【注意!】ガスバーナーやトーチバーナーのガス管の保存方法
お湯を沸かしたり、ちょっとした軽食を用意したりとアウトドアシーンでなにかと役に立つバーナー。山登りやキャンプを趣味としている方にとっては必携のアイテムと言えるでしょう。そんなバーナーですが、自宅で保管する際は少々注意が必要です。特に、長期間保管する時には保管方法に気を配らなければなりません。
そこで今回は、バーナーの正しい保管方法について詳しく解説していきます。
参考記事:キャンプやフェスの必需品!アウトドアチェアを最適な環境で保管するコツ
ガスバーナーの保管に悩む理由
まずはバーナーを保管する時に困りがちなポイントをまとめていきたいと思います。これからアウトドアに挑戦しようとしている方も必見です。
ガスの取り扱いに注意が必要
アウトドア用のバーナーはガスを燃焼としているので、必ずガス缶がセットになります。ガス缶は何かと使い勝手も良く初心者でも扱いやすいのがメリットですが、保管環境には気を配らなければなりません。劣化やガス漏れなどもそうですが、1番怖いのは内部が高圧になり爆発してしまうこと。ガス缶が爆発する主な原因は、炎天下の車内やアスファルトの上に長時間置いておくことによって、缶に熱が加わってしまうというものです。真夏の車内などは想像以上に熱くなるもの。外に持ち運ぶ時はもちろん、保管している倉庫内の温度にも注意が必要です。
コゲつきやサビが気になる
バーナーを使って調理していると、どうしても汚れやコゲが付着してしまうことがあります。現地で綺麗にしてから持ち帰れればいいのですが、慌ただし片づけているとなかなかそうもいきませんよね。また、長期間保管する場合はサビも気になります。実際、バーナーを久しぶりに取り出してみたらサビだらけだったなんてことも少なくないようです。
オフシーズンにスペースを取ってしまう
多くの場合、アウトドアは春~秋などの暖かい季節に限られます。たとえば冬は山も登れないところが多いですし、キャンプ場も春まで利用禁止になるケースが少なくありません。そもそもアウトドアに行くのは夏の間に1、2回だけというご家庭も多いかと思います。そうなると必然的に、アウトドア用品は数カ月に渡り自宅で保管し続けなければなりません。特に収納の少ない家では、保管スペースが圧迫されているなと感じてしまうでしょう。
バーナーやガス缶の正しい保管方法とは
つづいてはバーナーの正しい保管方法をご紹介!これまでなんとなく保管していたという方も、この機会にぜひ保管方法を見直してみましょう。
しまう前に汚れや傷みをチェック
バーナーをしまう前に、汚れが残っていないか・傷んでいる場所がないかを入念にチェックしましょう。特に調理に使った後は汚れがこびりついていることが多いので、帰宅後再度拭き掃除をしてあげると良いですね。また、ガス管が傷んでいるとガス漏れの原因にもなります。保管しているガス缶も定期的にチェックし、傷みがある物は中のガスを抜いて捨ててしまうのがおすすめです。
ガス缶は40度以下の場所で保管する
上記の通り、ガス管を高温の場所に置いておくと爆発する可能性があります。真夏の車内に長時間放置しないのはもちろん、長期間保管する場合は高温になりやすい場所を避けなければなりません。だいたい40度以下であれば内部の圧力が高まる心配はないとされていますので、保管場所の温度には十分注意しましょう。秋から翌春にかけて問題がなくても、夏場高温になってしまっていないかどうか、一度チェックしてみると良いですね。
直射日光に要注意
保管庫全体は涼しくても、ガス缶のある場所にだけ直射日光が当たると内部が高温になってしまう可能性があります。箱にいれていても安全とは言い切れないので、直射日光の当たらない場所を選びます。湿度の低い場所を選ぶ
バーナーの燃焼部分は金属でできているため、湿度の高い場所に置いておくとサビてしまう可能性があります。保管する前に水分をしっかりふき取るのはもちろん、多湿な環境に置かないことも重要です。たとえば、気密性の高いダンボールなどはおすすめできません。また、できれば定期的に新鮮な空気に触れさせたいので、人の出入りがある場所を選ぶと良いでしょう。
使いかけのガス缶は使い切ってから捨てる
使いかけのガス缶は保管せず、捨ててしまうのが基本です。「帰る時にガス缶のガスが余ってしまった」なんて時には、できる限り残りのガスを使い切り、缶に穴を開けてから捨てるようにしましょう。バーナーの保管にトランクルームがおすすめな理由
「バーナーの保管ってなんだか面倒そうだな」「保管する場所がない」という方にはトランクルームもおすすめです。
トランクルームとは、自宅以外に第二の収納場所を設けられる便利なサービスのこと。実際、バーナーを含めたアウドトア用品をトランクルームで管理している方は非常に多いのです。
では、なぜトランクルームがバーナーの保管に適しているのでしょうか?
24時間空調が稼働している
バーナーの保管場所としては涼しく、乾燥した場所がベストです。となると保管庫に空調をきかせておきたいところですが、一般家庭でそれをすると電気代が大変なことになってしまいます。トランクルームなら温度・湿度調節機能が24時間働いてくれるので、いつでも最適な環境に保管しておけます。
必要な時だけ手元に置ける
やはり最大のメリットは、必要な時だけ手元に置いておけるという点。バーナーに限らず、オフシーズンのアウトドア用品は保管スペースを圧迫しがち。その点トランクルームなら、アウトドアに出かける時のみ手元に戻すことができるので、収納場所を気にする必要がありません。また、収納が少ない家でも思い切りアウトドアを楽しめるようになります。
清掃が行き届いている
ホコリや塵が原因でバーナーが傷んでしまうこともありますが、保管庫を頻繁に掃除するのはなかなか面倒ですよね。トランクルームならスタッフが代わりに清掃を行ってくれるので、庫内はいつも清潔に保たれます。バーナーにぴったりなトランクルームの選び方
最後に「トランクルームが気になってきた!」という方に向けて、バーナーの保管にぴったりなトランクルームの選び方をご紹介します。
数あるトランクルームの中から最適な業者を選ぶには、どのような点に注意すれば良いのでしょう?
屋内型トランクルームから探す
屋外型のトランクルームは一般家庭の倉庫と環境がそう変わらない場合も多く、直射日光や庫内の温度上昇のリスクを考えると、バーナーの保管に適しているとは言い切れません。そのため、まずは屋内倉庫で保管できるトランクルームから探していくのがベストです。空調設備の有無をチェック
バーナーを預けるトランクルームを選ぶ上で、最も大切なのが空調設備の有無。温度・湿度管理機能が24時間働いているところを探しましょう。手元に戻す時のことも考える
いざバーナーを使いたいと思った時に、引き出し手続きが煩雑だと面倒くささが勝ってしまいます。また、自宅から離れた場所にトランクがあると、取りに行く手間を考えた時になかなか大変です。自宅付近にトランクルームの店舗がないという方は、自宅まで預けたアイテムを届けてくれる宅配型トランクルームを検討してみましょう。宅配型トランクルームも、空調設備が整ったサービスが多いので安心です。まとめ
バーナーはガスを使う関係上、保管の際には注意すべき点が色々とあります。ガス漏れや爆発を未然に防ぐために、周囲の温度には特に気を配るようにしましょう。また、燃焼部分のサビつき防止のために、湿度の高い場所を避けるべきです。
自宅に適した場所がないという場合は、トランクルームを検討してみましょう。トランクルームなら使いたい時だけアイテムを手元に戻せるので、バーナーだけでなくアウトドア用品一式を預けておくのもおすすめです。ただし、バーナーは預けられてもガス缶の保管はできないトランクルームも多いため注意しましょう。