更新日: 家具・インテリア

【一人暮らしの収納術】家具のレイアウトしだいでスッキリした部屋になる

【一人暮らしの収納術】家具のレイアウトしだいでスッキリした部屋になる

一人暮らしの部屋は、ワンルームや1Kの間取りが多いので、置ける家具が限られています。そのため収納も少なく、ごちゃごちゃになってしまいがち。だからといって、家具を増やしてしまうと、圧迫感があって落ち着かない部屋に……

ですが、家具の選び方とレイアウトしだいで狭い部屋もスッキリ見えます。

そこで今回は、一人暮らしのワンルームでも快適に過ごせる収納術とレイアウトを住宅収納スペシャリストが解説します。

部屋のどこに何を置くのかを決める

一人暮らしは、部屋が狭い場合がほとんどのため家具を厳選しなければなりません。一般的に考えて、ワンルームで必要な家具・家電は、ベッド、テーブル、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器の7つです。洗濯機と冷蔵庫は設置場所がほぼ決まっていますから、レイアウトを考えなければならないのは、それ以外の家具や家電になります。

部屋の広さや形を考慮せずに家具を並べてしまうと、動線が悪く、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。

大切なのは生活動線に合った場所に家具・家電を設置すること。また、デッドスペースを活かして収納スペースを確保することも重要です。

参考記事:一人暮らしに必要な家具はどれ?いる家具・いらない家具を考える

ワンルームに適した家具・家電のレイアウト

ワンルームのレイアウトで重要なのがベッドの配置です。ベッドをどこに置くかによって、ほかの家具の配置が決まってきます。ベッドを置いたら身動きがとれないようであれば、ベッドを置かずに布団で生活するのもいいかもしれません。その場合は、たたんだ布団を収納するスペースの確保が必要です。布団の敷きっぱなしは避けるようにしてくださいね。

では、具体的なレイアウトを考えてみましょう。おおよそ6〜8畳の広さを想定しています。

1.ベッドを壁に付ける

生活動線を広めるには、ベッドの側面を壁につけ、片側のスペースをあけるレイアウトがオーソドックスな方法です。片側のスペースにテレビやリビングテーブルを配置します。

リモートワークも増えていますから、片側を書斎のように使ってもいいですね。小さな収納ラックとデスクを置けばミニ書斎ができます。その場合は、ベッドの足元にミニテーブルと椅子を置き、食事したりくつろいだりするスペースをつくるのがおすすめ。その反対側(つまりデスク横)にテレビを設置します。

2.ベッドを窓際に置く

ベッドを窓と平行に並べると、リビング空間に余裕ができ、ソファ(またはワークスペース)・テーブル・テレビの配置が可能になります。

ただし、一人暮らしなので、どの家具もコンパクトなものを選ぶことが大切です。

どうしてもソファがほしい場合を除いては、一人暮らしにソファは必要ないかもしれません。ソファなしで、ローテーブルとテレビだけの配置にすると、部屋がスッキリします。ソファを取り入れるなら、ソファベッドにしたり、コンパクトなビーズソファを選んだりするのがいいでしょう。

ビーズソファは、無印良品の「体にフィットするソファ」やYogibo(ヨギボー)の「Yogibo Mini(ヨギボーミニ)」がおすすめです。

3.キッチンスペースはラックを置いて仕切りを

ワンルームだと狭くて生活動線がごちゃごちゃになりがち。しっかりと生活スペースを区別できるように、キッチンとリビング(寝室)の間に収納ラックを置いて仕切るのがおすすめ。

ラックには、電子レンジや炊飯器などのキッチン家電を置き、食器や食料品を収納しましょう。

おすすめは、無印良品の「スチールユニットシェルフ・ワイド」や「パイン材ユニットシェルフ」です。

狭い部屋のレイアウトを考えるときのポイント

部屋のレイアウトを考えるときは、大きなサイズの家具から決めるのが基本だとお話ししました。ですから、まずはベッドの配置を考えます。

ベッドの位置が決まったら、テレビやローテーブルなどの配置を決めます。

テレビをどこから見るかをシミュレーションしてみましょう。一人暮らしならベッドに寝転がって見るのか、ローテーブルに座って見るのかなど、自分の行動パターンを考慮して、テレビが見やすい場所を決めてください。

テレビの位置が決まると、ローテーブルの配置もしやすくなります。

次に、小さな収納ラックやカラーボックスなどがあれば配置を考えます。小さな家具は生活動線を考慮に入れてくださいね。家具に収納するモノを使う場所にもっとも近い場所に家具を配置することが大切です。どんなに狭い部屋でも、動線が短く、出し入れが簡単なほうが日々のストレスが溜まりません。

モノが増えても家具は増やさない

狭い部屋にたくさんの家具は必要ありません。できるだけ備え付けのクローゼットや収納棚に収まるようにモノを収納します。それが、部屋に収納できるモノの適正量です。

一人暮らしで最低限必要な家具はベッドとテーブルです。ベッドも布団があればなくても構いません。

それ以外の家具を増やすと、レイアウトが難しくなるうえ、家具に囲まれる圧迫感で居心地の悪い部屋になってしまいます。収納家具が増えるとモノも増えます。ですから、過ごしやすい部屋を目指すなら、家具は増やさないようにしましょう。家具が少なければ引っ越しもラク。

初めての一人暮らしの場合、最初から家具をすべて用意するよりも、最低限の家具で引っ越し、どうしても必要だと感じたときに購入していく形にしたほうが部屋のレイアウトや家具をイメージしやすいでしょう。一人暮らしは、とにかく家具が少ないに越したことはありません。

モノが増えてきても家具は増やさない。家具を増やさないなら、モノも増やさない。

モノを1つ増やすときはモノを1つ減らすようにして、常に部屋にあるモノの量を一定にキープしておくことが大切です。

参考記事:一人暮らしで収納が足りない!どんな工夫や収納アイデアがあるの?

部屋の家具は少なめにしてスッキリ暮らそう

一人暮らしで狭い部屋のレイアウトは限られてしまいます。家具が少ないほうがレイアウトの自由度が高くなり、自分の「砦」を築けるので落ち着いた空間をつくれます。

自分の生活動線に合った家具のレイアウトにして、快適な一人暮らしライフを送ってくださいね。

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