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レコードはとてもデリケート!湿気を防ぐ適した保管方法は?

レコードはとてもデリケート!湿気を防ぐ適した保管方法は?

デジタル処理された音楽や配信で手に入れる音楽が主流になり、アナログなレコードは姿を消しました。

しかし、最近では新譜をわざわざアナログなレコード盤を作るなどレコードブームが再燃。CDと違いレコードにしか表現できない音の情緒や良さがあるため、レコードをこよなく愛する愛好家も多く存在しています。

レコードはCD以上に保管が難しく、劣化や破損に気を付けるべきなのも事実。本記事では、保管が難しいレコードの保管方法と保管場所に焦点を当てて解説します。

参考記事:CDはどこに保管すればいいの?綺麗に保管して音楽を楽しもう!

レコードの保管が難しい理由とは

レコード 保管方法

レコードは、ディスク上にらせんを描くように音を配置し、らせんの溝を針でなぞることで音を出す仕組みになっています。

そのため、何らかの理由で溝が壊れると、音飛びなどが発生してしまう非常に繊細な音源のため、衝撃が加わってディスクに傷がつくことはレコードにとって致命的です。

また、レコードはやわらかい樹脂でできており熱や温度変化にも弱く、レコードジャケットも紙製のため湿気を吸い込みやすくカビ被害にも合いやすい特徴があります。

しかも樹脂は静電気を帯びるためホコリを吸い寄せやすい素材です。盤面にホコリがあると針がホコリを音源として拾ってしまうため音質が非常に悪くなります。

このようなことから、レコードを自宅で保管するにはレコードに適した保管環境を作る必要がある一方で、高温多湿の日本ではレコードに適した環境を整えるのが難しいため、多くの人がレコードの保管方法に頭を悩ませています。

自宅でレコードを保管する際にできること

レコードを自宅でコレクションする際の悩みとして、正しいお手入れの仕方や収納の仕方が分からないという事があります。ここでは、自宅でたくさんのレコードを保管する際に気を付けたいことを解説します。

指紋をつけずに盤面をクリーニングしてからジャケットへ

音楽を聴き終わったらプレイヤーに放置せず、すぐに収納しましょう。

その時、盤面に指紋をつけないように注意しながら、静電気除去スプレーをふわっと均一にかけてレコードクリーナーを使って軽く伸ばしておきます。この時力を入れず、あくまでも軽い力でなでるのがコツです。

その後レコードジャケットにしまいますが、ビニールカバーをするときはジャケットの開口部にビニールカバーの底の部分をかぶせるように使いましょう。そうすることで不意なレコードの落下を防ぐことができます。

重ねずに立てた状態で収納する

レコードを重ねると重みで変形する、破損するなどのトラブルにつながります。また、通気性が悪くなり、紙製のレコードジャケットに湿気が溜まることも。

レコードジャケットの湿気はカビの発生につながります。また、ジャケットに生えたカビがレコード本体にまで移ってしまうと溝に入ったカビを落とすのが難しいため、レコードジャケットに湿気を溜めないことが大切です。

外気温に近くなる場所に保管しない

レコードジャケットやレコードの主なカビの原因は結露によるものです。結露は水蒸気を含んだ空気が冷やされることで起こります。

室内を暖房していると、窓の近くや押し入れの奥の壁際などは室内の暖まった空気が急激に冷えるため結露が発生します。

そのため、湿気に弱いレコードをそういった場所に保管すると結露によるカビの原因となります。

直射日光を避ける

レコードは熱に弱い素材でできています。火気の近くはもちろんですが、夏の直射日光に当たると変形してしまう恐れがあるため、保管場所に日光が当たらないようにしてください。

日中は日光があたってなくても、西日が部屋の奥まで差し込んでレコードにあたってしまうということが起こりがちです。真夏の西日は熱く強烈なため一日を通した日光の動向や季節による日の傾きにも十分注意しましょう。

また紫外線や蛍光灯の光はレコードジャケットの色あせの原因にもなります。レースのカーテンを引くなどの対策もできればしておくとよいでしょう。

レコードに適した保管場所とは

レコードの保管場所は清潔で温度変化の激しくない場所が最適です。ダンボールに入れて押し入れに収納したり、屋外の物置に保管したりせず、常に空調の効いている室内に立てて保管するのが一番望ましいでしょう。

リビングなど温度変化の少ない場所で、専用のラックなどを使い、ときどきレコードを入れ替えながら見せる収納にするのも良い方法ですが、人の出入りなどでどうしてもホコリが立ちます。

マメに掃除をしてホコリを除去しつつ、急激な温度変化がないように気を配りましょう。

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レコード 保存方法

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レコードは保管環境が大切

レコードには奥行きのある音や、まるですぐそこで演奏しているかのような臨場感のある音などデジタル音源にはない魅力があります。

それはCDが人間に聞き取れない音をカットして収録するのに対し、レコードは人間には聞き取れない音域の音まで収録されているからです。

実際には聞こえないはずの音域が音楽に深みを与えてくれるアナログレコードは、保管の仕方によって、何年、何十年も変わらない魅力的な音を奏でてくれます。

ぜひ、レコードに適した保管環境で美しい音を大切に守り続けていきたいものですね。

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