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防音対策は大丈夫?一人暮らしなら知っておきたいポイントを解説

防音対策は大丈夫?一人暮らしなら知っておきたいポイントを解説

賃貸に住むときに気になるのが音の問題。近隣住民による騒音だけでなく、自分自身の生活音が迷惑になっていないかどうかも気になるのでは?せっかくの一人暮らし。騒音トラブルになるのは避けたいですよね。今回は、一人暮らしなら知っておきたい防音対策のポイントを詳しく解説します。便利なグッズもまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

一人暮らしには防音対策が必須

音の感じ方には個人差があります。自分は大丈夫だと思っていても、中には敏感な人もいるでしょう。そのため近隣住民への配慮は欠かせません。たとえ「楽器OK」の物件であっても、マナーを守ることは大切です。何も考えずに生活していると、自身の生活音が原因でトラブルになってしまうケースもあるので注意しましょう。

物件を選ぶときのポイント

「せっかく気に入って借りた部屋なのに、住んでみたら周りの生活音が気になって落ち着かない」といった状況は避けたいですよね。では具体的に、何を基準に物件を選べば良いのでしょうか?この章では、構造や間取りといった具体的なポイントをご紹介します。

鉄筋コンクリート造の物件がおすすめ

まずは物件の構造を確認しましょう。選ぶなら「鉄筋コンクリート造(RC造)」がおすすめです。壁の密度が高いため、音が響きにくい特徴があります。完全に遮音できるわけではありませんが「木造」や「軽量鉄骨」などの物件に比べると、音漏れを防げるでしょう。また壁が15センチ以上と分厚くサッシが二重であれば、より安心です。とはいえ、施工方法も関係するため、構造だけでは防音性を判断できないのも事実。物件を決める前に実際どの程度、音が聞こえるのかを管理会社に確認しておくことも大切です。ネットなどの情報だけで判断せず、自身で念入りにリサーチしましょう。

間取りは角部屋を選ぶ

防音を意識して物件を選ぶなら、角部屋がおすすめです。それに加えて最上階か一階であれば、より理想的。上下階どちらかの生活音を気にしなくてすめば、音に対するストレスを軽減できます。

間取りによっては、角部屋ではなく隣同士でも生活音が聞こえにくい物件もあります。たとえばクローゼットや押入れ、廊下などを挟んでいれば、音は響きにくいでしょう。中には浴室やキッチン、トイレといった水回りが隣の部屋と隣接しているなど、生活音に配慮された物件もあります。自身が検討している部屋だけでなく、可能であれば隣や上下の間取りも確認しましょう。見せてもらえるよう、不動産会社に頼んでみてくださいね。

防音性を高めるための工夫

物件選びだけでなく生活する中で、できるちょっとした工夫もあります。少し意識すれば気になる音を防げるので、取り入れやすいものから実践してみましょう。

壁一面に家具を配置する

隣の部屋と隣接している壁には、家具を配置しましょう。新たにアイテムを買わなくても、音が漏れるのを防げます。本棚や収納家具など、背の高い家具が理想的。ただし万が一倒れると危険なので、安定した場所に置いたり、壁に固定したりして安全性にも気を配りましょう。

音が出る機械は壁から離す

ステレオやテレビなど音が出る機械は、隣と面する壁から遠ざけるほうが安心です。とはいえ間取りやコンセントの位置の関係で、どうしても離せない人もいるでしょう。そういった場合は吸音パネルやイヤホンを使うのがおすすめ。ちょっとした工夫で防音できますよ。

掃除・洗濯の時間帯に気を付ける

集合住宅には、生活ペースの異なる人々が住んでいます。そのため、家事をする時間帯にも配慮が必要です。鉄筋コンクリートの物件であっても、窓を開けて掃除機を掛ければ音は外に漏れます。洗濯機など、音が出る家電を使うときは気を付けましょう。平日なら10~16時、休日は11~16時が使用する時間帯の目安です。早朝や深夜を避けるのはもちろん、最低限のマナーはきちんと守ってくださいね。

扉は静かに閉める

何も気にせず「バタン」と扉を閉めていませんか?実家暮らしに慣れていると、つい油断しがちですが自身が思っている以上に響いている場合もあります。部屋にあるドアを一つずつ確認し、特に大きな音が出る場所には「消音テープ」など、専用の防音グッズを使って対策しましょう。

一人暮らしにおすすめの防音グッズ

近隣住民や自身が出す生活音だけでなく、犬や猫の鳴き声、電車、工事など外から聞こえる音に悩まされることもあります。そんなストレスを軽減してくれるのが防音グッズです。この章では、自身で簡単に取り入れられる、おすすめのアイテムをご紹介します。

分厚いカーテン
分厚いカーテンなら取り付けるだけで、外からの音や自身の生活音を軽減できます。選ぶなら、防音だけでなく遮光や断熱効果に優れたものがおすすめ。眩しい光を遮ることができ、冷暖房の効率もアップするので快適な一人暮らしを目指す人に最適です。

吸音シート
吸音シートは音の振動を吸収してくれるアイテムです。スピーカーやテレビの裏側や隙間、天井、床など気になる場所に貼って使いましょう。ポイントは、全面隙間なく覆うこと。壁の一部にだけ取り付けても効果がないので気を付けてください。

こちらの吸音シートは石膏の壁であれば、虫ピンで設置できます。穴が目立たないので、賃貸の一人暮らしにおすすめです。また防音だけでなく冷暖房の効率アップにつながるのも魅力的。防音と光熱費の節約を同時におこなえるのは嬉しいですね。

防音カーペット
防音カーペットなら床に敷くだけでOK。気になる足音はもちろん椅子を引くときや、ものを落としてしまったときの振動も、しっかり吸収します。単体でも生活音を抑えられますが防音マットと併用すると、より効果的です。

防音スリッパ
肌触りの良い綿素材の防音スリッパ。気になる足音を軽減する効果が期待できます。通気性が良くオールシーズン使用可能。さり気ないヘリンボーンのデザインは、シンプルでありながらおしゃれ感もばっちりです。カラーバリエーションが豊富なので、インテリアに合わせて選びましょう。汚れが気になったら洗濯でき、清潔な状態を保てるのも魅力です。

快適に暮らすために防音以外の住環境も整えよう

より快適に暮らすためには防音対策以外にも、住環境を整えることが大切です。たとえば、お気に入りの食器や雑貨を購入しても、散らかった状態では快適とは言い難いのではないでしょうか?とはいえ、片付けが苦手な人や整理する時間を取れない人もいるでしょう。

そこでおすすめなのが、宅配収納サービスの「カラエト」です。面倒な手続きは一切なく通勤中や家事の合間に、アプリからサクッと申し込めます。自身でする作業は、預けたいものを段ボールに詰めるだけ。配送業者が自宅まで引取りに来てくれるため、運送会社に荷物を持って行く手間もありません。月額264円~と手頃な価格なので「とりあえず試してみたい」という人にもおすすめです。

防音対策をおこなって、もっと一人暮らしを楽しもう

せっかくの一人暮らし。近隣住民と騒音トラブルで揉めないために、防音対策は欠かせません。まずは一度、自分が出す音に意識を向けてみるのもおすすめ。客観的に聞いてみると、意外とうるさいかもしれません。また自身で気を付けるのはもちろん、友だちが部屋に遊びに来たときに、あまり大きな声を出さないようお願いすることも大切。周囲に配慮しながら、一人暮らしを楽しんでくださいね。

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