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使った後の登山靴はどうするのがベスト?メンテナンスと保管方法とは

使った後の登山靴はどうするのがベスト?メンテナンスと保管方法とは
宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!

山に登るときは欠かせない登山靴ですが、山に登らないときはスペースをとって保管に困ってしまいますよね。お気に入りの登山靴を保管するならせっかくならきれいに保管したい方も多いはず。

そこで今回は、登山靴のメンテナンスや保管方法についてご紹介します。メンテナンスや保管を知っておくだけで、次に使うときも快適に使うことができますよ!

参考記事:置き場所に困る登山用リュック、どこに保管しますか?

登山靴の保管に気を付ける理由

登山靴 収納

基本的に、登山靴の寿命は4~5年といわれています。しかし、保管方法によっては寿命が2年近く短くなることもあるので、登山前には必ず確認を行うことが大切です。

登山靴の底に使われているポリウレタン素材や接着剤などは時間の経過とともに「加水分解」が進みます。加水分解によってもろくなった靴底は、一部がはがれだすと一気に全体的にはがれてしまう可能性があります。

加水分解とは、名前の通り水と反応して起こる劣化なので、使用後はしっかりと汚れをおとして、乾燥させて保管することが長く登山靴を使い続けることができます。

登山靴を収納・保管するときのポイント・注意点

登山靴 保管方法

登山靴を長く使い続けるには保管をする際に気を付けるべきポイントがあります。こちらでは、保管するときのポイントと注意点についてご紹介します。

靴から中敷き(インソール)を外す

登山靴を保管するときにポイントは、靴から中敷きを外しましょう。靴の中に新聞紙を詰めてできるだけ箱や袋に入れず、通気のいい場所に保管することがポイントです。

登山靴を乾燥したら、型崩れを防ぐためにも靴ヒモは一番上まで締めておきましょう。また、直射日光が当たる場所や、湿度の高い場所での保管は避けることが重要です。

風通しの良い場所で保管する

登山靴は湿気が原因で加水分解を起こしたり、カビやバクテリアが原因で微生物劣化を起こしたりする場合があります。そのため、きちんと箱に入れて押入れで保管することを習慣にしてしまっている場合は、劣化の大きな原因に繋がるので注意しましょう。

スポンジや柔らかいブラシで汚れを落とす

登山靴のアッパー(靴の表面)は、フィールドでは信頼できる部分ですよね。しかし、洗う際の摩擦にはそこまで強くありません。力を込めてゴシゴシと洗ってしまうと、せっかくの撥水加工素材が台無しになったり、繊維を傷めたり原因になります。

登山靴を洗う際は、スポンジや柔らかいブラシなどで優しくこすって汚れを落とすようにしましょう。

高温多湿を避ける

登山靴のソールに使われているポリウレタンは熱や光で酸化劣化を起こしやすい素材です。下山後、そのまま車に放置したり、持ち帰り用のポリ袋などに入れっぱなしにしていたりすることは絶対避けましょう。帰宅したら、すぐに車や袋から出すことが重要です。

防水スプレーは汚れを落としてから

汚れが付いたままの登山靴に防水スプレーだけをしても全く効果はありません。むしろ、汚れの定着を促進してしまう原因に。防水スプレーは、靴の素材自体の防水効果の補助や付着した汚れの軽減として使用するものです。防水スプレーはしっかりと汚れを落としてから使うように注意しましょう。

登山靴の保管にトランクルームがおすすめの理由

登山靴 保管

登山靴の保管にはトランクルームがおすすめ。トランクルームとは、利用料金を払うことで荷物を預かってくれたり、保管場所を貸し出してくれたりするサービスです。あんまり使わないけど、家に置いておくスペースがないものを保管する場所に最適です。

トランクルームの種類によっては、空調が完備されていれ湿気やカビに弱い登山靴も安心して預けることができます。また、自分の好きなタイミングで取り出すことが可能なので、急に登山をすることになっても、取り出すこと可能です。そのため、登山靴を保管にはトランクルームが最適な場所なのです。

登山靴の保管に最適なトランクルーム比較

靴 保管方法

トランクルームに大きく

  • 屋外コンテナ
  • 屋内型トランクルーム
  • 宅配型トランクルーム
という3種類のトランクルームに分かれます。結論から言うと、「宅配型トランクルーム」が登山靴の保管に最適です。しかし、トランクルームの3種類にはどんな特徴があるのか分からない方も多いですよね。こちらでは、それぞれの特徴を詳しく説明していきます。

格安料金で保管できる屋外コンテナ!

海上輸送用のコンテナを再利用して作られたトランクルームです。多くの方がトランクルームといえば、このタイプを思いうかべると思います。道路を車で走っているときに道路脇でよく見かけるタイプです。

屋外コンテナの特徴は2つあります。

  • 月額料金が安い
  • 保管スペースが広い
屋外コンテナは設置が簡単なので店舗数が多く、月額料金が安めです。ただし、コンテナの中は空調が完備されていないので、熱や湿気がこもりやすく、夏場は室温40度前後、湿度70%を超えることもあります。ですので、カビやすい登山靴やデリケートな荷物は預けるのは避けた方がよいでしょう。一方で、カビにくいもの(工具類・レジャー用品)の保管に向いている保管場所になります。

駅近に借りられる屋内型トランクルーム!

都市部に多いトランクルームです。屋内型トランクルームの特徴は2つあります。
  • 空調システムを完備
  • 都市部の駅近にある
屋内型トランクルームの多くは、ビルや建物の中にあり、空調システムを完備しています。ですので、屋外コンテナでの保管に心配な、書籍、衣類、趣味などのコレクションも安心して預けることが可能です。特に、引っ越しや家のリフォームで、いろいろな荷物を預けたい方におすすめの保管場所です。

また、都市部の駅近に多いので、通勤・通学途中に寄りやすいのも魅力の一つ。ただし、月額料金も屋外型コンテナと比べると高めです。

荷物運びが不要の宅配型トランクルーム!

宅配型トランクルームは、4つの特徴があります。
  • 荷物を運ぶ必要がない
  • 空調システムを完備
  • 写真で荷物の管理ができる
  • 料金が安い
宅配型トランクルームは、これまでの2つのトランクルームとは異なり、自分で荷物を運ぶ必要がありません。近くにトランクルームが無い方や車、免許を持っていない方などでも利用しやすいのが特徴です。

保管環境も、屋内型トランクルーム同様空調システムが完備されているサービスが多く、登山靴の保管に適しています。

また、預けた荷物をきれいに写真に撮って、アプリなどで確認することができます。そのため、「何を預けたか忘れてしまった……」という方でもすぐに確認できることが魅力の一つです。

さらに、ダンボール一箱から預けることができるので、登山靴を預けるにはぴったりの保管場所になっています。料金も月額500円~預けることができるので、費用を抑えることが可能。

まとめ

登山靴 収納ケース

いかがでしょうか? 手入れや保管をきちんと気を付ければ、登山靴は長く使い続けられることが可能です。また、登山靴をこまめにチェックすることで、ソールのはがれや脚の怪我などを未然に防ぐことに繋がります。登山靴は登山にとって欠かせないアイテムの一つ。ぜひ、登山靴の保管に気を付けて登山を楽しんでくださいね。

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