家具の預かりサービスは一時預かりも長期もOK!リフォームなどにも

「引っ越しの日程が合わないけど家具だけ移動させたい」「家のリフォームがあるから家具を預けたい」というときに便利な家具預かりサービス。大事な家具を預けるのですから、選び方も重要です。そこで今回は、家具預かりサービスの比較と、家具を預けるときのポイントをご紹介します。
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預けたい家具やインテリアにはどんなものがある?
引っ越しやリフォームなどで預けておきたい荷物に多いのは以下のものです。
家電製品
テレビや電子レンジなどの電化製品です。気温の変化や湿気に弱いので、荷物として預ける際には注意が必要です。
テーブルなどのキッチン・リビング用品
テーブルや椅子などの日常生活品は木製またはスチール製のものが多く、湿度による歪みやサビが発生する恐れがあります。また、ソファなどの布・皮革が使われている家具は、温度変化の少ない場合で保管するのが安心です。
寝具
マットレスや布団といった布製品は、気温や湿度に敏感です。布団圧縮袋へ防虫剤と一緒に入れて温度変化の少ない環境で保管しましょう。
シーズン物やすぐに使わない物
限られたシーズンでのみ使う物や頻繁に使うわけではないアイテムも、収納スペースを圧迫します。また、引っ越しの度に一緒に移動させるのも負担がかかります。
このようなアイテムも預かりサービスを利用することで、収納スペースや引っ越しの負担・費用削減にもつながるため、おすすめです。
家具の預かりサービスにはどんなものがある?
家具の預かりサービスは、主に次の2種類です。それぞれの特徴を見てみましょう。
引っ越し会社の預かりサービス
引っ越し業者の中には、オプションなどで荷物預かりサービスを実施しているところがあります。引っ越しのついでに申し込むことができて便利です。
引っ越し業者に家具を預けるメリット
・家具を自分で運搬する必要がない
引っ越し業者による荷物預かりサービスは、家具の引き取りや運搬も含まれます。倉庫まで行き来する必要がなく、重い荷物の運搬も業者が対応してくれるので安心です。手軽に家具の移動を行いたいという方におすすめです。
・短期間ならリーズナブルに済ませることも可能
短期の荷物預かりにも向いています。すでに引っ越し先が決まっていて家具の一時預かりが必要なら、引っ越し業者の荷物預かりサービスのほうがリーズナブルなケースがあります。数日程度の短期間なら、引越し料金のなかに預かりサービス代が含まれていることもあるので確認してみましょう。
引っ越し業者に家具を預けるデメリット
・予定に合わせて自由に取り出せない
引っ越し業者の荷物預かりサービスでは、預けた荷物を自由に引き出すことができません。すぐに使う荷物をうっかり預けてしまった場合、引き出すには手数料がかかるので注意しましょう。
・荷物の保管環境が一定ではない
引っ越し業者の保管方法は、預かり期間によって異なります。例えば、
- 2日程度:トラック内で保管
- 1週間:敷地内のコンテナで保管
- 1ヶ月:空調設備のある倉庫で保管
というように、保管環境はさまざまです。
特にトラックの荷台やコンテナは温度変化が激しく、短期間でも荷物が劣化する可能性があります。保管環境に影響を受けるものは預けないほうがいいでしょう。
トランクルーム
家具預かりサービスのもう一つの選択肢として、トランクルームがあります。トランクルームの預かりサービスは、上手に活用すると引っ越し業者の荷物預かりサービスよりも便利に使うことができます。
トランクルームに家具を預けるメリット
・自分に合ったサービスを利用できる
トランクルームの契約期間は1日~1ヶ月単位とさまざまで、利用期間に合わせて自分にピッタリのサービスを探すことができます。
また、料金はトランクルームが設置されている立地にも左右されます。自動車を持っているなら、郊外のトランクルームを使ってレンタル料を節約するという使い方も可能です。
さらに、空調設備の整ったトランクルームであれば、保管時の荷物の劣化も防げます。
・長期間の預け入れで割引サービスを受けられる
「長期出張で家具を預けたい」「自宅を賃貸にしているのでしばらく荷物を預けたい」など、長期間の荷物預かりに適しています。トランクルームの中には、3ヶ月や6ヶ月以上の長期契約でレンタル料が割引になるところもあるので、キャンペーンなどを上手に活用しましょう。
・好きな時に自由に取り出せる
トランクルームは、一度契約すれば自由に出入りができます。その都度必要な荷物を回収することができて便利です。ただし、トランクルームのオープン時間などはあらかじめ確認が必要です。
トランクルームに家具を預けるデメリット
・荷物の運搬は自分で行わなければならない
トランクルームでは、自分で荷物を移動させる必要があります。トランクルームまでの移動や荷物の運搬のためにレンタカーを借りる場合もあるなど、費用と労力は欠かせません。
なお、そこまで大きくない家具であれば宅配型トランクルームを選択するのも一つの方法です。サービスを受けられるサイズなら、引き取りから受け取りまで運搬を任せることができます。
家具を預けよう!トランクルームを選ぶときのチェックポイント
トランクルームへ家具を預けるなら、いくつかのチェックポイントがあります。今回は、トランクルームを活用する際のポイントをお教えしますので参考にしてください。
ポイント1.駐車場は近いか
契約するトランクルームが駐車場から近いかどうかで、トランクルームの使い勝手がかわります。トランクルームにはたくさんの荷物を預けることが多く、トランクルームと駐車場が離れていると、荷物の運搬に苦労します。トランクルームを契約するなら、できるだけ駐車場が近い所を選びましょう。
ポイント2.自宅からトランクルームの距離は近いか
トランクルームが自宅から近いかどうかも、トランクルームを利用する上で重要です。頻繁にものを取り出す予定なら、トランクルームが自宅に近いほど通いやすく利便性が増します。
ポイント3.一ヶ月の料金はいくらか
自宅とトランクルームの距離にこだわりがないなら、一ヶ月あたりの料金で比較してみましょう。トランクルームの設置場所によって料金が変わるので、自動車があるなら郊外のトランクルームを検討するのも一つの選択肢です。
ポイント4.セキュリティをチェックする
トランクルームを利用する際は、セキュリティについても確認しましょう。防犯カメラの有無やスタッフが常駐しているかどうかなども、安心して預けるためには重要です。
ポイント5.トランクルームの1階を使えるか
トランクルームの1階かそれ以上の階かという点も、トランクルームに家具を預ける上で大切です。2階以上の場所に家具を一人で運ぶには、男性一人でも重労働です。できるだけ1階のトランクルームを契約するのがいいでしょう。
以上のことを踏まえると、家具を預ける際には使い勝手の良さが選ぶポイントといえそうです。大きな家具ではない場合は、集荷に来てくれる宅配型トランクルームのサービスもあわせて検討してみましょう。
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まとめ
いかがでしょうか?
今回は家具の預かりサービスの比較とトランクルームの選び方についてご紹介しました。預けたい家具やインテリアのサイズをよく確認して、家具預かりサービスを選ぶようにしましょう。
用途や条件に合えば、集荷・配送つきトランクルームを利用することも可能です。サービス内容も確認して、あなたにピッタリの家具預かりサービスを見つけててください。