狭いクローゼットに布団を収納したい!整理収納のプロがコツを解説
布団は、クローゼットに収納しようと思っても大きくてかさばるので、なかなかうまく収納できなくて悩みますよね。
わが家の場合、クローゼットを圧迫するので来客用の布団はすべて処分してしまいました。おかげでかなりスッキリしたものの、オフシーズンの布団は収納しておかなければなりません。
では、狭いクローゼットにどのように布団を収納したらいいのでしょうか?
そこで今回は、悩ましい布団収納のコツを整理収納アドバイザーが解説します。
どうして布団はクローゼットに収納しにくいの?
布団は、そのままたたむとクローゼットにうまく収まらないことが多いですよね。押入れと違い、クローゼットは奥行きが浅く、幅が狭いので、そもそも布団収納には向いていません。
布団を収納できたとしても、かなりのスペースが必要なので、洋服やバッグ類がうまく収納できなくなってしまう可能性もあります。押入れと同じような収納を考えていると、うまく収納できません。
参考記事:クローゼット収納をスッキリさせれば、もう洋服選びに悩まない
どうしてもクローゼットに布団を収納したいのであれば、布団のたたみ方や収納方法を工夫し、収納グッズを駆使しましょう。
クローゼットに布団を収納する方法
クローゼットにそのまま布団を収納するのは難しいので、何かしらの工夫をしなければなりません。布団をクローゼットに収納する場合、上部の棚か下部の空きスペースに置くのが一般的です。
では、どのような方法で収納すればいいのでしょうか?
1.布団圧縮袋に入れる
布団圧縮袋を使えば、布団がコンパクトに収納できるようになります。
布団を薄くして収納スペースを少なくするというメリットはあるものの、安定感がなく立てて収納しにくい、布団のフワフワ感がなくなってしまうなどのデメリットもあります。
特に羽毛布団はぺしゃんこになってしまうので、圧縮する布団は選ばなければなりません。
2.布団収納袋に入れる
もっとも一般的なのが布団収納袋に入れて、クローゼットの上段に置く方法です。
IKEAのSKUBB(スクッブ)やSTUK(ストゥーク)無印良品のソフトボックス・衣装ケースなどシンプルなデザインの収納用品に入れるとスッキリとして見えます。ニトリの布団収納袋もおすすめです。
素材がしっかりしているので、立てて収納することもできます。また、持ち手がついているので出し入れがスムーズです。
布団を収納するときの注意点
布団はずっと同じ場所に収納しておくと、湿気によるカビやダニが発生しやすくなります。ですから、ずっと収納したまま放置するのはNG!
1年に1〜2回は布団を干したり、布団乾燥機にかけたりしてお手入れをしましょう。ダニを防ぐために、布団クリーナーや掃除機で布団を吸い取ることも大切です。
また、布団を収納しているアイテムの中には防虫剤を入れておくのも忘れないでくださいね。
どうしてもクローゼットに布団を収納できない場合は?
クローゼットが狭いと、洋服やバッグ類を収納するだけで精一杯で、布団まで収納できないという方もいると思います。
そんな場合は、クローゼット以外の収納方法はないのでしょうか?
解決策は3つあります。
1. ベッド下に収納する
ベッドの下にスペースがあるならば、収納ケースを利用して布団を収納してみましょう。
床の上はホコリの溜まりやすい場所なので、必ず収納ケースを利用します。ベッド下に入るようなら、キャスター付きの収納ケースをおすすめします。出し入れがしやすくなり、ベッド下の掃除も簡単です。
DIYで、すのこにキャスターを取り付け、布団を入れた収納ケースを乗せておく方法もあります。
購入時に引き出し付きのベッドを選ぶのがもっとも簡単な解決策です。
2.ソファとして使う
ソファとして使える布団収納袋がネットで販売されています。オフシーズンの布団や来客用布団の収納に困っている場合におすすめです。
また、布団収納できるソファもネットで販売されています。そのままソファベッドになるタイプは、クローゼットが狭い一人暮らしの方にとっては、かなり収納スペースの節約になるでしょう。
3.トランクルームに預ける
オフシーズンの布団を収納できない場合は、トランクルームに預けるのもおすすめです。
たとえば、宅配型収納サービス「カラエト」では、月額数百円から収納スペースを確保できます。狭い収納に無理やり布団を詰め込んでおくよりも、しっかり管理してもらえて清潔をキープできるでしょう。
自分の部屋に適した布団の収納方法を見つけよう
布団は、シーズンオフや来客用など、あまり使わないのにスペースばかりとって収納が難しいですよね。ですが、自分の部屋に合った収納方法を見つければ、スッキリとまとめることができます。
長期的に保管することになるので、お手入れをしっかりしてダニやカビの発生を防ぎましょう。
参考記事:布団の保管ってどうしたらいいの?上手なしまい方や保管方法とは
クローゼットが洋服やファッションアイテムでいっぱいで、布団まで収納できない場合もありますよね。布団収納の優先度が低くなってしまうのは仕方がありません。
そんな場合は、宅配型収納サービス「カラエト」に布団を預けてみませんか?
使う時期になれば、いつでも届けてもらえるので便利です。