更新日: 収納術

物が多い人の特徴とは?スッキリ見える片付けのコツも

物が多い人の特徴とは?スッキリ見える片付けのコツも

家にいる時間が以前よりも増えた昨今。

物が多い家に住んでいると、なんとなく窮屈に感じてしまったり、イライラしてしまうという人は多いはず。

どうしても捨てられない物が多くても、できればスッキリと片付いた部屋で生活したいですよね。

本記事では、家に物が多い人の特徴やデメリットを紹介し、片付けや物を捨てる際のコツもお伝えしていきます。

家に物が多い人の特徴

まずは、家に物が多い人の特徴を紹介します。

タイプに合わせた改善策も一緒にお話ししていくので、自分に当てはまるものがないか、1つずつ確認してみましょう。

「なんとなく」で物を買ってしまう

  • 好きなキャラクターのグッズはとりあえずコレクションしてしまう
  • 買い物に行って「いいな」と思うと、予定外の物も買ってしまう

こんな風に、「どうしても欲しくて探していた物」以外の物もたくさん買ってしまうタイプの人は、家にどんどん物が溜まりやすい傾向にあります。

「物を買う」という行動のハードルが非常に低く、買うと気が済んでしまうので、実際には買った物を使っていないパターンが多いのも特徴のひとつです。

部屋の中を見渡して、実際に日常的に使っているものがどれだけあるか考えてみてください。

ほとんどが日常的に使っていない物である場合、あなたは「なんとなく物を買ってしまう」タイプの人かもしれません。

こういったタイプの場合は、物を買う前に一呼吸置く癖を付けることが重要。

今買おうとしている物が、自分にとってどんな意味や価値を持つ物なのか、レジに並ぶ前に立ち止まって判断する冷静さを養いましょう。

今の生活に満足していない

  • 買い物をすると気分が晴れる
  • 明らかに予算オーバーの物でも、つい分割払いで買ってしまう
  • 家に物がたくさんあるのに、まだまだ足りないと感じる

こういったことに心当たりがある人の場合は、単純に物欲が強いだけではなく、私生活の満足度に問題があるかもしれません。

寂しさや今の生活に対する不満、将来への不安といったマイナスな感情を、物を買うことで紛らせようとしている可能性があります。

このようなタイプの場合、物が増えていくだけではなく、金銭的に困ったことになってしまうといったリスクも。

そのため、できるだけ早く買い物という行為への依存度を軽減する必要があります。

買い物がストレス解消の手段になっているという自覚がある人は、ストレスの根本的な原因を断つ・改善するのが先決です。

信頼できる人に相談する・生活リズムを改善して心身の調子を整える・転職や引っ越しをして今とは違った環境に身を置くなど、できることから少しずつ改善していきましょう。

思い出や感謝の気持ちを大切にする

「人から貰った物や思い出の品を処分するのが苦手」という人は結構多いはず。

もちろんそれ自体は悪いことではありませんし、むしろ感謝の気持ちや物を大切にするのは素晴らしいことです。

しかし、部屋のキャパシティを越えるほど物を溜め込んでしまって、生活が不便になるのは考えものですよね。

プレゼントをあげた本人からしても、自分が渡したものを無理して取っておいてもらっていると知ったら、決して嬉しくは思わないはずです。

こういったタイプの人は、自動的に物を溜め込まなくするルールを設けることが重要。一度に保管できる物の品数を決めたり、プレゼントには形に残らないものをリクエストするなど、「捨てられない自分」を考慮したマイルールを作ってみてはいかがでしょうか。

物が多い家に住むデメリットとは?

自分がどんなタイプかを把握したところで、続いては物が多い家に住むデメリットの紹介です。

物が多い家のマイナス面を理解することで、今の生活に危機感を抱くようになり、片付けのモチベーションが上がります。

ぜひしっかりとチェックしておきましょう。

気が散ってイライラしやすくなる

物が多すぎる家にいると、家事や仕事をしている最中に色々な物が目に入り、つい気になってしまいますよね。

置きっぱなしになっていた漫画や文庫本についつい手が伸びてしまったり、出しっぱなしにしていたお菓子を食べてしまったり…こんなことをしているうちに、本来やるべきことがどんどん後回しになってしまいます。

誰でも、散らかった空間よりもスッキリと片付いた空間の方が集中力は上がるもの。

特に在宅で仕事をする機会が増えてきた昨今では、集中を妨げる「誘惑の多い部屋」は改善した方が良いでしょう。

また、物が多く散らかった部屋は視覚的な情報量が多いため、長時間いると脳が疲れてしまうというデメリットもあります。

できるだけ心穏やかにリラックスした状態でいるためには、部屋は片付けた方が良いということですね。

片付けられない罪悪感がストレスに

物が多い部屋にいるとイライラしてしまうのは、何も誘惑の多さや視覚的情報量の多さだけが原因ではありません。

「きちんと片付けられない自分へのいら立ち」というものも少なからずあります。

散らかった部屋を見る度に「だらしのない自分」を認識させられ、自己肯定感が低くなってしまうのです。

疲れて帰ってきて本来リラックスするはずの自宅で、いらないストレスを溜めたくはありませんよね。

こうしたストレスは食べ過ぎや不眠といった生活習慣の乱れにも繋がりやすいので、なるべく早めに対処した方が良いと言えるでしょう。

物が多い家でも片付いて見える方法

物が多い家に住むデメリットを理解したところで、実際に行動を起こそうと思うと、具体的にどうすれば良いのかわからないという人は多いのではないでしょうか。

そこで、ここからは物が多い家でも片付いて見えるコツをご紹介します。

今すぐにでも実践できる手軽なものを中心に解説していくので、取り入れられそうなものから少しずつやってみてください。

床に物を置かない

「片付けの基本中の基本」とも言われるテクニックです。

床に物を置かないことを習慣づけるだけで、今までの何倍もスッキリした印象の部屋になります。

一見当たり前のように感じるかもしれませんが、外出先から家に帰ってくると、ついカバンや上着をその辺の床に置いてしまうという人は多いはず。

上着はすぐにハンガーにかける、カバンは棚に置くなど、日頃から意識して「うっかり床置き」を防止しましょう。

物の定位置を決めておく

インテリアや大型の家電など動かさない物には、それぞれ決められた定位置があるもの。

しかし、持ち運んで使う物や細々した物には、定位置を決めていないことが多いですよね。

物の定位置を決めていないと、使い終わった後もそのまま同じ場所に置きっぱなしにしてしまったり、置いた場所を忘れて探し回るはめになったりと、様々なデメリットがあります。

そうならないためにも、次のようなルールを設けて、物の定位置をある程度決めておくことが大切です。

  • スマホの充電場所を決めて、充電器を持ち歩かない
  • 筆記用具はすべてデスクのペン立てに入れる
  • 化粧品やヘアケア用品は洗面台の収納にまとめる

物の定位置を決める際のポイントは、同じジャンルのものはなるべく一カ所にまとめること。

見当たらなくても「ここを探せば見つかる」という大体の検討が付くので、あちこちひっくり返して探さずに済みます。

インテリアの配置を工夫する

すでに置き場所が決まっているインテリアも、レイアウトを見直してみると、改善点が見つかるかもしれません。

  • テレビ台などの大きくて圧迫感のある家具は、壁際の低い位置に置く
  • 複数のインテリアをできるだけ一カ所にまとめて、余白を作る

このようなちょっとした工夫をすることで、同じ家具でもスッキリと見せることができます。

また、カーテンやクッションカバー・ラグマットといった買い替えがしやすい物の色を揃えるのもひとつの方法です。部屋全体に統一感が出て、物がある程度多くてもゴチャゴチャした印象になりません。

後悔せずに物を捨てる方法

「どんなに一生懸命片付けをしても、そもそも物が多すぎて片付かない…」と頭を抱えてしまうこともあるかもしれません。

そんな場合は、ある程度は物を捨てて、家にある物の数を減らしてから片付けに取りかかる必要があります。

物が多い人のほとんどが、物を捨てることを苦手としているはず。

そこで、ここからは後悔が少ない物の捨て方をご紹介します。

使用頻度が低いものから捨てる

ひと昔前に流行した服、1度ハマったもののすぐに飽きて辞めてしまった趣味の道具など…

あなたの部屋には、長年使っていない物がたくさん眠っているのではないでしょうか。

ひょっとしたら、10年間1度も手に取っていなかった物なんかもあるかもしれません。

そこで、長年思い出すこともなかった物に関しては、自分にとって大切な物でなかったと判断し、思い切って捨ててしまいましょう。

「過去1年間で1度も使わなかったもの」など、具体的な期間を決めてから捨てていくと、迷わずに作業を進められます。

あまりにも捨てたくない物が多すぎる場合は、「過去3年間」「過去5年間」など、ボーダーラインとなる期間を延ばすのがおすすめです。

思い出の品はデータ化する

大切な人から貰った手紙、子供の頃に作った図工の作品など、思い出がたくさん詰まっている物はなかなか捨てられないものです。

しかし、それら全部を取っておくと、居住スペースはどんどん狭くなってしまいます。

そこで、思い出の品は思い切ってデータ化してしまうのがおすすめ。

写真に撮ってパソコンやHDD・USBメモリーなどに保存しておけば、いつでも好きなときに思い出を振り返ることができます。

人から貰った物の場合は特に、いくらデータで残すからとはいえ、実物を捨てるのは心苦しいと思うかもしれません。

しかし、使わないからと貰い物を言ってあっさり捨ててしまう人が多いなか、写真に撮ってデータで保存するのは、贈る側の気持ちを尊重した行為と言えるのではないでしょうか。

売れるものはなるべく売る

気持ち的にはもういらないと思っていても、高価な物だと「苦労して買ったから捨てるのももったいないな…」と、なかなか捨てられませんよね。

そんな場合は、リサイクルショップやフリマアプリを利用して売ってしまうのがおすすめです。

現金化することで、「もったいない」感が薄れ、手放した時の後悔が少なくなります。

リサイクルショップは一般的に、ブランド品に力を入れているお店・家電を高額買取してくれるお店など、お店ごとにそれぞれ違った得意分野があります。

自分の売りたい物を高く買い取ってくれるお店が自宅の近くにないか、調べてから売りに行くようにしましょう。

どうしても捨てられない物は「預ける」という手段も

捨てられない大切な物が多すぎると、いくら不要なものを捨てたり片付けの方法を買えたりしても、部屋がスッキリとしないこともあります。

そんな人にこそおすすめなのが、宅配収納サービスの「カラエ」。

洋服や本、思い出の品といった荷物を段ボールに詰め、宅配で送るだけで、収納・保管してもらえるサービスです。

料金は、送料やアイテムの写真撮影を含めて月額500円。一般的なトランクルームよりもかなり安価なので、長期間預け続けていても負担になりません。

預けた荷物を確認したり、荷物の取り出しがアプリでできる手軽さも魅力です。

「物が捨てられない、でも部屋をスッキリ片付けたい」という方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

>>「カラエト」の公式サイトはこちら

「ちょっと捨てて、ちょっと片付ける」がスッキリ部屋のカギ

家に物が多いのは、決して悪いことではありません。

むしろ新しい商品が次々と発売され、使い捨てるように物を消費する野が当たり前になりつつあるこの時代に、物を大切にするというのは素敵なこと。

「大好きな物に囲まれて暮らすのが幸せ」と感じる人だっています。

ですが、物で溢れかえった家に帰るのが憂うつだったり、片付けられない自分にイライラしてしまうようであれば、家を片付けるためのちょっとした工夫を実践してみましょう。

無理なく部屋をスッキリさせるためには、今よりちょっとだけ物を減らして、ちょっとだけ収納に工夫を加えることが大切。

カラエト」のような、宅配収納サービスを賢く利用するのも効果的です。

物がなかなか捨てられなくても、工夫次第できれいな部屋を手に入れることは可能です。

諦めずに、チャレンジしやすいものから始めてみてくださいね。

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