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ジオラマってどこに保管すればいいの?最適な環境とは

ジオラマってどこに保管すればいいの?最適な環境とは
宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!

ジオラマの作成は、とても根気のいる作業です。しかし、出来上がったときの達成感は、かけがえのないものですよね。ジオラマは、日本では情景模型とも呼ばれ、特にプラモデルの作品展示が代表的です。

ジオラマ製作にあたって、しばしば話題になるのが、保管の問題です。せっかくの力作は、できるだけ美しい状態で保管しておきたいですよね。

今回は、悩みがちなジオラマの保管方法やおすすめの保管場所についてご紹介します。

ジオラマの保管に悩む理由

ジオラマの作成にかかる手間や時間、技術を考慮すると、やや敷居の高さを感じる人が多いようですが、それだけではありません。興味がある人でも、保管のしかたがわからない、あるいは保管場所がないという理由で、躊躇することがあるでしょう。

ジオラマの大きさにもよりますが、縦にしたり重ねることが困難なジオラマは、飾る場所や保管場所の確保が必要です。趣味として楽しむ場合、コレクションが増えるにつれあっという間に空間を埋め尽くしてしまいます。

ジオラマに敷居の高さを感じる人は、この保管スペースの問題がネックになっていることが多いようです。

ジオラマの保管方法として代表的なのは、ショーケースに入れて保管する方法です。しかし、ジオラマ用のショーケースを見つけるのは、適したサイズ等の条件によりなかなか難しく、骨の折れる作業です。

また、ジオラマが多数ある場合、ショーケースの置き場を確保することや、出費がかさむことも考えなければなりません。

ジオラマに十分なお金をかけて楽しんでいる人のなかには、家を改修して壁面収納を設けたりしているようですが、誰もが真似できるわけではありません。現実問題として、ジオラマの保管場所の確保は多くの人の課題と言えるでしょう。

ジオラマを保管するときのポイントや注意点

ジオラマを保管するときには、スペースの問題だけでなく、良い状態で長く保てる保管環境にも気を配る必要があります。

ジオラマを保管する上で気をつける点

ジオラマを保管する上で、気を付けたい点は3つあります。特に、直射日光による日焼けや、湿気によるカビは、ジオラマの見た目を大きく変えてしまうため、注意しましょう。

●ホコリに注意

せっかく作成したジオラマにホコリが溜まってしまっては台無しです。また、繊細なジオラマのホコリを取る作業は思っているより大変でしょう。

そこで専用ケースなどに入れておけば、ホコリが溜まるのを防ぐことができます。

●湿気に注意

ジオラマが直接水に濡れることはあまりないかもしれませんが、湿気がこもる場所に長期間置いておくと、カビが生えやすくなってしまいます。

段ボールなどで保管箱を自作する場合も含めて、湿気対策は必ず行いましょう。まず、保管場所の湿度がこもらないようにすることです。押し入れに入れるのであれば、定期的に押し入れの扉を開けて風を通すことや、中身を取り出して虫干しすること、除湿剤をこまめに交換することなどで対策をしましょう。

●直射日光に注意

塗装で仕上げたパーツは、日光にあたることで色褪せやすいため注意が必要です。透明なショーケースに入れておく場合は特に日光の影響を受けやすいため、なるべく陽のあたらない場所に展示するなど、工夫するようにしてください。

ジオラマの保管方法

●最も簡単で経済的な保管方法とは

ジオラマは、鑑賞せずに保管する際には、なにも透明なショーケースに入れる必要はありません。趣味歴の長い人の保管方法を調べてみると、専用の棚を自作して、ジオラマのサイズや高さに応じて収納できるよう工夫している人や、段ボール箱を活用して積み上げられるように工夫している人が多いです。

●段ボールを使った保管箱の作り方

段ボールを活用してジオラマを収納する箱を作ると、またその上に他の作品を乗せることができるため、省スペースに役立ちます。段ボールが材料ですから、適切な大きさにカットしやすく、自由自在に調整しやすい点も魅力ですね。

段ボールは、ジオラマがすっぽりと入る、ちょうど良いサイズの箱に組み立ててつくります。ジオラマのサイズ通りの箱を見つけるのは困難ですから、切ったり貼ったりしながらその作品に応じたサイズにしましょう。

なお、ジオラマの状態をひと目で確認したり、強度をある程度設けるためには、入れ物に蓋をすっぽりと被せるタイプの箱にするのが良いでしょう。

ジオラマの保管をトランクルームで行うメリット

ジオラマの保管は、保管場所の確保に加えて、保管環境を整えることが大切です。自宅に十分な保管スペースがあったり、適切な保管環境が確保できれば問題はないかもしれませんが、これらの悩みを抱えている人はトランクルームの利用を検討してみると良いでしょう。

トランクルームの利用には様々なメリットが存在します。

メリット1:収納スペースがなくてもジオラマを存分に楽しめる

トランクルームにジオラマを収納することで、自宅での保管場所に悩む必要はなくなります。「もっとジオラマをつくりたいけど、これ以上保管しておく場所がない」という人には特におすすめです。トランクルームにジオラマを保管することで、より積極的にジオラマが楽しむことができますね。

また、収納場所がないために、引っ越しを考える人がいます。トランクルームは、そんな収納場所の悩みを抱える人にも注目を集めているのです。新たな物件に引っ越すよりも、トランクルームを借りた方が安価で済むケースが多く見られるからです。

メリット2:保管環境が整っている

トランクルームのなかには、1年中、常に温度と湿度を管理しているところもあります。湿気によるカビの発生が心配な人は、自宅で保管するよりも安心かもしれませんね。

ジオラマは、日に焼けて色褪せたり、カビが生えたりすると、見た目を大きく損ねて台無しになってしまうこともあります。トランクルームを利用することで、大切な作品を良い状態で保管しておくことができます。

ジオラマにぴったりなトランクルームの選び方

ジオラマの保管に関しては、

  • 温度と湿度管理が行われていること
  • 直射日光があたらないこと
  • ホコリをかぶらないこと
  • 十分な保管スペースがあること
この4点が必要不可欠です。トランクルームを選ぶ際には、このポイントを満たすことが肝心。

直射日光があたらないことや、ホコリをかぶらないことは、保管箱に入れることで比較的簡単にクリアできますよね。そこで、問題となるのが温度・湿度管理です。

温度・湿度が管理されているのは、屋内倉庫のトランクルームの特徴のひとつでもあります。専用の大きな倉庫タイプ、一軒家タイプ、ビルまるごと一棟タイプなど、屋内型トランクルームの形は様々ですが、湿気対策を考えるなら屋内型トランクルームの中から選びましょう。

しかし残念ながら、屋内タイプのトランクルームすべてが湿気対策万全とはいえません。ジオラマの保管をはじめ、湿気対策が必要なものを預けるときには、必ず公式サイトなどで確認しておきましょう。

また、屋外のコンテナ型タイプのトランクルームは、湿気対策の面については不十分なことが多いため、ジオラマの保管にはおすすめしません。温度や湿度の影響を受けにくいものの保管にはおすすめです。

近年では、宅配がサービスに含まれた屋内型トランクルームが注目を集めています。一般的に、トランクルームを利用する際は自分で荷物を運搬する必要があります。しかし、なかには荷物の搬入や取り出しを業者に依頼できる便利な宅配型トランクルームもあります。ジオラマなど、繊細なものを預ける際には、運搬を業者に依頼できる点で便利です。

ジオラマに適した保管環境と、使いやすさを考慮してトランクルームを選ぶようにすると良いでしょう。

まとめ

今回は、ジオラマの保管方法や保管時のポイント、ジオラマにぴったりなトランクルームの選び方についてご紹介しました。

トランクルームの利用のしかたは人それぞれ。従来の貸倉庫のような、自宅に入りきらない荷物や使用頻度の低い荷物を預けるだけでなく、あえて大切なものを適切な環境で保管したい人にも利用されています。

近年では、段ボール1箱単位で預けられるトランクルームも増えつつあり、リーズナブルな価格で無駄なく利用しやすい形のものが注目を集めています。初期費用も安価なサービスが多いため、まずは一ヶ月お試しするなどという使い方も可能です。

これを機に、トランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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