引っ越しの荷ほどきが終わらない!終わらせるための6つのコツ

新しい生活のために、荷造りはバッチリ。でも安心してはいけません。新居での新生活を快適に始めるためには、荷ほどきをスムーズに終わらせる必要があります。
実は引っ越しでトラブルが発生しやすいのは引っ越し後の荷ほどきです。荷ほどきがスムーズに終わらないと、部屋が散らかりっぱなしになったり、必要なものを紛失してしまったりすることもあります。
今回は、荷ほどきをスムーズに終わらせるための6つのコツをご紹介します。これから新生活を始める予定の人はぜひチェックしてくださいね。
引っ越しの荷ほどきでよくあるトラブル
引っ越し後の疲れた体で無計画に荷ほどきを始めてしまうと、さまざまなトラブルが発生します。荷ほどきが終わらず、引っ越し後何日も段ボール箱の山のなかで生活することになってしまうかもしれません。
まずは、引っ越しの荷ほどきでよくあるトラブルをみていきましょう。
〇段ボールを広げすぎて足の踏み場がない
荷ほどきを早く終わらせたいと考えて、多くの段ボール箱を開封したり、フリーマーケットのように物を並べだしたりしてしまう人がいます。
物をたくさん並べると、どんどん片付けが進むように思いますが、実はこれは逆効果です。
手当たり次第に段ボール箱を開けて並べてしまうと、足の踏み場がなくなることで動線が悪くなり、必要以上に体力を使います。また物が増えるにつれて何をどこにしまうべきか混乱し、片付けが進まなくなってしまいます。
〇どの段ボール箱に何が入っているのかわからない
衣類や食器などの生活必需品だけではありません。ハサミやゴミ袋などの「荷ほどきに必要な道具」も失くすと困るものです。
どの段ボール箱に何が入っているかわからないと、物を探すためにどんどんと段ボールを開封することになり、荷ほどきが終わらず部屋は散らかるばかりになってしまいます。
〇段ボール箱の中身が破損していたが発見が遅れた
引っ越し業者を利用した場合、心配なのが「荷物の破損」です。荷ほどきがすぐに終わらないと「いざ段ボール箱を開封したら中身が破損していた」というトラブルも起こりえます。
一般的に引っ越し業者には荷物の補償サービスがありますが、破損の発見が遅れた場合は補償してもらえないこともあります。
スムーズに荷ほどきが終わらない場合、このようなリスクもあります。
引っ越しの荷ほどきをスムーズに終わらせる6つのコツ
引っ越しの荷ほどきをスムーズに終わらせるためには、荷造りの段階からしっかりと計画し準備することが大切です。この項では、引っ越しの荷ほどきに関する6つのコツについて解説します。
1. 収納計画をつくる
引っ越しの荷造りを始める前に、新しい部屋に適した「収納計画」を考えましょう。
収納計画では、どの部屋のどこに家具を配置し、どの家具のどこに何を収納するかを考えます。
収納計画を作っておけば、自分以外の人に手伝ってもらうことも簡単です。
また、引っ越し当日は慌ただしくなります。バタバタしている状態で「とりあえず収納しておこう」と適当に片付けをしてしまうと、あとで「どこに何を収納したのかわからない」というトラブルの原因になります。
2. 段ボールにはラベルを貼る
引っ越しで使用する段ボール箱には全てラベルを貼りましょう。ラベルには内容物や収納する予定の部屋名を記入します。ラベルを貼る以外に段ボール箱に直接記入してもいいでしょう。こうすることで、必要なものがすぐに見つけられ、引っ越し後の荷ほどきが楽になります。
また、段ボール箱に目的の部屋名を明記しておくことで、段ボール箱を必要な部屋に運んでもらえるというメリットもあります。
寝室に収納する予定の物が入った段ボール箱がリビングに積まれていたら困ってしまいますよね。引っ越し業者に一箱ずつ運ぶ場所を指示するのは大変ですが、収納場所を書いておけば、引っ越し業者が希望の部屋に段ボール箱を運んでくれます。
3. すぐに使う物は1つの段ボール箱に入れておく
引っ越しの荷造りでは、部屋別・シーン別に段ボール箱に詰めるのが一般的です。もちろんほとんどの荷物はそれでよいでしょう。ですが、引っ越し当日や2~3日中に使用するものは同じ段ボール箱に入れておくことがおすすめです。
多くの場合、荷ほどきは1日では終わりません。すぐに使用する物をわかりやすくまとめておけば、焦らずに荷ほどきを進めることができます。
〇引っ越し当日に使用する物の例
- 荷ほどきに必要な道具(ハサミ・ゴミ袋・ビニール紐など)
- 布団
- カーテン
- 食器
- トイレットペーパー
- 洗面用具
- 衣類・下着
他
4. まず大型家具を配置する
スムーズに荷ほどきを進め、整理整頓するためには、収納する場所が整ってなければいけません。引っ越し当日は、まず大型の家具や家電を配置しましょう。
また、収納家具の仕切りや引き出しもセットしておきます。すぐに収納できる状態に整えておくことが大切です。
なお、大型家具の配置は、引っ越し業者がいるあいだに済ませておくのがおすすめです。あらかじめ新居の家具配置図を引っ越し業者に渡しておくと、図面通りに配置してくれます。
5. 優先順位をつけて荷ほどきをする
荷ほどきでは、まずは快適に日常生活を送れるように整えることが大切です。日用品や衣類など、すぐに使うものが入った段ボール箱から開封し、片付けます。
あらかじめ段ボール箱に貼ったラベルの情報を参考に、優先順位をつけて開封しましょう。
優先順位は「すぐに使うかどうか」で判断します。
〇優先順位の例
- 引っ越し当日に使用するもの
- 衣類
- 調理器具・調味料
- 日用品
- 本・Blu-rayなど趣味グッズ
- アウトドア用品
- 今は使わない季節家電
6. 一箱ずつ開封し片付ける
より早く荷ほどきを終わらせ、部屋を片付けるためには段ボール箱の数を減らすことが重要です。荷ほどきをするときは、一箱ずつ開封し、片付けましょう。
複数の段ボール箱を開封すると、足の踏み場がなくなり、部屋の掃除や整理整頓がしづらくなってしまいます。段ボール箱を片付けてしまえば、作業スペースを広く取ることができるため、効率が上がり片付けがスムーズに進みます。
また、荷ほどきが長引いてしまったとしても生活のためのスペースを確保できます。
引っ越しの荷ほどきは「物を減らす」とスムーズに!
引っ越しは大きなライフイベント。荷物を移動するだけではありません。電気やガスなどライフライン、住所変更などの手続きもあり大忙しです。
少しでも早く普段の生活が送れるように、スムーズに荷ほどきを終わらせたいですよね。
荷ほどきや片付けをスムーズに終わらせる最大のポイントは「物を減らすこと」です。引っ越し前から不用品を処分したりして物を減らすことで、引っ越しの荷物を減らすことが肝心です。
とはいえ、簡単に物が減らせたら苦労しませんよね。
そこでおすすめなのが、宅配型収納サービス「カラエト(CARAETO)」です。
カラエトを利用するメリット
「カラエト」とは、段ボール箱に物を入れて発送するだけで倉庫に保管してくれる収納サービスです。「カラエト」を利用して物を減らせば、物を捨てずに自宅から物を減らすことができますよ。
「カラエト」では、収納したアイテムは専用アプリから画像でチェックできるので、あとからゆっくり整理整頓ができます。新居ですぐに使わない季節家電やアウトドア用品を収納するのにピッタリですね。
大容量の専用ボックスを無料で取り寄せることも可能ですが、160サイズ以下の段ボール箱なら専用ボックス以外でも預入れできます。すでに荷造りしてしまった段ボール箱も、すぐに預けることができますよ。
なお、預け入れたものは1点単位で取り出すことができます。そのため、必要なときに必要なものだけ取り出せます。引っ越しの一時預かりサービスとしてはもちろん「カラエト」を倉庫のように利用すれば、新居を広々と利用できますね。