更新日: 収納術

4ステップで汚部屋脱出!汚部屋の原因と片付け方法

4ステップで汚部屋脱出!汚部屋の原因と片付け方法

いつもきれいな部屋をキープするのは、手間がかかって面倒なもの。

普段人に部屋を見られる機会がない1人暮らしの場合は特にそうですよね。

仕事や私生活のストレスが溜まって、片付けや洗濯、食器洗いといったどんどん後回しに。ふと散らかって汚れてしまった部屋を見て、「私の部屋って、もしかして汚部屋…?」と不安になる人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、汚部屋になってしまう原因を解説し、たったの4ステップで汚部屋脱出ができてしまう片付け方法を紹介します。

ピカピカのモデルルームとまではいかずとも、人をためらいなく呼べるくらいの部屋をキープできるよう、参考にしてみてください。

汚部屋って何?読み方は?

汚部屋と言う言葉は、お部屋の「お」を「汚」という漢字に置き換えることで、汚れた部屋を表した造語です。

汚れた部屋とは、どんな状態を指すのでしょうか。

インターネット上の辞書・「デジタル大辞泉」によると、汚部屋の定義は以下の通りです。

俗に、汚らしい部屋。ごみを放置していて不潔だったり、生活に支障が出るほど物がちらかっていたりする部屋。

引用元:汚部屋(おべや) の意味|コトバンク

読み方はデジタル大辞林によると「おべや」ですが、「おへや」と呼ぶこともあります。

いわゆる「ただの散らかった部屋」とのボーダーラインは、「生活に支障が出るレベルか否か」というところ。

日常生活で部屋に不便さや苦痛を感じることが多ければ、あなたが住んでいるのはもしかしたら「汚部屋」なのかもしれません。

部屋を散らかしてしまう人の心理とは

汚部屋の定義について知ったところで、続いてはなぜ人は汚部屋を生み出してしまうのか、その心理を紐解いてみましょう。

物を捨てることへの罪悪感

汚部屋の特徴として挙げられる代表的なものに、「物が多すぎる」という要素があります。

物が多いといくら片付けをマメにしていても、部屋をきれいに保つのは至難の業です。

物をたくさん所持している人のなかには、物を捨てることに罪悪感を感じ、その罪悪感から逃れるために溜め込んでしまうといったパターンがあります。

幼いころから物を大切にするよう言われて育った人や、両親の口癖が「もったいない」だったなど、生まれ育った環境が影響している場合も。

物を捨てることが日常ではなく特別なことだと認識している人の場合、片付いた部屋をキープするのはなかなか難しいでしょう。

精神的な疲労やストレスが溜まっている

床には脱ぎっぱなしで洗濯していない洋服、キッチンの流し台には大量の洗っていない食器が…。

こんな風に家事が上手く回っていないことによる汚部屋は、ストレスが原因かもしれません。

時間的・精神的なゆとりがないために家事をやろうという気が起きず、部屋の状態にも気が回らなくなるのです。

何をするにも億劫で、休日も動けないようであれば、一度うつ病を疑って心療内科を受診するのも1つの方法ではないでしょうか。

気が付くと部屋が散らかっていて、どうすればいいかわからない

物を捨てるのに罪悪感を感じず、また家事が億劫なわけでもないのに、なぜかいつの間にか部屋がちらかってしまうというパターンもあります。

こういった場合は、「元々片付けなどの順序立てて物事を進める行動が苦手」などといった、本人の特徴によるものが大きいです。

あまりに片付けが苦手だと、「自分は何かの病気なのでは」と心配になることもあるかもしれません。

確かにADHD(注意欠陥多動性障害)の人の場合、段取りや効率を考えて行動するのが苦手な傾向があります。

本人の努力だけでは改善が難しい場合もあるので、気になるようなら専門医を受診してみてもいいでしょう。

あなたの汚部屋レベルは?セルフチェック

続いては実際に、あなたの汚部屋がどのくらいの段階にあるのか、セルフチェックしてみましょう。

次の項目のうち、自分の部屋に当てはまるものがいくつあるか数えてみてください。

  • 部屋に人を呼ぼうとしたとき、数日掃除したくらいでは片付かない
  • 生ゴミや食べたものの空き容器などを定期的に捨てず、家に溜めている
  • 床が露出している面積が少なく、足の踏み場がほとんどない
  • カビやホコリが日常的に積もっている
  • 物の置き場所が把握できない状態で、必要な物が家中探し回らないと見つからない
  • 寝る場所や食事をとる場所といった、生活するためのスペースが確保できていない

1つだけ当てはまった場合は、「やや汚部屋」レベル。

日頃の習慣を見直せば、きれいな部屋で生活できるようになる可能性が高いです。

2つ以上当てはまった場合は、「そこそこ汚部屋」レベル。

この後ご紹介する片付け方法を参考に、これ以上汚部屋が進行するのを早めに食い止めましょう。

3つ以上当てはまった場合は、「完全に汚部屋」レベル。

早急に対処が必要です。自分1人で片付けるのが難しいと感じた場合は、友人・家族・業者といった人の手を借りることも検討してみましょう。

どこから片付ければいいの?汚部屋の掃除手順

自分の汚部屋レベルがわかったところで、いよいよ汚部屋の掃除手順の紹介です。

汚部屋の掃除は、普段の掃除の何倍も手間がかかります。

時間が有り余っているときややる気に満ち溢れているときには、一度に片付けてしまっても良いですが、それ以外の場合は何日かに分けて行うことをおすすめします。

特に気力が落ちているときは一度に全てやろうとせず、週末に少しずつ進めていくなど、無理なく行ってくださいね。

ステップ1.まずはとにかくゴミ捨て

汚部屋の掃除をする際に、最優先事項となるのがゴミ捨て。

本来定期的に捨てるはずのゴミが部屋に溜まっているというのは、衛生上とても良くない状況です。

生ゴミや食べ物の空き容器といったプラゴミはもちろん、空のペットボトル・段ボール・雑紙類など、ゴミ回収に出せるものはすべてかき集めましょう。

集め終わったら、種別ごとにゴミを仕分けして部屋の隅にまとめておきます。

仕分け方法や回収日は住んでいる市区町村のサイトを見ればわかるので、順番に捨てていけばOKです。

集めたゴミ袋が日ごとに部屋から少しずつ消えていくので、不思議な達成感を得られるはずですよ。

ステップ2.家中のカビ・ホコリを除去

ゴミ捨てが終わったら、続いてはカビやホコリの除去です。

カビやホコリは放置しておくと健康に悪影響を及ぼす危険があるので、早めに退治しておきましょう。

掃除を始める際は、部屋の換気を必ずして、マスクを装着してくださいね。

カビ退治には、スプレータイプの塩素系のカビ取り剤がおすすめ。

キッチンやトイレ・お風呂場などの気になる場所にスプレーをしてしばらく置けば、こすらずきれいにカビが取れます。

細かい場所や頑固なカビが発生している場所には、使わなくなった歯ブラシを活用するといいでしょう。

ホコリ取りには、100円ショップで買えるハンディモップがおすすめです。

テレビ台の裏や食器棚の上など、普段目に入らない場所のホコリもしっかり落として、仕上げに掃除機をかければ完璧です。

ステップ3.布類は全て洗濯

カーテンやマットレスなど、長年洗っていない布類はかなり汚れている可能性が高く、部屋全体のニオイの原因にもなります。

洗えるものは自宅で洗って、家の洗濯機で洗えないサイズのものは、コインランドリーを利用しましょう。

レースカーテンは破れやすいので、目の細かい洗濯ネットに入れるのがおすすめ。

地面に直接敷くマットレスは、定期的に洗ってもどうしても汚れてしまうので、思い切って捨ててしまうのも1つの方法です。

ステップ4.必要な物といらない物を仕分けして終了

せっかくきれいにした部屋も、物が多いといまいちキレイになった気がせず、またすぐに汚れてしまいやすいもの。

汚部屋の原因となるホコリやカビも、物が多いほど発生しやすくなります。

いらない本やCD、着なくなった服など、家の物の量を半分に減らすくらいのつもりで、いらない物を仕分けしましょう。

「手に取った時に気分が上がらないものは捨てる」「5年以上1度も使っていないものは捨てる」など、具体的なルールを設けると思い切って捨てやすいのでおすすめです。

汚部屋の脱出に成功するためのカギ

せっかく掃除をして一時的に汚部屋を脱出できても、長年身に付いている習慣はなかなか替えられないものです。

意識していないと数日ですぐに元の汚部屋に戻ってしまうことも。

そこで、ここからはきれいな部屋をキープして汚部屋を完全に卒業するコツをご紹介します。

どうしても捨てられないものは「預ける」

必要な物といらない物を仕分けようとしたとき、必要な物が多すぎて、家にある物がまったく減らないという人も多いはず。

しかし、実はその「使わないけど捨てられないから、とりあえず取っておく」という習慣が、部屋に物をどんどん溜め込んでしまう原因。

そこで、どうしても捨てられない場合は、「預ける」という選択をしてみてはいかがでしょうか。

宅配収納サービスのカラエトなら、段ボールに詰めた荷物を月額500円で保管してもらえます。

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ビフォーアフター写真を撮っておく

モチベーション維持のために、掃除をする前の汚部屋と掃除したばかりの部屋を写真に撮って、いつでも見られる状態にしておくのも効果的。

写真を定期的に見比べることで、部屋を片付けた達成感が味わえるとともに、「もうあの頃には戻らない!」という意志が持続します。

「ゴミは溜まる前に捨てる」を意識する

汚部屋の1番の原因とも言われるゴミ。

「ゴミ回収の日が来てもゴミ袋がいっぱいになるまでは次週に持ち越す」というような行動が習慣化していると、いつのまにか元の生活に戻ってしまう危険があります。

多少もったいない気がしても、回収日に合わせて毎回ゴミ出しをする習慣を身に付けましょう。

種類別にゴミ箱を用意して、部屋の中にゴミを置きっぱなしにしない工夫も大切です。

今年こそ汚部屋を脱出して、身も心も快適な暮らしを

汚部屋を脱出してキレイな部屋をキープすることで得られるのは、なにも生活の快適さや利便性だけではありません。

部屋をキレイにする最大のメリットは、「部屋を片付けられないだらしのない自分」を脱することで自己肯定感が高まり、気持ちがポジティブになることです。

どうしても物が減らせない場合は、「カラエト」などの収納サービスをうまく活用してすっきり片付いた部屋を手に入れ、明るく前向きな毎日を送りましょう!

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