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お香や線香は置いておくだけはNG!すぐに劣化するお香の保存方法

お香や線香は置いておくだけはNG!すぐに劣化するお香の保存方法
宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!

お香といえばなにを思い浮かべますか?お家の仏壇に置くお香を思い浮かべる方、お部屋の香りづけや消臭のためのお香を思い浮かべる方の2パターンに分かれると思います。どちらもリフレッシュ効果や安眠効果もあるとされおり贈り物としても人気が高いものですが、正しい保管方法はご存知ですか?

今回はお香の正しい保管方法についてのあれこれをご紹介いたします!

参考記事:アロマオイルはデリケート!アロマの保管・収納におすすめアイテム

お香にはどんなものがある?

お香 保存方法

お香は保管方法を誤ると香りや品質を下げる原因になります。実はお香は使用期限が設定されておらず、パッケージにはなんの表記も書かれていないものがほとんどです。保管方法さえ誤らなければ数年経っても使えるということです。

お香は一般的に香りものである香木(こうぼく)、線香(せんこう)、焼香(しょうこう)などさしますが、挟義には伽羅(きゃら)・沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)のみを指すこともあります。

また、一般的に知られている香木、線香、焼香の他に、掛香(かけごう)や塗香(ずこう)、お座敷香、匂い袋などおよそ11種類あります。夏によく利用する蚊取り線香も実はお香の一種です。

お香に加えられる熱が高ければ高いほど、香りを発する時間が短くなり、香りの広がりが早くなります。低音のものは聞香(ぶんこう)といい、香炉の灰の中に火が回った炭団を埋め、灰の山を作り山頂から炭団への空気穴を1本作り、山頂に銀葉(雲母板)、その上にお香を置く方法で焚きます。中間の温度のものは空薫(そらだき)といい、香炉の灰の中に火をおこした炭を軽く埋めて灰を熱し、熱くなった灰の上にお香を置いて焚きます。高温のものはお香に直接火をつけて焚きます。

お香の種類によっても保管方法は少し異なるのでどの種類のお香かしっかり把握して、それぞれのお香にあった方法で保管するとよいでしょう。

お香を収納・保管するときのポイント

お香 収納

では、具体的にどのようなことに気をつけて保管すればよいのでしょうか。お香を保管するときのポイントと注意点をご紹介いたします。

直射日光が当たる場所には保管しない

お香に限らずですが直射日光の当たる場所に物を保管するのはあまりよくありません。お香は天然の原料を使用し作られているため直射日光の当たる場所に保管することで、悪臭を放つ可能性があります。

これは保管だけに限らず使用中も同様です。使用中に直射日光が当たる場所に置くことで香りの発散が早くなり持続期間が短くなったり、熱により香りが変わる可能性があります。お香本来の香りを長く楽しむため直射日光の当たる場所は避けましょう。

高温多湿になる場所には保管しない

風呂場など高温多湿な場所に保管することも避けましょう。乾燥してはいけない練り香に限り湿気は必要となりますが、ビニール袋に入れて収納する程度で乾燥は防げるので、湿気の必要な練り香であっても高温多湿な場所に保管はしないでください。品質を下げる原因になります。

またカビが発生する原因にもなり、カビが発生してしまうと使えなくなってしまいます。高温多湿な場所は避け、風通しの良い乾燥したところに保管しましょう。

匂いが移ると困る物の近くには置かない

お香の香りが苦手という人がいるほど、お香の香りは強いです。そのため周りの物に匂いが移ってしまうとなかなかとれません。匂いが移ると困る物の近くには置かないようにしましょう。

夏場はどうしても部屋全体が高温多湿になってしまうため、冷蔵庫にお香を保管するとよいという説もありますが、お香を冷蔵庫に保管するのはもってのほかです。

物を保管するに当たって当たり前のことのような気もしますが、お香の香りや品質をより長持ちさせるために気をつけましょう。

お香を保管するときのおすすめアイテムとは

お香 保管

実はお香を保管する専用アイテムなども販売されています。

soil インセンスケース

こちらの商品はいま注目されている、珪藻土(けいそうど)を使用したお香ケースです。珪藻土といえばお風呂場のマットやコースターとしてよく使用されていて吸水力があるイメージですが、実は耐熱性にも優れています。開け閉めできる蓋がついているケースですが、蓋部分を使ってお香を焚くこともできるまさに一石二鳥なケースです。

よく売られているお香の箱とほぼ同じ大きさのため、買ったものをそのままうつせるのも嬉しいポイントです。

ぶつえいどう 筒型線香ケース

こちらは筒型で持ち運びに便利なケースです。約50本収納でき、色も4色あるため好みのものを選べます。唐草模様でとても可愛らしいため、お部屋に飾ってもパッと存在感を発揮してくれます。リーズナブルな価格なので、お香をプレゼントした時に加えてケースもプレゼントすると喜ばれるのではないでしょうか。どの宗教でもお使いいただけるため宗派を気にする必要もありません。

アジア工房 アルミの筒型お香ケース

こちらはアルミの筒型お香ケース。華やかなデザインと、アルミを使用しているという点から人気のある商品です。筒の長さが30cmあるため、ロングタイプのお香の保管もバッチリ!蓋もカチッと閉まるため寝かせて保管してもバラつく心配もありません。

お香の収納アイデアをご紹介

線香 保存方法

インターネットで調べてみると専用アイテムを使わず保管されている方も大変いらっしゃいました。専用アイテムを購入するほどでもない、なるべく安く済ませたいという方はこちらでご紹介させていただく方の収納方法で保管してみてはどうでしょうか。ではご紹介いたします。

100円ショップで手に入る!おしゃれ瓶を使った収納法

100円ショップではおしゃれで可愛らしい瓶がたくさん売られています。お香は一本一本が細いので、長ささえ合えばどんな瓶でも活用できます。収納はもちろん瓶に入れながら焚くこともできるので、焚くために必要なアイテムを用意しなくてもいいのもポイントです。お香ごとに分けて瓶にいれ複数飾ることでちょっとしたインテリアにするのもいいでしょう。

持ち運びに便利!ワンタッチボトルがお香収納に

100円ショップで手に入るトラベルグッズのワンタッチボトルを活用して収納アイデアです。実はお香の細さがワンタッチボトルの口と同じ太さなため、下に向けるとおみくじのように一本一本出てくるので、取り出しやすく便利です。

入れ替えずにそのまま!または箱を再利用する

最近はお部屋の香りづけとしても多くのお香が販売されているため、おしゃれで可愛らしいデザインが多くあります。お香を買った箱をそのまま保管ケースとして利用するのもよいでしょう。お気に入りの箱が見つかれば新しいお香を購入してもそのケースに入れ替えて利用すれば、何度でも使用できちゃいますよ!ただし、お香同士の匂いが混ざらないように、直接入れるのではなく、ビニール袋などにいれてから箱に入れるようにしましょう。

まとめ

お香 置いておくだけ

いかがでしょうか? お香は使う人によって用途が異なりますが、どのお香も基本的な保管方法は同じです。注意点に気をつけ、正しい方法で保管することでお香は数年品質を保つことができます。お香上級者の人は同時に2つのお香を焚いてオリジナルの香りを楽しむ方もいらっしゃるそうです。仏壇に供えたりアロマとしても使えるお香。ぜひお気に入りの香りを見つけて生活に取り入れてみてください。

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