロピレンキャリーボックス・ロック付」です。フタ付き収納ボックスを上段に置く場合、取り出すときにフタが落ちてくる危険があります。その点、ロック付きならばしっかりとフタが固定されているので安心です。

4.フラップボックス

引き出し式収納ケースの場合、引き出した分のスペースが必要です。いくらクローゼットに置けても、クローゼットの前にスペースがなかったら引き出し式収納ケースは使えません。そんな場合におすすめなのが、フタを収納して使えるフラップボックスです。

フラップボックスは、あまり奥行きのないクローゼットに向いています。頻繁に出し入れするならばフタを開けっぱなし、シーズンオフの洋服を収納しているならばフタを閉めたままでOK!

積み重ねてもフタの開閉ができるのでとても便利。

カインズホームの「キャリコ」や天馬の「カバコ」が人気です。ニトリにも「フラップ式扉収納カバコ」という商品があります。

ケース内の収納方法

収納ケースは奥行きのあるものが多いため、ケース内の収納方法は奥の洋服を出し入れしやすくするのがポイント。

ケース内の洋服は「立てる収納」にすると、洋服を見渡せて選びやすくなります。立てる収納は、洋服を出し入れするうちに崩れてしまうのがデメリット。

洋服が崩れないようにするために、ブックスタンドや仕切り・カゴなどをうまく使いましょう。

たたみ方は通常のたたみ方をして立てる方法と、くるっと巻いて立てる方法があります。

Tシャツやセーターは普通にたたんで立てて収納し、ブックスタンドなどで固定します。

靴下や下着などは巻いて立て、仕切り付きケースに入れるのがおすすめです。

参考記事:洋服の正しいたたみ方を知って、収納達人になろう

収納ケース選びは洋服整理のあと!快適なクローゼットをめざそう

自分のクローゼットに適した収納ケースを選ぶと、洋服の管理と出し入れがとても簡単になります。持っている洋服を把握しやすく、コーディネートも楽。時間のない朝に、慌てて手前の洋服を着て通勤し、よく見たら洋服がイマイチで気分が上がらない…なんてことも防げます。

快適なクローゼットめざして、満足のいく収納ケースを選んでくださいね。

とはいえ、クローゼットそのものが狭いと収納ケースを置くのさえ難しい場合もあります。そんなときは宅配型収納サービスCARAETO(カラエト)を利用してみませんか?収納ケース1個分の量でも預かってもらえるので便利ですよ。

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