食器棚はどこに何を入れるのが正解?食器棚の収納術基本からおさらい

毎日の生活の中で食器棚を使う頻度は多いでしょう。食器棚の中がごちゃごちゃして何が入っているのか分からないと、必要なものがどこにあるのかもわからずストレスが溜まってしまいます。ここでは、食器棚の収納術やおすすめ収納アイテムについて紹介します。
参考記事:大事なエルメスの食器はどうやって保管しておけばいいの?
食器棚に収納するものにはなにがある?

食器棚に収納するものは、主に以下の4つがあげられます。
- 食器
- カトラリー
- ランチョンマット
- 鍋
箸をはじめフォームやスプーン、ナイフなどのカトラリーの収納も食器棚が適しています。
また、普段ランチョンマットを敷いて食器を並べている方も多くいるでしょう。ランチョンマットも食器棚にしまっていると、すぐに取り出せて便利です。
食器棚の下に広めのスペースがあれば普段使っている鍋を収納することも可能です。このほかにもタコ焼き機やフードプロセッサー、コンロなどの器具も食器棚にしまっているとすぐに使いたいときに取り出せて便利です。また、保存食やお菓子などを食器棚に収納してしまうことで、キッチン周りをすっきりとさせることができます。
このように、食器棚にはキッチンで扱う様々なものを収納しておくことができます。しかしそれゆえに収納が難しい場所でもあるのです。
食器棚収納のコツ

先程ご紹介したとおり、食器棚にはキッチン周りのあらゆるものが収納されています。つまり収納が上手にできていると料理スムーズに行うことができますね。では食器棚収納コツを見ていきましょう。
使用頻度に合わせて収納場所を決める
隙間なく、棚の上まできっちりと食器を重ねていると大変取り出しにくいものです。食器棚に食器を収納する時には、食器を重ねすぎないことがポイントです。奥行きがある棚の場合、手前の食器はなんとか取り出すことができますが、奥に収納している食器は取り出しにくく、何を収納しているのか一目見て分かりません。そのため、いつも同じ食器ばかり使うことになってしまいます。
普段使用頻度の高い食器は、食器棚の中でも腰から目線の高さ程にある棚に置くと取り出しやすくなります。普段からよく使うグラスやお皿などは取り出しやすい場所に置き、普段使わない大皿やお客様用の食器などは、食器棚の一番上などの場所にまとめて収納しましょう。食器棚に食器を収納する時には、安全のことを考えて重いものは下のスペースに置くようにするとよいでしょう。
小皿など小さめの食器は腰から下に置く
小皿などは腰から下の位置になるように食器棚に置きましょう。小皿は小さく軽い食器なので、食器棚の上に置きたくなりますが、上に置くと見えにくいので、使いづらくなってしまいます。腰から下の位置であれば、収納している小皿が見えやすいですし、取り出しやすくもなります。引き出しがある場合、小皿だけをまとめて収納してしまいましょう。引き出しを開けると小皿すべてを見ることができるので、料理に合うお皿を選びやすくなります。同じカラーの食器ごとに分けて収納する
食器を収納するときにすっきりと魅せるコツは、同じカラーの食器ごとに収納をすることです。同じ食器であってもカラーがまちまちの食器を並べるとごちゃごちゃした印象になります。同じカラーごとに収納をするとすっきりと見えるので、きれいな収納になります。カトラリーもひとまとめにするのではなく、同じカラーや種類ごとに分けて収納するとすっきりする上に探しやすくなります。使用頻度の低いものを整理する
生活をしていると徐々に食器が増えていきます。しかし、家族の人数に対して使わない食器が多すぎる場合には、食器を減らす工夫も必要です。全く使わない食器は処分したり、押し入れなど別の場所に保管をしておくとよいでしょう。収納場所が確保できない場合は、トランクルームを利用する手もあります。ダンボール1箱で数百円から預けられるサービスもあるので気軽に保管しておけます。セキュリティもしっかりとしているので、安心して大切な食器類を預けることができます。食器棚の収納術を紹介!

食器棚にそのまま食器などをしまっておくよりも、収納グッズを利用することで収納しやすくなります。棚に高さがある場合、仕切り棚を使うと、仕切り棚の上下に食器を置くことができるので、取り出しやすい上に食器の収納数が増えます。
収納グッズは100円ショップで売られているケースを利用するのがおすすめです。ディッシュケースとして売られているものを購入するだけではなく、書類を入れるためのファイルケースやカゴなども収納グッズとして利用できます。
では、それらのアイテムも利用した食器棚の収納術を6つご紹介します!
整理ボックスを使う
100円ショップなどで売られている整理ボックスを使って収納をする方法です。コップを整理ボックスにまとめて収納しておけば、コップをまとめて取り出すことができます。また、小さなお皿もまとめて整理ボックスに入れると散らかりづらくなりますね。整理ボックスは色を揃えて、何が入っているか分かるようにラベルを張っておくとよいでしょう。高さのある食器はファイルボックスを利用
高さがあるグラスなどはそのまま収納しておくのは少々不安定です。そこでおすすめなのが、ファイルボックスに並べて収納する方法です。見た目もすっきりしますし、倒れて傷つく心配もありません。ディッシュスタンドを使う
ディッシュスタンドは100円ショップなどでも売られています。お皿を重ねて収納すると、一番下にあるお皿は取り出しにくくなってしまいます。ディッシュスタンドはお皿を立てて収納できるので、どのお皿も取り出しやすくなります。収納するお皿のサイズに合わせて選ぶようにしましょう。ファイルケースを使う
カラフルな色のファイルケースを使ってもいいですし、色をすべて統一してもいいでしょう。ファイルケースは外からは何が入っているのか見えないのでラベルを貼れば何を収納しているのかが分かります。ごちゃごちゃとした小物類やラップ類、紙ナプキン、割りばしストローなどなどファイルケースに入れて収納するとすっきりとします。カゴを使う
中が見える食器棚の場合は見た目にもこだわってみましょう。食器棚のデザインや雰囲気に合わせたカゴを用意し、インテリアとして意識することがポイントです。見た目にこだわると収納が楽しくなりますよ!ワイヤーバスケットを使う
ワイヤーバスケットに普段使うカップを入れて収納しておきましょう。そうすれば、カゴを取り出してそのまま食卓に出すこともできとっても便利です。カップを洗った後にワイヤーに置けば、水切りもできて一石二鳥となります。まとめ

いかがでしょうか? 食器棚は1日に何度も開閉をする場所です。すっきりときれいな食器棚であれば、何がどこにあるのか一目でわかるので、必要なものをすぐに取り出すこともできます。まずは100円ショップで手に入る収納アイテムを利用することから初めてみるのがおすすめです。ぜひ今回ご紹介した収納術で、すっきり快適な食器棚収納を目指してくださいね。