トランクルームと貸倉庫の違いは?それぞれのメリット・デメリット
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都市部を中心に広まりつつあるトランクルーム、実際にどんなサービスを行っているのかご存じですか?

なかには、貸倉庫と同じイメージを持たれているかたも多いですが、トランクルームと貸倉庫の違いを知っておくと、その利便性や内容がわかり、より利用しやすくなります。

ここでは、トランクルームと貸倉庫の違いや、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

貸倉庫とは

貸倉庫は、古くからある言葉なので馴染み深いと感じるかたも多いでしょう。しかし、トランクルームとの違いと聞かれれば、「同じじゃないの?」と疑問に思うかもしれませんね。実際、貸倉庫でもトランクルームという言葉を用いてサービスを行っている業者もありますから、見分けがつきにくくて当然です。

貸倉庫は“スペースを借りる”サービスです。ですから、賃貸住宅と同じように、荷物を預けるためのスペースを借り、その契約は不動産賃貸借契約で行われます。貸倉庫を運営しているのは、不動産業者というケースが非常に多いのも特徴です。

貸倉庫は、“スペースを借りる”ため、預けた荷物の安全は利用者が管理するのが一般的です。たとえば、湿度管理がなされていない貸倉庫を借り、多湿によって衣類などにカビが生えたなどトラブルが起こったとしても、それは利用者の責任となる場合が多いのです。

貸倉庫の設備などをみて、預けるものの品質が保たれるかどうかは、利用者の判断によると思っていたほうが良いでしょう。

貸倉庫はレンタル倉庫やレンタル収納スペース、トランクルームと呼ばれることもあります。たくさんの呼び名があるのは、業者によってサービス内容が違うことも影響しています。

例えば、

A業者:ビルの中で温度・湿度管理がなされた貸倉庫を提供 B業者:屋外のコンテナ型の貸倉庫を提供

その他にも、セキュリティの有無や保険の有無などの違いはありますが、屋内で空調・湿気対策が行われている貸倉庫と屋外コンテナ型の貸倉庫では、環境がまったく違いますね。

貸倉庫のため、預けた荷物の保管保証はありませんが、屋内の空調・湿気対策完備の貸倉庫はトランクルームとして呼ばれたり、位置付けられることが多いのが現状です。そのため、貸倉庫とトランクルームが混同されやすいのです。

トランクルームとは

貸倉庫が“スペースを借りる”のに対し、トランクルームは“荷物を預ける”サービスです。トランクルームを運営できるのは、国土交通省に営業倉庫の登録をしている業者だけと決まっています。

また、トランクルームを利用する際の契約は寄託契約、月極での契約が一般的です。

荷物を預けるためのサービスですから、盗難などへの対策が行われているのが一般的で、荷物を直接出し入れする時には決められた時間に、スタッフ立ち会いのもと行うなど、防犯面では安心です。

さらに、免責事項はあるものの、預けた荷物の保管保証があります。損害を被った場合は何らかの保証が受けられる可能性があるため、安心感を得られる人が多いです。

トランクルームの場合、宅配型のサービスも増えてきています。集荷や取り出しは業者に依頼でき、自分で運搬する手間がいらない点から、自家用車を所有していない人などにも使いやすくなっています。

貸倉庫とトランクルームの違い

これまでにも少し触れましたが、貸倉庫とトランクルームには大きな違いがあります。一部、貸倉庫でもトランクルームと呼ぶものがあるため混乱しがちですが、以下の違いをおさえておくと便利です。

貸倉庫は不動産賃貸借契約、トランクルームは寄託契約


貸倉庫の場合、住居と同じように不動産賃貸借契約によってスペースを借りて利用します。一方で、トランクルームは寄託契約。荷物を預けるために利用するため、荷物の保管保証がある場合がほとんどです。

貸倉庫は非倉庫業者、トランクルームは倉庫業者


貸倉庫を運営するのは、不動産業者をはじめとする非倉庫業者です。一方で、トランクルームは国土交通省に営業倉庫の登録をしている倉庫業者に限られます。

その他の違い


貸倉庫の場合、スペースを借りるためのサービスですから、荷物を適切に保管することに関してはサービスの内容に含まれないと考えたほうが良いでしょう。屋外コンテナ型の場合、空調や湿気対策がないケースがほとんどです。

トランクルームは、貸倉庫ほど自由なスペースは利用しにくいものの、空調や湿気対策が十分に行われているケースが多いです。

貸倉庫とトランクルームのメリット・デメリット

貸倉庫とトランクルームの違いや特徴を踏まえて、それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。このポイントを知っておくと、預けたい荷物や自宅で保管できない荷物がある時に、どのサービスを選べば良いのか判断しやすくなります。

貸倉庫のメリット・デメリット


サービスの内容にもよりますが、貸倉庫の場合は比較的大型の荷物を収納するのに適しています。例えば、屋外コンテナタイプの貸倉庫なら、自宅で不要な家具などを保管するなど、押し入れにもおさまりきらない大きさのものを置いておくのに適しています。

また、貸倉庫は自分で借りているスペースとなるため、必要時に必要なぶんだけ自由に出し入れできるという点が便利です。

しかし、空調や湿気対策が行われていない貸倉庫では、預けるものによっては品質の劣化が早まるリスクがあります。例えば、本やプリント、賞状などの紙類、季節ものの衣類や着物、人形など、湿気によりカビが生えたり、変色する可能性があるものの保管には適していません。また、熱に弱いものなどの保管にも適していない点がデメリットでしょう。

トランクルームのメリット・デメリット


トランクルームのメリットは、やはり安心して荷物を保管して置けるという点でしょう。

空調完備で湿気が一定に保たれているトランクルームなら、本や衣服などカビの発生が心配になるアイテムの保管にも適した環境で、安心して大切なものを預けることができます。ブランド品などを預けても、セキュリティがしっかりしているサービスなら心配がありませんね。

また、ユーザーのニーズに合わせてトランクルームのサービスが多様化しています。例えば段ボール1箱単位預けられるサービスであったり、宅配で荷物の出し入れができるサービスなども存在します。荷物を預ける際のオプションとして、クリーニングサービスがついていたり、引っ越しなどの一時的な用途に合ったサービス内容を展開している会社もあります。

このように、自分の目的や預けたい荷物に合ったサービスを選ぶことができるのもトランクルームのメリットと言えるでしょう。

しかし、やはり環境が整っているだけあり、広い収納スペースをトランクルームで確保しようと思ったら高額になるケースが多いです。また、セキュリティ面がしっかりしている反面、出し入れには予約や手続きが必要だったりと、思い立った時にすぐに取り出しにくい点がデメリットと言えるでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?
今回は、トランクルームと貸倉庫の違いについてご紹介しました。トランクルームでも貸倉庫でも、大切なものを預ける際には、環境が保管に適しているのか、万が一の時に補償があるのか、セキュリティはどうか確認することが大切です。

また、契約方法や荷物の取り扱いなどに違いがあるため、申込みの前にしっかり確認して利用するようにしてくださいね。

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