子どもが片付けるようになる!? 使いやすいおもちゃの収納とは

「片付けて」と声をかけてもなかなか動いてくれないのは育児あるあるではないでしょうか? 楽しんでいるから片付けたくないという気持ちだけでなく、もしかしたら片付けにくいから動いてくれないのかもしれません。
お子さんが積極的に片付けてくれるようなおもちゃの収納方法についてご紹介します。コツは「子どもから見た時に使い勝手がいいかどうか」です。
子どもでも管理しやすいおもちゃの収納方法の基本
子どもが生まれると、それまでは整理整頓された部屋だった人でも、少しゴチャゴチャしてしまうもの。整えた瞬間から散らかり、整える意欲が削がれてしまうこともあるかもしれません。
幼児向けのおもちゃは色がはっきりしたものが多く、視覚に訴えかけられるために乱雑とした印象を受けやすくなります。しかし、その色彩の強さが幼児の成長には欠かせない刺激となるため、成長するまでは共存するしかありません。
お子さんのおもちゃが散らからないようにするためには、片付けやすい環境を整えてあげることが必要です。ポイントになるのが、同じ種類のおもちゃを同じ場所へ収納するということ。
同じ時に遊ぶものがまとまっていることで遊ぶのも片付けるのも楽になるため、散らかった状態を避けることにつながります。
使いやすいおもちゃ収納の3つのコツ
子どもが使いやすく、しまいやすい収納にするために気をつけたいことは次の3つです。
- 中身がわかるようにラベリングする
- ふたのない収納用品を選ぶ
- 収納用品同士の間隔を詰めすぎない
どれも難しいことではないので、できることからやっていきましょう!
中身がわかるようにラベリングする
まず、できるだけ早くやっておきたいのが、中身がわかるようにラベリングすることです。中に何が入っているのかわかるようにしておくだけで、片付けやすくなります。
ラベリングの方法はお子さんの年齢に合わせて変化させていくといいでしょう。まだ文字の読めない年齢であれば写真やイラストで、ひらがなを覚え始めたらひらがなで書くことで読み書きの練習にもなります。
ふたのない収納用品を選ぶ
中の見えないふた付きの収納用品を使ったほうが、すっきり見えるので大人は快適かもしれません。しかし、子どもの目線から見ると使いにくいです。
まず、中が見えないので入っているものがわからないこと。それからふたの開け閉めが面倒で、遊ぶのにも片付けるのにもストレスを感じてしまいます。
お子さんのおもちゃの収納にはふたのないものを用意してあげることで、いちいち中を確認せずに済みますよ。お片付けの時も放り込むだけなので積極的に動いてくれるはずです。
収納用品同士の間隔を詰めすぎない
おもちゃが増えれば増えるほど収納用品も増えてきます。収納スペースには限りがあるため、どうしても詰めて収納してしまいがちですがこれはNG。
収納用品同士の間隔を詰めすぎると数は多くしまえますが、子ども目線で見ると使いづらいもの。詰め込みすぎると出し入れがしづらくなるため、自分で片付けする意欲があるお子さんのやる気を削いでしまう可能性が……。
詰め込みたくなりますが、余裕を持ったほうが子どもには使い勝手がいいことを押さえておきましょう。
年少さんくらいから自分でおもちゃの選別を!
いくらでも増えてしまう子どものおもちゃ。年少さんくらいになったら自分でおもちゃの選別をさせてみるのも経験になりますよ。
自分でいる・いらないの判別をさせることで、おもちゃの増えすぎを防ぐことができるだけでなく、残したおもちゃに対して愛着をもって遊ぶことができます。
そうはいっても最初からすべて自分ではできません。保護者の方が「これは使うかな?」などと声かけをし、考えるきっかけを作ってあげると自分の気持ちと向き合いやすくなります。
定期的におもちゃの選別をする時間を作ってみましょう。
まとめ
子どもがいるからといって、すっきりしたお部屋を諦める必要はありません。ご紹介した3つのコツを押さえるだけで、お子さんにとっては使いやすく、大人にとっては居心地のいい部屋を実現することができるはずです。
部屋が狭かったり、家族が多くて収納スペースがない場合には、カラエト(CARAETO)のようなトランクルームを利用すると広く使えます。
カラエトなら段ボールひと箱500円から利用可能です。特定の季節にしか使わないグッズや、すぐには使わないけれどとっておきたいものを預けてしまいましょう。広い部屋に引越しをするよりは断然安く利用できます。
開いたスペースにお子さんのおもちゃを収納すれば、使いやすく、楽しめる空間作りができるはずですよ。空きスペースに一喜一憂することのない生活をしてみませんか?