狭い玄関をスッキリさせよう!賢い靴の処分方法
玄関がスッキリしていると、出かけるときも帰宅したときも気分がいいものです。
ところが、現実は狭くて靴や傘などモノであふれてウンザリ…なんてことはありませんか?
洋服と同様、靴もなかなか捨てられないかもしれませんが、玄関がスッキリすると気持ちもスッキリします。
そこで今回は、玄関収納の見直しでもっとも大切な靴の処分方法と収納術をまとめました。「家の顔」と呼ばれる玄関を使いやすくして、気持ちのいい1日を過ごせるようにしたいですね。
参考記事:靴収納を見直せば狭い玄関スペースもスッキリ見える!
手持ちの靴の見直し方
かわいい靴を見つけると、ついつい欲しくなってしまいますよね。靴は増えてしまいがちなファッションアイテムの1つです。
玄関収納には限りがあるにもかかわらず、使い古しの靴が捨てられず、新しい靴が増える一方だと、たちまち玄関はモノであふれてしまいます。
実は、玄関収納は限りがあるからこそ、見直しやすい場所の1つ。
なのに、どうやって見直したらいいのか分からなくて放置してしまう場所なのです。
では、靴の見直し方を解説しますので、コツを覚えてくださいね。
1.靴を全部出す
まず手持ちの靴を全部出します。床にレジャーシートや新聞紙を敷き、出した靴をすべて並べていきます。
全部出す理由は、自分がどんな靴を何足持っているのかを把握するためです。
靴を全部出したあと、下駄箱を掃除してくださいね。掃除しにくい場所をキレイにするいい機会です。
2.「履く」「履かない」に仕分ける
次に、出した靴を「履く」「履かない」に分けます。
判断には時間をかけないのがポイント。「履く」か「履かない」かだけを判断してください。
履かない靴の基準は以下のとおりです。
- サイズが合わない
- デザインが奇抜で合う洋服がないため、あまり履いていない
- かかと部分がすり減っている、傷みが目立つ
- 気に入っているけれども靴ずれする
- 1年以上履いていない
「履かない」靴は基本的に処分します。ですが、もし履かないけれども処分できない靴があった場合は、さらに「保留」として分けておいても構いません。ただし数はせいぜい1〜2足にとどめておきましょう。
3.用途別に分ける
「履く」と判断した靴は、用途別に分けます。
靴の仕分け方は以下の3つ。
- 1年を通して履く靴(冠婚葬祭用の靴やレインシューズ、下駄も含む)
- 春夏もの:サンダルやミュール、ビーチサンダル、など
- 秋冬もの:ショートブーツやロングブーツ、スノーブーツなど
上記のように分けておくと、定位置を決めやすくなります。
4.使用頻度別に靴を収納していく
仕分けが済んだら、使用頻度別に下駄箱に収納していきます。
1番よく履く靴はゴールデンゾーン(目線から腰の高さ)に収納すると出し入れしやすいです。
ブーツ類は最下段、あまり履かない靴は最上段に。
最上段に収納した靴は、1年経っても履かなかったら処分するつもりで入れておきます。
冠婚葬祭用やスノーブーツなど使用頻度の低い靴は、ゴールデンゾーン以外の位置に収納すればOKです。
洋服の衣替えと同じように、春夏ものと秋冬ものを季節に応じて出し入れしやすい場所に入れ替えると、さらに使い勝手が良くなります。
靴の出し入れがしやすいように、靴は棚に直置きがベスト。
ヒールの高さが同じものを同じ棚にそろえるとスッキリと収まります。
スペースが足りなければ棚板を増やすのがおすすめです。棚板を増やせない場合は、靴ホルダーを使ってスペースを有効活用する方法もありますが、出し入れにひと手間かかるので向いていない人もいます。
靴を処分するメリット
靴は、洋服よりは捨てる基準がハッキリとしています。それでも処分をためらってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、玄関収納を見直して、靴を処分したらどんなメリットがあるのかを想像してみてください。
- 玄関に靴があふれていないので見た目がスッキリしている
- 履きたい靴がすぐに見つかるようになる
- 靴の出し入れが簡単になる
- スペースにゆとりができて、靴がカビたり汚れたりする心配がなくなる
- 靴を購入するときに、本当に欲しいかどうか考えてから購入するようになる
- 靴ずれすると分かっている靴を無理に履く必要がなくなる
このようなメリットがあると考えてみると、捨てられないと思っていた靴を手放そうという気持ちになってきませんか?
参考記事:玄関が狭くても大丈夫!一人暮らしの靴収納のポイント
「捨てる」以外に靴を処分する方法
靴を捨てる場合は「燃えるゴミ」に出します。ですが、「自分には合わないけどまだキレイなのに…」と考えてしまうと簡単には捨てられませんよね。靴は「捨てる」以外にも処分する方法があります。
まだ履ける靴を捨てるのに罪悪感があるならば、ほかの手放し方を見つけてみましょう。
1.フリマアプリで売る
メルカリやラクマなどのフリマアプリを利用すれば売れる可能性があります。
自分で値付けができるので、二束三文で買い取りされる心配がないのがメリットです。売れればちょっとしたお小遣い程度にはなるでしょう。
ただし、状態の良い靴でないとなかなか買い手が見つからないかもしれません。
2.買取業者に引き取ってもらう
まだ靴の状態が良好なブランド品であれば、宅配買取業者に引き取ってもらう方法があります。
業者から送られてきた段ボールに詰めて送り返すだけ。査定額に満足すればそのまま売り、納得いかなければ返品してもらえます。
洋服やバッグと合わせて送れるので、一度にたくさん処分できるので便利です。
3.下取りサービスを利用する
店舗やデパートで下取りしてくれるサービスがあります。
不要な靴を持っていき、お店で利用できるクーポン券がもらえます。新しい靴を購入したいと考えている人にはちょうどいいサービスです。
4.寄付する
靴の寄付を受け付けている団体に送るという方法もあります。
たとえばEco Traidingでは、寄付した靴や食器・おもちゃなどをタイやフィリピンのリサイクルショップに販売しています。
送料は自己負担になりますが、捨てるよりは誰かに履いてもらったほうが嬉しいと考えるならば、寄付してみるのもいいのではないでしょうか。
5.人に譲る
子ども靴や和服用の下駄などは人に譲っても喜ばれるかもしれません。
ただし、まだキレイな靴に限ります。相手に押し付けるようなことはせず、欲しいと言われたときだけ譲るつもりで声を掛けましょう。
靴の処分がスッキリした玄関への第一歩!
玄関に靴があふれていると、家全体が「片付いていない」という印象を与えてしまいます。スッキリした玄関にするためには、靴の処分は必須です。
なかなか靴を捨てられないと思っていた人でも、自分が納得できる「捨てる」以外の処分方法を見つければ手放す気持ちになれるでしょう。
毎日を気持ちよく過ごすために、玄関はとても大切な場所です。
この記事を参考に、靴を処分して玄関収納を見直してみてください。忙しい朝に迷わずサッと靴が選べるようになれば、楽しい1日が過ごせそうですね。
参考記事:靴の収納アイディアで玄関を一新!選りすぐりの実例10選をご紹介
それでも玄関の靴箱が小さくて、靴が収納しきれない場合もあると思います。
そんなときは、オフシーズンの靴だけでも宅配型収納サービス「カラエト」を利用してみるといいでしょう。月額数百円で狭い玄関に代わる収納スペースを確保できます。大切な靴を保管するのにおすすめのサービスです。