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寝袋やシェルフにカビが!? 正しい保管方法で長く使い続ける方法

寝袋やシェルフにカビが!? 正しい保管方法で長く使い続ける方法
宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!

キャンプや登山に欠かせないアイテムの1つに、寝袋(シュラフ)があります。シーズンによりキャンプを楽しむ頻度が異なる、マイブームが去り今は使用する機会がない、買い替えにより使用頻度が減ったなどの理由で、寝袋をそのまま保管している人は多いのではないでしょうか。

寝袋は、キャンプ用品だけに丈夫だと思われるかもしれませんが、保管方法を間違えると劣化が早まったり、使いにくくなってしまうことをご存じですか?

そこで今回は、寝袋の正しい保管方法やおすすめの保管場所についてご紹介します。

参考記事:使った後の登山靴はどうするのがベスト?メンテナンスと保管方法とは

寝袋(シュラフ)の保管に悩む理由

寝袋 保管方法

寝袋を、購入した時に付属していた袋に丸めて保管している方も多くいるようです。また、キャンプから帰ってきて、袋に入れたままの状態でそのまま次のキャンプに持っていっていませんか?

特に、シーズンによりキャンプの頻度が大きく異なる場合やしばらくキャンプの予定がないなど、半年以上もそのままの状態で保管している人は要注意です。

寝袋を久しぶりに開いたとき、なんだか嫌な臭いがする、カビが生えている、フワフワ感がなくなっている、温かさが違うなどの違和感は、間違った保管方法が原因かもしれません。正しい保管方法を知らずにいると、せっかくのキャンプが台無しになってしまうおそれもあります。

また、家族揃ってキャンプを行う場合、寝袋だけでもかなりの収納スペースが必要です。自宅の収納スペースに限りがある場合、寝袋の保管場所が悩みのタネになるケースもあるようです。

寝袋(シュラフ)のお手入れ・保管方法とは

シュラフ 保管

寝袋は、きちんとお手入れすることで長期間良い状態を保つことができます。ここでは、寝袋のお手入れ方法や保管方法について説明していきます。

寝袋のお手入れについて

普段からキャンプによく行き、寝袋の使用頻度が高い場合は、その都度お手入れを行うのは面倒ですよね。しかし、寝袋の質を保つためには、定期的に洗濯して皮脂や汗、汚れを落とすことが大切です。

また、長期的に保管する際は特に、皮脂や汗などの汚れを落とすことが重要になってきます。皮脂や汗が残った状態のまま保管すると、悪臭やカビの原因につながり、いざ使おうと思って広げたらとても使える状態でない……ということになるかも。寝袋を洗濯すると、フワフワとした心地よい状態が長続きし、性能の低下を防ぐことで保温性も保てると言われています。

寝袋の洗濯頻度は30泊~50泊に1回が目安と言われていますが、汗をよくかく時期に頻繁に使用する際などはもう少し早い段階で洗濯した方が良いでしょう。寝袋のカサが減ったと感じる時も、洗濯することで改善する可能性があります。

寝袋の洗濯方法は中綿の素材により多少異なりますが、メーカー推奨の洗剤や洗濯方法に従うことが大切です。洗濯機や乾燥機で洗濯できるものもありますが、手洗いが無難で安心でしょう。

多くの場合、中綿がダウンならダウン専用の洗剤、化学繊維なら中性洗剤でもOK。しっかり浴槽などに入れて踏み洗いし、よくすすいで洗剤が残らないように注意しましょう。脱水は軽く巻くようにしてある程度水気を絞り、バスタオルで水気をとったあと、直射日光の当たらない明るい日陰で干します。完全に乾くまでには1週間程度要すこともありますが、カビの発生を防ぐためにしっかりと乾かしてから保管することが大切です。

このように長期保管する前には、必ず洗濯して汚れを落とし、よく乾燥させることでカビや悪臭を防ぐことができます。

寝袋を保管する際のポイント

寝袋を収納する場所の湿度管理に注意することも大切で、除湿剤を用いたり風通しを良くすることで湿気が溜まるのを防ぎましょう。

長期保管の際には、あまり強い力で巻きつけないことも大切です。寝袋に付属している袋にぎゅうぎゅうに押し込んだ場合、長期間そのままにしておくことで中綿がへたってしまいます。フワフワと快適な状態を維持するには、長期保管用の専用バッグに入れ、時々取り出して広げると良いでしょう。

寝袋(シュラフ)の保管にトランクルームがおすすめな理由

寝袋 保管

寝袋は、きちんと汚れを落として長期保管用の専用バッグに入れても安心はできません。なぜなら、湿気の影響によってきちんと乾燥させたとしてもカビが生えてしまうおそれがあるからです。

寝袋の保管場所として押し入れやクローゼット、家庭用倉庫を選ぶ人が多いでしょう。家の中で湿気が溜まりやすいのは、水回りだけではありません。押し入れやクローゼットは湿気やすい代表的な場所といっても過言ではないのです。家庭用倉庫も、屋外に設置されているため、気温や湿度の影響を受けやすいですから、やはり湿気への注意が必要になります。

寝袋の湿気対策は、除湿剤を活用することや時々取り出して風を当てることが有効です。しかし、うっかりしているうちに手付かずのまま放置状態となるケースも珍しくありません。

そんな時、トランクルームの利用が便利です。トランクルームにもいくつかの種類がありますが、屋内で保管できるトランクルームなら温度や湿度が常に一定に保たれているサービスが多く、家庭での湿気対策に不安のある人には安心です。

そして、トランクルームを利用するメリットはもう1つあります。それは、収納スペースの問題が解消すること。いくらコンパクトになる寝袋でも、家族全員分の寝袋を保管したり、買い替えで複数所有している場合は収納スペースを多くとってしまいますよね。トランクルームに預けることで収納スペースの確保は必要なくなり、家の中をすっきりさせることができます。

寝袋(シュラフ)の保管に最適なトランクルームとは

シュラフ 保管方法

日本では、貸倉庫の一部もトランクルームと言い表されることがあるため、利用には注意が必要です。一般的に、貸倉庫の場合は荷物を保管するためのスペースを借りるもので、大きなスペースをリーズナブルに確保することができますが、空調や湿気対策など荷物を預けるために必要な設備は整っていないケースが多いです。

トランクルームは荷物を保管するサービスのため、免責事項はあるものの荷物への保証があったり、空調や湿気対策、セキュリティが充実しているケースが多いです。トランクルームのサービスによっても特徴は異なるため、預けたい荷物を適した環境で保管できるかどうか確認することをおすすめします。

寝袋(シュラフ)を保管する際には、湿気対策が重要とご紹介しました。トランクルームでの保管の際には、湿気対策が万全かどうか、チェックポイントの一番上にあげると良いでしょう。

まとめ

寝袋 カビ

いかがでしょうか? 今回は、寝袋(シュラフ)の正しいお手入れ方法や、保管方法、おすすめの保管場所についてご紹介しました。キャンプに欠かせない寝袋を良い状態で保つと、よりキャンプを快適に楽しむことができます。

また、使用頻度の低い寝袋は、湿度に気を付けながら保管するかトランクルームに預けるのがおすすめ。空調・湿度管理の行き届いているトランクルームを選ぶと、長期間預ける際も安心です。自宅で眠っている寝袋や、大切にしたい寝袋がある時には、ぜひ今回ご紹介したお手入れ方法や保管方法を参考にしてみてくださいね。

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