衝動買いが減ればモノは片付く!衝動買いしない方法はあるの?

モノが片付けられない人の特徴の1つとして、「衝動買いしてしまう」ことが挙げられます。
衝動買いのすべてが悪いわけではありません。ですが、できるだけモノはじっくり選んだほうが後悔しない買い物ができます。
「そんなことはわかっているけど、やめたくてもやめられない!」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、衝動買いを減らす方法を考えてみました。衝動買いしなくなるとメリットが多いと気づけるかもしれません。
参考記事:片付けられないのは理由がある!片付けられない人の特徴5つ
なぜ衝動買いをしてしまうの?
衝動買いをすると後悔することが多いのに、どうして衝動買いをしてしまうのでしょうか?
衝動買いをしてしまうおもな原因として以下の3つが挙げられます。
- ストレス解消になるから
- お得感があるから
- 流行りモノだから
どれか1つでも思い当たる節はありませんか?
それぞれどういった場合なのか見ていきましょう。
「ストレス」が原因の場合
ほしいモノを手に入れたとき、買ったことに満足してスカッとした経験、誰でもありますよね?
ストレスが溜まっていた場合の簡単な発散方法がお買い物です。物欲が満たされるので、一時的にストレスが減ります。
ですが、買い物によるストレス発散は、ストレスが溜まるとまた買い物をしてしまうのが難点。これを繰り返すと、買い物依存症へと発展してしまう恐れがあるので気をつけなければなりません。ストレスは、買い物ではなくスポーツや友人とのおしゃべりなどで解消しましょう。
「お得感」が原因の場合
セールやお買い得と聞くと、そんなにほしかったわけでもないのについつい買ってしまう。よくあることですよね。やはり誰でも「お得」という言葉には弱いものです。
そのときは「お得感」でいっぱいになり満足します。
ですが、結果的に使いきれなかったり、使うことすらなかったり……お得なだけで買い物をすると後悔することが多いのも事実です。
「流行りモノ」が原因の場合
テレビで話題になったり、SNSでバズったりすると、どうしても自分でも試してみたくなりますよね。流行っていると聞くと「流行に乗り遅れたくない」と焦る気持ちが生まれやすくなります。流行りモノを手に入れて「みんなと同じだ」という安心感を得たいのです。
ですが、流行りモノだからといって手に入れたモノは、それだけで満足してしまうケースもとても多いです。
流行っているモノといっても、食べ物ならば消費するからいいのでは?と思うかもしれませんが、必ずしも口に合うとは限りません。それに売り切れが続出すると、見つけたときに大人買いしてしまいがち。好みでなかったら捨てることになってしまいます。食品ロスの観点からもよくないですよね。
衝動買いしない方法はあるの?買わないコツを紹介
なかなかやめられない衝動買いをやめる方法はあるのでしょうか?
衝動買いしてしまう原因によって、対処法は異なります。では、どのような方法があるのか見ていきましょう。
買い物の頻度を減らす
用事もなくふらふらと買い物に出てしまうと、何か買わなければ…という気持ちになりがちです。目的のない買い物を避けると衝動買いも減っていきます。ちょっと外に出たい気分のときは財布を持たず、散歩に留めておくのがいいでしょう。
買い物するときは何を買うかリスト化しておくことも大切です。買い忘れがあると、もう一度買いに行くことになりますよね。そのときに余計なモノまで買いたくなってしまいます。
部屋を片付ける
衝動買いとは関係ないように思えるかもしれませんが、部屋を片付けるのも効果的です。
片付けをすると必ず捨てるモノが出てきます。なかには未使用のモノも出てくるでしょう。自分がいかに必要のないモノにお金を使ってしまったか、自省するいい機会になります。
今後、買い物をするときに後悔しないモノか、本当に使うモノかどうかを考えられるようになる、そのきっかけが片付けです。
時間があれば、捨てたモノがいくらくらいなのか計算してみてください。ムダ使いした金額が具体的に把握できるので、衝動買いに対する抑止力になります。
また、片付けをすると気持ちがスッキリし、ストレスも解消されるでしょう。
本当に必要なモノかどうかをよく考える
どうしても買いたい衝動に駆られた場合、すぐレジに行かないようにします。ひと呼吸おいて、手にしたモノが「本当に必要なモノなのか」「どんな状況で使うのか」「どこに収納するのか」をよく考えましょう。
1つ買ったら1つ手放すようにするのも効果的。ほしいモノがあるとき、手放せるモノがあるかどうかを考えます。今持っているモノを手放してまでほしいモノなら、買っても問題ありません。特にセールのときに、このマインドを持っておくことがとても大切です。
ポイントに惑わされない
キャッシュレスの時代になり、現金を持たない人が増えてきました。キャッシュレス決済はラクな反面、いくら使ったかがわかりにくく、ついついモノを買ってしまいます。
特にポイントがつくものは「ポイント2倍だから」「期間限定ポイントの期限が切れるから」と必要以上に買い物してしまいがちです。お得に利用したいのはわかりますが、あまりポイントにこだわらないようにしましょう。
たとえば、貯まったポイントは贅沢品ではなく生活必需品の買い物だけに使うと決め、余計なモノを買わない方向にシフトしていくのもいいかもしれませんね。ネットショッピングでも同じようにポイントに惑わされて買いすぎないよう注意しましょう。
本来なら、現金で買い物するほうがお金を使っている実感が湧くのでおすすめしたいところですが、今の時代とは逆行した支払い方法になってしまいます。キャッシュレス決済とうまく付き合っていくことが大切です。
後悔しない買い物ができるようになると…
衝動買いは決してやってはいけないとは言いません。どうしても欲に負けてしまうことはあるものです。衝動買いのよくない点は、必要ないモノまで買ってしまうこと。
本当に必要なモノかどうかを見極めた上での買い物なら、衝動的にほしいと思ったモノでも買ってしまっていいんです。むしろ「自分へのご褒美」として買ってあげることで幸福感を味わえるでしょう。
また、衝動買いをやめれば、お金が貯まりやすくなります。「ほしいと思っていたけれど高くて買えなかった憧れのモノ」を買えるようになる日がグッと近づくはず!
「安物買いの銭失い」の生活から「好きなモノだけに囲まれて、気持ちにもお金にも余裕ができる」生活にシフトできるでしょう。
後悔しない買い物ができるようになると、「どうしてこんなモノを買ってしまったんだろう。本当に自分ってダメだな……」と自己否定することもありません。
衝動買いをやめると気持ちも暮らしもスッキリする
衝動買いは、ストレス解消の方法としてもっとも手っ取り早い方法です。それだけになかなかやめられません。ですが、衝動買いをしなくなると、普段からいいモノ、必要なモノを見る目が養われていきます。必要なモノと判断できれば、時には衝動買いしても大丈夫!結果的に満足度の高い暮らしができるようになるでしょう。
ここで挙げた衝動買いしない方法を参考に、自分の買い物パターンを見直してみてくださいね。
これまでに衝動買いしてしまったモノが多すぎて片付けが大変な場合は、宅配型収納サービス「カラエト」に預けてみるのもいいかもしれません。
カラエトに預けて、部屋のモノが減ることで気持ちが落ち着けば、衝動買いをしたくなるようなストレスが軽減される可能性があります。きちんとモノを見極めるいいきっかけになるでしょう。