押し入れに本棚をDIYする方法と注意点について。

「押入れに本を収納したい」「本棚がいっぱいでこれ以上本を収納できない!」という方におすすめなのは、押入れに本棚を作ることです。
本記事では、押入れに本棚にDIYするときに必要な材料や、注意しておきたいポイントを紹介します。
押入れに本棚を作る・DIYできる!
本がたくさんあって「本棚に収納しきれない」「机や床に積んでしまっている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのは、押し入れに本棚を作ることです。「押入れに本棚!?」と驚かれるかもしれませんが、実は、押し入れには思っている以上の可能性があるのです。
本棚として使うことも、ワークスペース化することも可能
押入れに本を収納されている方は、箱に本を詰めて入れている方が多いのではないでしょうか。もちろんこれでも収納できますが、ふと読みたくなったときに「どこに入れたのかわからない……」となることが最大のデメリットです。
本を見やすく収納するためには、背表紙が見えるよう、本棚に収納したいですよね。押入れは工夫次第で本棚として使うことが可能です。
また、さらに一工夫することで、ワークスペースとしても使用可能。
押入れのふすまを開けて、上段を机、本棚として。下の段は椅子を入れるスペースを開けて、左右を収納スペースとして使うことができます。
押入れのしきりの高さ的に、椅子を設置したらワークスペースとして使えそうなのか一度確認してみることがおすすめです。
押入れに本棚を作るときには湿気やカビに注意
押入れに本を収納する際には、湿気やカビに注意することを忘れないようにしましょう。
押入れは通気性が悪く、湿気がたまりやすい場所です。本は高温多湿な場所に弱いため、湿気対策をしていない場合、最悪のケースだと本にカビが生えてしまった……なんてことにもなりかねません。
ワークスペースとして使う場合や、ふすまを外してつかう場合はそれほど気を使わなくても大丈夫ですが、定期的に押入れの換気をしたり、除湿剤を入れ替えたりするなど、湿気対策は忘れないように注意してください。
参考記事:ぐちゃぐちゃ本棚はもう卒業!簡単にできる本棚整理テクニック
押入れに本棚をDIYする時にはどこで材料を揃えたらいいの?
では、押入れに本棚を作るときには、何が必要なのでしょうか。
上段に本棚を作る場合は、横にスライドするタイプの本棚を設置することがおすすめ。奥行きがあるスペースを有効に活用できます。また、背表紙がひと目で見れることもポイントです。
しかし横にスライドさせる本棚を設置する場合は、イチから押入れを改造するため手間もかかりますし、賃貸の場合はNGのことも。
簡単に設置する方法は、下段にキャスター付きの本棚を入れることです。
キャスター付きのものを設置することで、収納している本の出し入れも簡単。また、「ソファでゆっくり読みたいから、本棚をソファの近くに移動させる」なんてことも可能です。
ニトリや無印などで完成された本棚やカラーボックスを購入する
押入れに設置する本棚は、ニトリや無印良品などで、すでに完成されている本棚やカラーボックスを選ぶとすぐに設置できます。
キャスター付きのものではない場合、後からキャスターを設置したときの高さも考慮してサイズを選ぶようにしてください。
雑誌を収納する場合と、漫画を収納する場合では、適した本棚のサイズも変わります。収納したい本の種類と量にあわせて本棚を揃えてみてはいかがでしょうか。
100均やホームセンターで材料を揃える
本棚に設置するためのキャスターや、本棚をDIYするための材料は、100均やホームセンターで揃えられます。
インターネット通販で購入する際には、サイズを目で見て確認することができないため、サイズをよく確かめてから購入するように注意してください。
文房具店のボックスでも作成できる
書類を収納する場合には、文房具店などで販売されている書類の収納ボックスを使うこともおすすめです。
書類をそのまま収納ボックスに入れておいてもよし、ファイルに入れておいたものをまとめて収納ボックスに入れるのもよし。
収納したい本が少ない場合は、ボックスに入れて収納することも検討するといいでしょう。
押入れに本棚を手作り・自作するときには何が必要?
最後に、押入れに本棚を手作りするときに必要な材料を確認しましょう。
材料はホームセンターや100均などで簡単に揃えられます。押入れのサイズを測って、設置したい本棚のサイズを考えて準備を進めてくださいね。
カラーラック・カラーボックス・キャスターなど
「本棚をイチから作成する際には、ベニア板から作らないといけないのかな?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、先ほども紹介したようにカラーラックやカラーボックスなどを使うと簡単に作成できます。
押入れ、特に下段の場合は出し入れをしやすくするためにもキャスターをつけておくことがおすすめです。キャスター付きのものを探すのも一案ですが、自分でキャスターを取り付けるのは意外と簡単。
キャスターは100均、ホームセンター、ネット通販で1つ100円〜500円で購入できます。ネジやドライブでつけるタイプがほとんどですが、セットになっていないものもあるので、購入時に設置方法まで確認してみてください。
もし、イチから自分好みの本棚を作成したい場合は、ベニア板や棒などを組み合わせて作成するのも一案です。
「本棚なんて自分で作れるの?」と思うかも知れませんが、木材とネジさえあれば思っているよりも簡単に作成可能。「道具がない」「作業する場所がない」という場合は、道具付きの作業場としてホームセンターのDIYスペースを活用するのも方法です。
また、ホームセンターでは、板を希望のサイズにカットしてくれるサービスもあります。作りたい本棚の設計図を作り、板のサイズを計算し、好みの板を選んでみてはいかがでしょうか。
セットになっているものもある
「自分で材料をひとつひとつ集めるのは難しい……」という場合は、本棚のDIYセットを購入するのも一案です。別々に材料を購入するよりは割高になることもありますが、必要な材料がすべて含まれていて、採寸もされているセットを利用すると、手軽にDIYできます。
ただ、組み立てするときの道具などは含まれていないこともあります。セットを購入する際には、自分で準備しなければいけないものはあるのか、事前に確認しておくようにしてください。
押入れの本棚に収納できなかった場合は宅配型収納サービスがおすすめ
押入れに本棚を作成すると、収納できる本の数がぐっと増えるでしょう。自分で作った本棚に本がずらりと整列している光景は感慨深いものがあります。
「押入れに本棚を作ったけれどまだまだ入れられない本がある」「本棚を作っても全部収納することは難しそう」という場合は、宅配型収納サービスを使って、自宅以外の場所に本を収納することも一案です。
宅配型収納サービスとは、預けたいものをボックスに詰めて自宅から送ることで倉庫で預かってもらえるサービス。
宅配型収納スペース「CARAETO」なら、160サイズの段ボール1箱月額500円から預け入れ可能です。預けたアイテムは、1つひとつ写真撮影され、アプリ上で確認できます。
「どの本を預けていたのかな?」とアプリからすぐに確認できるのは嬉しいポイントですね。
また、預けていて必要なくなったものは、CARAETOマーケットから販売することも可能。
「本の収納がしきれない」と悩んでいる方は、ぜひ宅配型収納サービスを活用してみてはいかがでしょうか。