【衣替え】ニットやセーターの正しいお手入れと保管方法で次も美しく

衣替えでセーターをしまう際、収納場所に困ったことはありませんか?セーターは厚手でかさばるだけでなく、収納方法にもコツがいります。万が一、保管方法を間違えるとセーターが着れなくなってしまうことも。
そこで今回は、整理収納アドバイザーの藤野ことさんに監修していただき、セーターの正しい保管方法や保管のコツをまとめました。
参考記事:かさばる冬物の収納術5選!毛布やコート・ニットをどう収納する?
セーターやニットを正しく保管しなければならない理由
セーターなどのニット類は、保管方法を間違えると生地を傷める可能性があります。実際にどんなリスクがあるのでしょうか。
セーターやニットは害虫がつきやすい
セーターなどのニット類は、ただでさえ害虫がつきやすい素材です。そのうえ洗濯などの手入れが不十分だったり、保管場所が適さなかったりすると、次のシーズンには虫食いでセーターに穴が開いているということも少なくありません。
柔らかい素材だからこそ傷みやすい
セーターは柔らかく、伸ばしたり、圧迫したりする衝撃にとても弱い素材です。そのため、次のシーズンまでの長期間、窮屈に押し込んだ状態やハンガーにかけっぱなしで収納するのは良くありません。柔らかさを損ね、型崩れを起こしてしまいます。
セーターやニットの正しい保管方法
では、セーターを正しく保管するためにはどうすればよいのでしょうか。重要なポイントは以下のとおりです。
素材を傷めないように、重ねすぎや詰め込みに注意
セーターを重ねて入れたり、無理やり押し込んで収納するのは素材を傷める原因です。次に出したときにはヨレヨレ……ということにもなりかねません。衣装ケースに入れて収納する際は、重ねすぎず、セーターを上のほうに置くようにするといいでしょう。また、タンスや比較的底の浅い衣装ケースであれば、重ねるよりも立てて収納するのがおすすめです。立てることでセーターに必要以上の負担をかけずに済みます。
収納する際は汚れを取り除き、しっかり乾かす
収納する際は、セーターに汚れが残っていないかしっかりチェックしましょう。汚れが残っていると、害虫がつく原因になります。
また、水分が残った状態でセーターを収納してしまうと、湿気がこもりカビの発生につながります。収納する際は、きれいに洗濯し、十分に乾かしてから収納するようにしましょう。
湿気・防虫対策をしよう
湿気・防虫対策は、次のシーズもセーターを気持ちよく着るうえでとても大切なこと。どんなに気を付けていても、収納場所や保管状態によっては虫食いやカビが発生してしまうことがあります。大切なセーターをきれいなまま保管するためには、乾燥剤・防虫剤の使用を忘れないようにしましょう。
自宅でセーターを正しく保管するのはなかなか難しいものです。そんな時には、セーターをトランクルームへ預けてみてはいかがでしょうか。
セーターやニットをトランクルームに預けるメリット
冬物を収納しようにも「量が多すぎて収納場所に困る……」という経験がある人も多いでしょう。特にセーターはかさばりやすく、押し込むわけにもいかなため収納スペースを圧迫してしまいがちです。そんな時、自宅の収納スペースだけではなく、別の場所にセーターを保管しておくことができれば収納の悩みも解消され、自宅もすっきりと整頓できます。そこで便利なのが「トランクルーム」です。
しかし、トランクルームは本当に安心して保管できるのでしょうか。ここではセーターをトランクルームに預けるメリットについて解説します。
自宅以外に収納場所が増える!
まず1つ目のメリットとして、自宅以外に収納スペースが増えることがあげられます。セーターはかさばりやすいため、トランクルームに保管することで自宅の収納スペースに余裕が生まれます。
利用するトランクルームによって、セーターだけでは預けられるスペースが埋まらないこともあります。その場合はセーター以外にも、季節の衣替え一式や普段使わないアイテムなどもまとめて預けるといいでしょう。よりすっきりとお部屋を片付けられます。
安く利用できるサービスも多い
近年のトランクルームは個人利用や一時利用者も増えているため、お手頃な月額で利用できるトランクルームが増えています。
一例として、集荷・配送付きトランクルーム「カラエト」では、大容量の段ボール箱にいっぱい詰めても月額500円!しかも荷物の集荷から取り出すときまで、すべてカラエトがおこなってくれるので、家にいるだけでいいんです。
ほかにもトランクルームは屋内型、屋外型、宅配型などたくさん種類があり、預けられる量や設備・サービスによって料金が異なります。セーターを預けるならそこまで大きなトランクルームを利用する必要はないため、リーズナブルな費用で済みます。
>>月額500円から利用可能!集荷、配送付きトランクルーム「カラエト」
空調管理されているため、保管環境がよい
屋内で保管するトランクルームの多くは、24時間空調管理されています。つまり預けたものは、いつでも最適な保管環境に置かれているわけです。
自宅では室温変化が激しかったり、換気不十分で湿気がこもりがちといった不安定な環境がほとんどです。一方、空調設備の整ったトランクルームなら、大事なアイテムをいい状態で保存でき、長持ちさせることができます。セーターを預ける際も、虫食いやカビから守られ、安心して保管できます。
ただし、屋外のコンテナや空調設備がないトランクルームは保管環境が落ちるため、利用する際は十分に確認しましょう。
セーターやニットの保管に最適なトランクルームとは
トランクルームにはさまざまタイプがありますが、おすすめなのは空調管理された宅配収納タイプのトランクルームです。
宅配収納タイプとは、トランクルームに直接足を運ばず、宅配で収納のやり取りをする仕組みのトランクルームのことです。宅配で送るだけで預け入れの手続きができ、取り出す際も申請すれば配送してくれます。
例えば、宅配収納サービス「カラエト」は、140サイズのダンボール1箱500円の月額料金で使用することが可能です。出し入れもとてもスムーズですし、もちろん空調管理・セキュリティ管理もされているため、安心して預けておくことができます。
さらに、預けたアイテムは専用アプリで画像管理ができ、万が一不要なアイテムがあれば、カラエトの専用マーケットで出品までできる優れものです。売れた時も相手のアプリに画像が移動されるだけで、売買が完了。発送の手間や余分なやり取りが一切ありません。
自宅の収納スペースを整理できて、いらなくなったときは手軽に出品もできるカラエトは、トランクルームの新しい活用法としてもおすすめです。
セーターを正しく保管して良い状態を保ちましょう
セーターは、無理に詰め込んで圧迫されるとすぐ傷んでしまいます。また、正しく保管しないと虫食いやカビが発生する可能性もあります。ですから、湿気や防虫の対策をしたうえで適切な環境で保管することが重要です。
セーターの保管場所に困るのであれば、トランクルームの利用がおすすめ。ご紹介したような宅配型のトランクルームであれば、料金も安価で出し入れも簡単にできて使いやすいのがポイントです。大事なセーターを翌年も安心して着られるように、保管場所には適切な環境を選びましょう。