更新日: トランクルーム

生き物や危険物以外はOK?トランクルームに預けられるもの一覧

生き物や危険物以外はOK?トランクルームに預けられるもの一覧
宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!

最近は、トランクルームを押入れの延長として利用する家庭が増えています。女性がクローゼット代わりに利用しているというケースも珍しくありません。その一方、昔ながらの暗くて寒い倉庫をイメージして使うのに躊躇するという人も少なくないようです。

そこで今回は、トランクルームを初めて利用する人のために、トランクルームのタイプや失敗しない選び方、預けるときの注意点などを具体的にご紹介します。

参考記事:狭い部屋には物が多い! 解決策はトランクルームに荷物を預けること

トランクルームに預けられるものは?

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自宅の押入れ感覚で気軽に使えるのがトランクルームの魅力です。とはいっても、何でも預けられるわけではありません。では、トランクルームに預けられるものとはどんなものでしょうか?

トランクルームの運営会社によって利用規約は異なりますが、一般的には次のように定められています。

預けられるもの

  • 衣類・寝具(オフシーズンの衣服、コート、和服、礼服、毛布、客用ふとんなど)
  • 家具調度類(テーブル、ソファ、机、椅子、たんす、書棚、ベッド、サイドテーブルなど)
  • 電化製品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、扇風機、パソコンなどのデジタル家電)
  • 書籍・書類(本、雑誌、百科事典、コミック全巻、写真集、事務書類、アルバムなど)
  • 音響機器(ステレオ、ラジオ、カラオケセットなど)
  • 楽器(ギター、電子ピアノ、ドラム、太鼓、琴など)
  • アウトドア・スポーツ用品(キャンプ道具、バーベキューセット、釣り道具、ゴルフバッグ、スキーなど)
  • 健康器具(ルームランナー、フィットネス自転車、マッサージ器など)
  • 二輪車(バイク、自転車)
  • カー用品(タイヤ、メンテナンス用品、チャイルドシートなど)
  • 育児用品(ベビーベッド、ベビーカー、おもちゃ、ぬいぐるみなど)
  • コレクション(趣味で集めた絵画や骨とう品、フィギュアなど) ちなみに絵画や骨とう品でも金銭的な価値の高いものは、一般の保管サービスではなく、貸金庫サービスを利用することになります。

禁止されているもの

  • 動物(猫、犬、うさぎ、鳥、魚など)
  • 植物(種子や苗を含む植物)
  • 生もの(腐敗しやすい生の食品、腐臭を発するモノ)
  • 危険物・劇物(火薬、化学薬品、放射性物質など)
  • 可燃物(ガソリン、灯油、シンナー、ガスボンベ、ライター、塗料など)
  • 貴重品(現金、通帳、権利書、貴金属、宝石、高額な美術工芸品、重要書類、当たりくじなど)
  • 廃棄物(使う見込みのない明らかにゴミとみなされる物品)
  • 所持を禁じられているもの(不法薬物、凶器となるものなど)
たいていのトランクルームは火災、水災、爆発、水漏れ、盗難などに備えて火災保険や盗難保険に加入しています。禁止されているものを預けて損害が生じた場合は補償の対象外となりますから、契約する前に利用規約を確認することが大切です。

年代別トランクルームの使い方

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トランクルームを利用している人の年齢層は、最も多いのが30~40代、次いで50~60代の順になっています。それぞれどのようなものを預けているか見てみましょう。

30~40代

この年代は、結婚、子どもの誕生、親との同居など、家族構成に変化が生じやすい時期です。とくに子どもが生まれるとベビーベッドやベビーカーなどの育児用品が必須で、また、成長とともに衣類やおもちゃが増えていきます。大きくなって不要になっても2人目のことを考えて保管しているというケースが多いものです。また、ひな飾り、五月人形・こいのぼり、クリスマスツリーなど年中行事の飾り物を保管している家庭も少なくありません。

独り暮らしだった親と同居することになり、親の家財道具をトランクルームで保管しているという家庭もあります。親世代は「もったいない精神」が強くて簡単に処分できないという人もいますが、昭和レトロの家具が捨てがたくて保管しているという声も聞かれます。

そのほか、趣味に関連する道具が増え、自宅に置くと場所ふさぎになるためトランクルームを利用している人もいます。音楽が好きな人はギターやドラムなどの楽器、釣りが好きな人は釣り道具を預け、必要なときはそこから取り出してスタジオなり釣り場なりへ向かうという使い方をしています。なかには、趣味仲間で借りてみんなの道具置き場としてシェアしているケースもあります。

50~60代

50代になると終活について考え始めるようになります。実際に行動を開始するのは60歳になってからという人が多いのですが、最近の傾向として、できるだけ体力・気力・判断力のあるうちにと50代から身の回りの整理を始める人が増えています。これを「老前整理」と呼び、今後ますます広まっていくと見られています。

具体的には、家財道具や衣類などをまだ使うモノと不要なモノに分類し、不要なモノは処分する前にトランクルームに一時保管します。これは、処分してから「捨てるんじゃなかった」と後悔することのないよう、保管している期間中に本当に不要かどうかを見極めるため、いわば猶予期間のような意味で預けているというわけです。

老前整理は、家の中がすっきり片付くので、モノにつまずいて転倒するといった事故防止にも役立ちますし、「いつかやらなければ」というプレッシャーから解放されて、精神的にも余裕が生まれるというメリットがあります。

トランクルームの探し方

トランクルーム ドラム

トランクルームは、ビルの中に設置した「屋内型」、空き地などにコンテナを設置した「屋外型」、宅配便を利用する「宅配型」の3タイプに大別されます。タイプによってサービス内容が異なりますから、まずはそれぞれの特徴を把握しておきましょう。

屋内型(ビルインタイプ)

ロッカー(ボックス)や個室で保管します。大小さまざまなサイズがあり、大きくなるほど料金が高くなります。屋内タイプは空調設備が整い、温度・湿度がコントロールされているので、カビや虫食い、サビなどの心配がありません。

防犯設備も充実しています。最新のセキュリティーシステムが設置され、専任スタッフが常駐しているところや、警備会社と提携して24時間体制で対応しているところもあります。充実のサービス内容ですが、そのため料金も割高な傾向になります。

屋外型(コンテナタイプ)

コンテナやガレージで保管します。防犯設備は常夜灯と監視カメラ程度です。空調設備もなく、通気口による自然換気のみのところがほとんどです。コンテナは熱気や湿気がこもりやすく、カビ・サビの原因になるので、保管するものは環境に影響されにくいバイクやカー用品、プラスチック製品、アウトドア用品、食器などが向いています。料金は屋内型の半額程度です。

宅配タイプ

申込みから保管、取り出しの手続きまでWeb上で行う新しい収納サービスです。利用者が行うことは荷物を宅配ボックスに詰めるだけ。集荷は提携宅配業者が行い、提携倉庫会社のトランクルームで保管します。宅配タイプのトランクルームサービスの「CARAETO」では,荷物を1点ずつ撮影してデータ化し、アプリ内の「マイトランク」で確認できます。必要な品を取り出すときもスマホで操作すればよく、自宅だけでなく外出先に配送してもらうことも可能です。

さらに、預けてあるものを売買するフリマアプリ機能も付加されていて、売りたいモノをそのまま出品することができます。買い手がついたときは、倉庫会社から購入者に直接配送されるため手間がかかりません。ボックス1個月額500円から預けることができ、大変リーズナブル。しかし、荷物はボックスに納まる程度の大きさと制限されるため、大型家具などは保管できないのが難点です。

以上のように、設備や料金はタイプによって差があります。トランクルームを探すときは「安いから」「近いから」という理由で選ぶと失敗します。利用期間が1か月未満の短期であればそれほど気にすることはありませんが、半年、1年と長期にわたって預ける場合は慎重に選ぶ必要があります。

たとえば、衣類と食器、アウトドア用品を保管したいという場合、食器とアウトドア用品は屋外のコンテナで十分ですが、衣類も一緒に保管すればどうなるでしょう。高級な洋服にカビが生えてすっかり劣化していたということになりかねません。この場合は衣類を中心に考えて、料金や距離より空調設備の万全な屋内タイプを探すことが大切です。

また、頻繁にモノを出し入れする場合は、家から近く、24時間いつでも利用できるところや、自宅まで届けてくれるトランクルームが適しています。このように、預ける荷物、期間、料金、使う頻度などを考慮し、最もむだのないトランクルームを探して上手に使いこなすようにしましょう。

トランクルームを使うときの注意点

トランクルーム ベッド

トランクルームに預けるときは、屋内でも屋外でも、搬送中の破損や保管中の劣化を防ぐために梱包する必要があります。

衣類は、クリーニングから出してそのまま保管するのがベストです。シワが気になる場合は、レンタルのハンガーラックを使用するといいでしょう。家具は、たんすや机は引き出しの中を空にし、組み立て式の家具は分解しておきます。家電は、購入したときの箱が一番ですが、なければ段ボール箱に入れ、梱包用の緩衝材(プチプチ)や新聞紙などを入れて衝撃から守ります。

そのほか、細々した玩具類や不定形な人形などはひとまとめにしてダンボールに入れ、間に緩衝材をはさんでズレないようにして壊れる心配がありません。

まとめ

トランクルーム ギター

いかがでしょうか? トランクルームにはさまざまなモノを預けることができます。そのため、いろいろな人と共同で使用する可能性がある施設です。駐車場で邪魔をしたとか荷物がぶつかったなど、悪意はないのに思わぬトラブルに発展することがあります。宅配タイプの「CARAETO」はそういった煩わしさもなく利用できますので、ぜひ検討してみてください。

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