引っ越しは洋服を処分するチャンス!クローゼットを見直しておくと開梱がラク

引っ越しは、自分の持ち物を整理するチャンス。特に洋服は、衣替えと同じくらい見直ししやすいタイミングです。
せっかくのチャンスなのに、忙しくて時間がなかったり、そもそも面倒だったりして、見直しをせずにそのまま引っ越しの段ボールに洋服を詰め込んでいませんか?
引っ越し先でスッキリ暮らせるようにするためにも、事前に整理しておくことはとても大切です。
そこで今回は、引っ越しする前にできる洋服整理と梱包、引っ越し後の開梱のコツを解説します。
引っ越しで大切なのは事前準備
引っ越しが決まったら、すぐに荷造りしたくなるかもしれませんが、ちょっと待ってください。何も考えずに段ボールに詰め込むのはNGです!まずはモノの仕分けをしましょう。
そのためにも時間的に余裕を持ったスケジューリングが大切です。
粗大ゴミ回収日やゴミの日を把握し、引っ越し先にいらないモノを持ち込まないようにします。
また、引っ越し先のクローゼットの広さをしっかりと把握し、持っていける洋服の量を決めることを忘れないでくださいね。今の手持ちの洋服のままでも収納できるかどうか、できないのであれば、どれくらい洋服を減らしたらいいのかをきちんと考えましょう。
参考記事:クローゼット収納をスッキリさせれば、もう洋服選びに悩まない
引っ越し前のクローゼット整理のコツ
洋服は「着る洋服」「着ない(1年以上着ていない)洋服」に分けます。このとき時間に余裕があれば、実際に洋服を着てみることをおすすめします。洋服を着た自分を鏡で見てみると、「何か違う」と違和感を覚えるかもしれません。見ただけではわからないことも、着てみることで「着ない」と判断できることもあります。
着ないと判断した洋服は、引っ越しを機に潔く処分してしまいましょう。
もし「捨てる」ことに抵抗があるなら自分に合った「手放す」方法を見つければ大丈夫です。ただし引っ越し前なので、迷っている時間はそんなにありません。早めの判断が必要になります。
参考記事:洋服の処分方法は捨てるだけじゃない!手放し方のコツを紹介
着る洋服だけを残したら、次は「しばらく着ない服(シーズンオフなど)」「ときどき着る服(引っ越し後1週間は着ないであろう服)」「すぐに着る服」の3つにさらに分けます。なぜなら、引っ越し先でどの段ボールから開梱していけばいいのかわかりやすくなるからです。梱包する時点で、優先順位をつけておくと開梱時にラクになります。
洋服を梱包するコツ
上述したように洋服を3つに仕分けたら梱包を始めましょう。
梱包の順番は、着る頻度の低いものからやっていくのが基本です。
引っ越す前にまだ着る可能性がある洋服を段ボールに入れてしまうと、取り出せなくて困ってしまいます。ですから、梱包の順番は必ず守ってくださいね。
また、本や雑誌のような重いモノは小さめの段ボールに入れますが、洋服は軽いので梱包には大きめの段ボールを選びましょう。
トップスはトップス、ボトムスはボトムスといったように、なるべく洋服の種類ごとにまとめて段ボールに入れておくと、引っ越し先のクローゼットにしまうのが簡単です。
梱包したときに、どの部屋にしまう洋服なのかを段ボールに明記しておきましょう。引っ越し先の間取り図があれば、部屋数だけ番号を振っておくのがおすすめです。その番号にしたがって段ボールに番号を書いていけば、引っ越し業者さんにスムーズに段ボールを運んでもらえます。部屋間で段ボールを移動させずに済むので、時間のムダもありません。
実は梱包が必要ない洋服もある!
洋服は、引っ越し荷物のなかでは比較的軽いほうなので、衣装ケースに入ったものは段ボールに詰め直さなくてもOKです。ただし、OKだからといって、そのままにしてしまうと着ない洋服まで持っていくことになってしまいます。たとえ衣装ケースごと運んでもらうにしても洋服の整理をして、収納に余裕を持たせましょう。
もし引っ越し先のクローゼットに衣装ケースのサイズが合わない場合は、段ボールに詰めて運んでもらってもいいですし、衣装ケースに入れたまま運んでもらい、引っ越し先で衣装ケースを処分してもいいと思います。引っ越し前と後、どちらが時間に余裕があるかで決めてくださいね。
また、ハンガーに掛けてある洋服は、引っ越し業者さんがハンガーボックスに入れて運搬してくれます。引っ越し業者さんに衣類を見られることに抵抗がなければ、ハンガーボックスを頼むとラク。ただし、梱包料金をとられる可能性もあるので事前に確認が必要です。
ハンガーボックスの許容量を超えて洋服を梱包してしまうと、シワになったり洋服が傷んだりする原因に……
ですからハンガーに掛けてある洋服もきちんと整理してくださいね。
新居に洋服を収納するときのコツ
引っ越し先に荷物が運び込まれたら、段ボールを開梱して、クローゼットに洋服を収納していきます。このとき大切なのは、梱包時に優先順位をつけたとおり、すぐに着る洋服から出していくこと。手当たり次第に荷ほどきをしても、混乱するだけです。必要なモノが入った段ボールから順番に開けていきましょう。
頻度の低い洋服は、引っ越し前に整理しておいたとしても、もう一度だけ洋服を見直してみてください。処分するか迷って、段ボールに入れてしまった洋服もあるのではないでしょうか?そういった洋服は、あらためて見てみると「やっぱりいらない」となる可能性があります。
洋服を収納していくとき、頻度別に段ボールに入っている場合は開梱した順番にしまっていけばOKです。ただし、出し入れしやすくなるような仕組みを考えながらクローゼットに収納していきましょう。事前にどこに何を収納するのかをしっかりと決めておくことが大切です。より具体的な収納プランを立ててくださいね。
引っ越し前に洋服整理すれば新生活もスッキリ
引っ越し前に洋服を整理しておけば、引っ越し先での収納がスムーズになります。そのためには、引っ越しまでのスケジュールを確認して、余裕を持って梱包していくことが大切です。焦らずに一つずつ作業を進めていきましょう。
ご紹介した梱包と開梱のコツを覚えて、効率よく引っ越しできるようにしたいですね。引っ越し前に不要なモノは処分してしまえば、快適な新生活が待っていますよ。
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シーズンオフの洋服やファッション小物、本などスペースが必要だけれども「今」使っていないモノを狭い部屋に置いておくのはもったいないですよね。預けてしまったほうが部屋がスッキリして快適な生活を送れるので、ぜひ利用してみてくださいね。