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ワイドパンツやセンタープレスパンツのたたみ方!シワなし保管方法

ワイドパンツやセンタープレスパンツのたたみ方!シワなし保管方法

パンツはボトムスの中でも老若男女多くの人が着用するもの。それだけに種類も形もさまざまなため一人が持つ本数も増えがちなアイテムです。

そんなパンツを収納する時に「どうたためばいいの?」と疑問に思うことはありませんか?形も素材もさまざまなため、どうたたんでもスッキリ収納できないことも。また、きれいにたたんでもシワができてしまったなんてこともよくあります。

そこで、本記事は、整理収納アドバイザーの藤野ことさんに監修していただき、難しいパンツのたたみ方や保管方法、シワにならない収納方法などをまとめました。

参考記事:かさばる冬物の収納術5選!毛布やコート・ニットをどう収納する?

素材・デザイン別パンツのたたみ方

パンツ収納の難しさの一つに、たたんだ時に大きさや形にばらつきが出てスッキリ収まらないことがあります。ここでは、素材や種類別に、スッキリ収まるパンツのたたみ方を紹介します。

参考記事:洋服の正しいたたみ方を知って、収納達人になろう

ジーンズのたたみ方

ジーンズは厚みがありたたんでもかさばるため、引き出しに入れられる数が少ないと悩む人もいるでしょう。ジーンズの厚みはたたみ方の工夫で軽減できます。

  1. 前(ファスナ側)を内側にして縦半分にたたむ
  2. お尻の下側の出っ張った布を折込み長方形にする
  3. 裾から半分に織り上げる※この時にウエストにぴったり合わせず、ずらしてたたみ、縫い目が重ならないようにする
  4. もう一度折りたたみ4つ折りにして完成

ジーンズは縫い目が重なると厚みが出るため、縫い目部分を少しずらすのがコツ。浅い引き出しに立てて並べると取り出す際にもスムースです。

参考記事:大切にしたいデニムやジーンズの正しい保管方法を説明します!

ワイドパンツのたたみ方

ワイドパンツのたたみ方も基本はジーンズの場合と同じです。薄手のワイドパンツなら縫い目をずらす必要はありません。

コツは、縦半分に折った後、お尻の下部分のでっぱりを織り込む際に、きれいな長方形になることを意識することです。たたむときに収納する他のパンツと形を揃えることがきれいに効率用良く収納するコツとなります。

センタープレスパンツ(スラックス)のたたみ方

センタープレスのパンツは、ハンガーにかけて収納・保管するのが理想ですが、吊るすスペースがない人は次のような方法を試してみましょう。

  1. ボタンをかけずに逆さにして裾を持つ
  2. 折り線(センター)で折って重ね合わせ(4本の縫い目位置を中央に合わせる)床に置いてシワをのばす
  3. ボタンの部分を内側に折り込む
  4. 裾からウエスト部分に織り上げる時に折れ線にラップの芯を通し、二つ折りにして保管する

ラップの芯などを使って折りジワを作らないように引き出しに収納します。スペースは必要ですが、センタープレスパンツ専用の引き出しを作り、向きを交互に重ねて収納しましょう。

センタープレス・スラックスに最適な収納と保管方法

センタープレスパンツやスラックスなどかっちりした印象のパンツは、プレス部分の線を崩さず、シワを作らないように収納するのが重要です。

そのため、たたみ収納よりハンガー収納のほうが向いています。ここではハンガー収納の仕方と、シワなくパンツを収納できるおすすめの商品を紹介します。

センタープレスパンツ・スラックスのハンガー収納の仕方

ハンガー収納も間違った方法ではパンツにシワを作ってしまいます。正しい収納の仕方は以下の通りです。

  1. パンツの裾を持ち、4本の縫い目を中央で合わせるようにプレス部分で折りたたむ。
  2. そのままハンガーのクリップ部分にかけ、まっすぐに吊るしておく(ボタン部分は内側に織り込み、ボタンは留めない)

ピンチ付きハンガーはクリップ部分に厚みが出るため、通常のハンガーよりも収納スペースが必要であること、クリップ同士が干渉し合う可能性があるためハンガーの隙間に余裕を持たせることが大切です。

ピンチ付きハンガーでなく、普通のハンガーにかける場合は、パンツを裾からウエスト部分に折り上げ、輪になった部分をハンガーにかけますが、この時掛ける部分にラップの芯を通すと折れジワがつかずきれいに収納できます。

整理収納アドバイザーから一言
シワが気にならない素材のパンツは、半分にたたんで掛けられるスラックスハンガー(ズボンハンガー)を使用するのがおすすめです。

センタープレスパンツ・スラックスに最適なハンガー

それではセンタープレスのパンツを収納するのに最適なハンガーをいくつか紹介します。

発泡樹脂ボトムハンガー

裾をクリップで止められるタイプのハンガーで、パンツの収納には一番スタンダードな商品です。価格も安価のためこれからハンガーを買いそろえる人にもおすすめです。

ズボン吊りハンガー

ハンガー全体がクリップになっているタイプです。このタイプの利点はパンツの太さを選ばずどんなタイプでも掛けられること。セットでお求めやすく、ナチュラルな雰囲気も魅力的です。

ズボンハンガー2本セット

省スペースに複数のパンツが掛けられるハンガーです。ラップの芯を使わなくても、折りジワがつかない工夫がされています。4本掛けが2本セットになっているため、ほとんどの人のパンツ収納がまかなえるでしょう。

■ニトリ「すべりにくいスラックスハンガー

パンツを二つに折って収納できます。ハンガーを吊るしたままパンツを取り出せます。クローゼット下にスペースをつくり、収納ケースをいれたい人におすすめです。

パンツの収納には大きなスペースが必要

ジーンズやワイドパンツ、さらにセンタープレスやスラックス、他にもスウェットパンツやチノパンなど、パンツの収納にはスペースが必要です。

スラックスのたたみ収納では、ラップの芯を使うたたみ方を紹介しましたが、交互の向きで重ねる必要があり、シワ防止のために他のパンツと一緒に保管できないため、引き出し1つを占領することになります。

また、ハンガー収納の場合は、他の洋服がぎゅうぎゅうに詰まっているような状態だとハンガーに吊るしたとしてもシワが寄ってしまいます。

このことから、パンツを多く所持している人は、収納スペースにゆとりを持つことがパンツの保管に大切だといえます。

着ない洋服を処分し、収納スペースにゆとりを持たせて洋服の保管環境を良くすることは、全ての洋服の劣化を防ぐ意味でも大切なことです。もう一度クローゼットの中を確認し、整理できるものはないか点検してみましょう。

参考記事:クローゼット収納をスッキリさせれば、もう洋服選びに悩まない

季節外の衣類を「カラエト」に預ける

クローゼットの中に処分するものがないという人は、季節外の衣類を宅配型トランクルーム「カラエト」に保管してみてはいかがでしょうか。

パンツ 保管方法

「カラエト」は月額500円で段ボールに詰めた衣類などさまざまな物が保管できるサービスです。季節外の衣類を詰めて「カラエト」に保管すれば、クローゼットに大きなスペースができるはず。

しかも、24時間温度・湿度が管理された快適な室内で荷物を保管するため、衣類のカビや虫食いのリスクを最小限に抑えられます。

日本の夏は高温多湿。こまめな換気と掃除をしないと保管場所にカビや虫害が発生しますが、なかなかその手間も掛けられないのが現実。そんな人の救世主となるのが、保管環境の良い「カラエト」のサービスです。

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収納スペースを確保してパンツを正しく保管しよう

センタープレスパンツ たたみ方

パンツの収納はかさばります。できるだけコンパクトにたたんだり、ハンガーにかけて収納したりしても、シワにならないように保管するにはゆとりあるスペースを確保することが大切になります。

パンツに最適な保管方法を模索すると同時に、収納スペースの整理をし、全ての洋服にとって快適なスペースを作りましょう。

また、快適なスペースの実現には「カラエト」のサービスを上手に使うことも有効です。季節外の衣類やすぐには使わないものを保管する第2のクローゼットとして上手に利用していきましょう。

監修後記
基本的にパンツはたたんで収納するよりもハンガーで吊るしたほうがかさばりにくく出し入れがラク。洋服を整理する際に、どれくらいの枚数がクローゼットに掛けられるかを考えましょう。宅配型収納サービスに預けるとしても、持てる数を把握しておくことが大切です。
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