プラダのナイロンバッグに防水スプレーしてもOK?型崩れには?

プラダのバッグといえば、昔から多くの人に愛されるハイブランドバッグの代表とも言えるアイテムの一つ。
上質で高級感あふれる革のバッグが印象的ですよね。最近は姉妹ブランドのミュウミュウもプラダより手が出しやすく、特に若い女性には広く親しまれています。
そんな多くの人から愛されるプラダのバッグですが、せっかく購入した・貰ったのなら、ケアや収納方法はしっかりと気をつけておきたいところですよね。
プラダのバッグはもともとの作りが整っているため、ケア方法を間違えなければ長年にわたって使うことができます。今回は、プラダのバッグの正しいケア方法・収納方法についてご紹介していきたいと思います。
参考記事:ヴィトンバッグの型崩れが心配!ブランドバックの正しいお手入れと保管環境とは
プラダバッグの特徴

イタリアの皮革製品のお店を発祥とするプラダ。そのため革製品はとても多く、牛革、ワニ革などのバッグはとても有名です。上質な革を使って精巧に作られているため、ご存知の通りお値段もかなり張るのが特徴的ですね。高級品だからこそ、発祥の地であるイタリアでは王室の御用達にもなってきたようです。
革のバッグも有名ですが、日本ではナイロン製のプラダのバッグも最近はとても人気があります。ナイロン製のバッグは防水性能が高いため傷みにくく、長く使えるバッグとして多くの人に親しまれてきています。プラダといえば、革よりもむしろナイロン製のバッグを思い浮かべる人も、今や多いかもしれません。
プラダバッグの正しい保管・ケア方法とは

では、実際にプラダのバッグを長持ちさせるために実践すべき正しい保管方法・ケア方法を見ていきましょう。
革のバッグは乾燥に気をつける
まず革製品には、乾燥によって「ひび割れ」がしやすくなるといった弱点があります。せっかくのプラダのバッグにひびが入っているようでは、正直とてもみっともないですよね。乾燥の原因となるチリやホコリは、頻繁にブラッシングして取り払うようにしましょう。防水スプレーで湿気を避けることも大切
革のバッグは乾燥することを確かに避けなければいけませんが、もちろん湿気も大敵です。湿気はカビや虫食いの原因になります。プラダのバッグをケアする際は、仕上げとしてなるべく防水スプレーをかけておけば、水分がバッグに付着するのを防ぐことができます。ナイロンバッグが汚れてしまったら……
ナイロンバッグは汚れやシミに強いと言われていますが、長持ちさせるなら2週間~1ヶ月に1回程度汚れをふき取るケアをするのが大切です。スプーン1杯ほどの中性洗剤を布に含ませ、優しく撫でるようにふき取っていきましょう。バッグクリーニングに出してプロにケアを任せるという手も
ひどい汚れが付着してしまった時、長く使ってきたせいで素材自体がヨレヨレになってきた時などは、バッグクリーニングに出してプロにケアを任せるという手もあります。型崩れも直してくれるため、しばらく使った後は定期的にクリーニングに出していくと良いでしょう。保管する際は箱や袋からは出す
大事さゆえに、保管する際に購入した時に入っていた箱や袋に入れた状態でプラダのバッグを保管している人は多いかもしれません。しかしこの保管方法はNG。なぜなら、箱や袋に入れたままでの保管は湿気をこもらせるリスクがあるからです。革のバッグの場合は確かに乾燥させすぎも困りものですが、かといって密閉された場所に長い間置いておくのも湿気によってバッグの劣化を早めます。
自然な空気に触れられるように、保管する際は通気性がある程度確保されている場所を保管場所に選ぶことが大切です。
プラダバッグの保管場所はどこがおすすめ?

では、プラダのバッグを実際に保管する際は、どのような場所を選ぶのが良いのでしょうか?保管場所を選ぶ際のポイントを解説していきます。
高温多湿にならない場所
プラダのバッグを始めとしたブランドバッグを、高温多湿になりやすい場所に保管するのは望ましくありません。まずは高温にならない場所、湿気が溜まりにくい場所を保管場所として探すことが大切です。あまりいないかもしれませんが、空調設備のない屋外の倉庫などに保管しておくのはNGです。温度の管理がされていないからこそ、四季のある日本の環境では、天候によって高温になったり湿度が高くなったりする可能性があるからです。
革やナイロンの部分にカビがついてしまう原因を作ることになります。また、金属部分が錆びる可能性も出てくるでしょう。
基本的に屋内でおすすめの保管場所といえば、クローゼットや押入れなどが挙げられますが、位置的に高温多湿になりやすいなら避けるべきでしょう。
直射日光は避けられる場所
お気に入りのプラダのバッグは、クローゼットなどにしまうことなく、店のディスプレイのように見せて置いておきたい人もいるでしょう。屋内なのでこういった収納方法もありです。しかしこのとき注意しなければいけないのは、直射日光です。昼間に窓から直射日光が当たる位置にプラダのバッグを置いておくと、色褪せの原因になります。
「見せる収納」を意識するなら、直射日光だけは当たらない場所をチョイスするようにしましょう。
プラダバッグの保管に最適なトランクルームとは

プラダのバッグの保管場所に困ったときは、トランクルームに預けておくという手もあります。トランクルームなら、場合によっては自宅に保管しておくよりも良い環境でプラダのバッグを保管できる場合があります。
では、プラダのバッグをトランクルームで保管するなら、どのようなトランクルームを選ぶと良いのでしょうか。最適なトランクルームの特徴を見ていきましょう。
空調設備が整っている
プラダのバッグをしっかりと保管するなら、極端な乾燥と極端な湿気、この両方に注意する必要があります。そのため、保管するうえで定温管理されていることは絶対条件です。トランクルームを選ぶ際も、空調設備が整っている屋内のものを見つけるようにしましょう。屋内倉庫のトランクルームは24時間空調が効いていることが多く、定温管理と空気清浄化のシステムはしっかりとしています。
温度が保たれていれば高温多湿になることはありません。バッグを劣化させることはなくなるでしょう。また、空気を清潔に保つシステムも備わっているため、乾燥の原因となるホコリがつく心配もありません。
セキュリティ管理が徹底されている
プラダのバッグという高価なアイテムをトランクルームに預けるのですから、やっぱりセキュリティが気になる人は多いでしょう。実際、屋外で特に防犯カメラもついていないようなトランクルームでは、盗難も起きています。そのため、プラダのバッグを預ける際は、セキュリティ管理が徹底されたトランクルームを選ぶことも欠かせないでしょう。理想的なのは、管理人が常駐していること、そして防犯カメラなどの対策がしっかりとなされていることです。
また、宅配型トランクルームに預けた方が安心という考え方もあります。宅配型トランクルームは、段ボールに預けたい荷物を詰めて宅配で出し入れのやり取りを行うトランクルームです。空調管理された専用倉庫の場所は、防犯対策のため預けている人にすら明かされません。倉庫スタッフ以外の出入りはないため、一番セキュリティに優れたトランクルームと言えるでしょう。
まとめ

いかがでしょうか? プラダのバッグは、有名なものだと革のバッグ、最近メジャーになりつつあるものでいえばナイロンのバッグがあります。しっかりとしていて高級感のある作りが魅力的なプラダのバッグです。せっかく持っているからには、こまめにケアをして正しく保管できるのが一番でしょう。
また、保管場所がないという時は、屋内でセキュリティ管理の徹底されたトランクルームに預けることも考えてみると良いかもしれません。屋内のトランクルームなら、空調も完備されているため、プラダのバッグにとって良い保管環境を用意することができます。大事なバッグ、ぜひ最適な環境で保管してあげてくださいね。