ワイシャツや白いシャツを、3つの保管条件で長持ちさせる方法とは?

みなさんはワイシャツをどのように保管していますか? 仕事などでワイシャツを着る人は多くても正しい保管方法を知っている人は案外少ないのではないでしょうか。ワイシャツを長く、より良い状態で着続けるには、正しい保管方法や最適な環境で保管することが大切です。
そこで今回は、ワイシャツの正しい保管方法と、保管に最適なサービスを紹介していきます。ぜひチェックしてみて下さいね。この記事は整理収納アドバイザーの藤野ことさんに監修していただきました。
ワイシャツをしっかり保管するべき理由とは?
ワイシャツは毎日スーツで出勤するを人にとってはマストアイテムです。そのため、スーツに合わせて10枚くらい持っているなんて人もいるかもしれませんね。ここでは、そんなワイシャツを正しい方法で保管するべき理由を解説していきます。
長く使うため
上質な生地やよいデザインのワイシャツは決して安くはありません。季節の変わり目やデザインに飽きたらすぐに新しいものに買い換えていたのでは、経済的な負担が大きくなってしまいます。ワイシャツを正しく保管すると、良い状態で長く使うことにつながり、経済的な効果が大きいといえるでしょう。
仕事で成果を出すため
シワが寄っていないキレイなワイシャツで仕事をしている人は仕事ができる人に見えるものです。一方で、ヨレヨレのワイシャツや黄ばんだワイシャツで仕事をしている人は清潔感がなく、仕事のパートナーとしても、人間としても、信頼できない印象を与えてしまう可能性があります。
特に仕事で営業をしている場合、第一印象は非常に重要です。パリッとした端正なワイシャツで先方と接するのと、ヨレヨレのワイシャツで接するのでは、本人だけでなく、勤務先の会社の印象まで左右してしまう場合があるのです。ワイシャツを正しく保管すれば、愛着のあるワイシャツを長く綺麗な状態で着ることになり、無駄な出費を減らすという経済効果を生み出します。また、社会的地位を高めたり、信頼度を高めたりすることにつながっていくのです。
ワイシャツの正しい保管・管理方法を紹介
ワイシャツの寿命は保管方法によって大きく変わるため、正しい保管方法を学んでおきましょう。
大前提は洗濯・乾燥をすること
ワイシャツを保管する前は、必ず洗濯をしましょう。着用してそのままの状態で保管してしまうと、汚れている部分に黄ばみが発生します。変色したワイシャツは取り返しがつきません。特に、エリやわきの下の部分は汗や皮脂の汚れが溜まりやすいので、普段の洗濯では部分的な予洗いをし、長期保管の際は酸素系の漂白剤などを使用して、皮脂や汗の汚れを完全に落としてから保管するようにしましょう。
また、中途半端に濡れている状態で保管してしまうと、細菌や虫が繁殖してしまう可能性があります。ですから、洗濯後は必ずしっかり乾かしてから保管してくださいね。
ドライクリーニングは皮脂の汚れを落としますが、汗などの水溶性の汚れには弱いので、ニオイが残る可能性があります。長期で保管する時は洗濯で水溶性の汚れを落とし、その後ドライクリーニングに出したほうが安心です。
ハンガーに保管?たたんで保管?
キレイに洗濯し、しっかり乾燥させたワイシャツは、「ハンガー」と「たたみ」どちらの方法で保管しておくのが良いのでしょうか?それぞれメリット・デメリットがあるので、そこから判断していきましょう。
ハンガーで保管する場合
ハンガーにかけて保管する場合、簡単に保管できるのが最大のメリットです。ワイシャツを正確にたたむのは時間がかかりますが、ハンガーにかけるだけならさっとひと手間で終了します。
デメリットは、型崩れしてしまう可能性があることです。滑り止めがついていないハンガーの場合、ちょっとでもずれてしまうと型崩れしやすくなります。いつの間にかずり落ちたり、袖や胸の部分にシワが寄ったりしてしまうことも。
ぎゅうぎゅうに詰めて掛けるのもシワの原因になってしまうので、収納スペースもたたみ収納に比べてたくさん必要になります。
たたんで保管する場合
一方、たたんで保管する場合のデメリットとしては手間と時間がかかってしまうことが挙げられます。雑にたたんでしまうと、型崩れやシワの原因になってしまいます。いざ着用する場面になった時、アイロンがけをすることになりかねません。
メリットとしては、収納スペースを節約できること、正しくたためばキレイな状態で保管できることです。
ワイシャツに湿気は大敵!虫対策も忘れずに!
ワイシャツの保管で気をつけておきたいのが、湿気と虫食いです。キレイに洗濯してたたんで保管していても、湿度が高くジメっとした環境下ではワイシャツにカビが発生してしまうことがあります。
また、保管場所が清潔でないと虫食いが発生します。虫食いで穴が開いたワイシャツのリカバリーは不可能。そのため保管する場所としては、湿度管理ができ、清潔な場所である必要があります。
日光にも注意!
ワイシャツを長時間日光に当てた状態で保管していると、いつの間にか変色してしまうことがあります。日光に含まれる紫外線はワイシャツの染料に作用して退色を招いてしまい、黄ばみや退色などの原因になります。ワイシャツを保管する場所に日光が当たらないか確認しておきましょう。
ワイシャツの保管・管理に適した3つの条件とは
ワイシャツを保管するのに最適な場所はどこなのでしょうかワイシャツを保管する環境として必須の条件は、以下の3つです。
- 清潔な環境であること
- 温度・湿度管理ができること
- 直射日光が当たらないこと
これらの条件を満たしている場所こそ、ワイシャツの保管に最適な環境だと言えます。しかし、一般的な部屋において、これらの条件を満たせるケースはどのくらいあるのでしょうか。
クローゼットや押し入れなどでは、季節によって少なからず湿気が発生します。いくら湿気対策をおこなったり、空調に気を付けたりしていても、留守の間までエアコンをつけっぱなしにするわけにもいきません。
また、目の届かない場所には必ずホコリが溜まります。休日の掃除のたびにクローゼット奥まで掃除ができれば良いのですが、そこまで手間をかけられる人はなかなかいないのが現実です。
しかし、日光による変色や劣化は、ある程度防ぐことができます。万が一、陽の当たる窓際にしか保管場所がない場合は、光を通さない箱に入れ、激しい温度の上昇を防ぐためにカーテンを常に閉めておくなどの対策でしっかり劣化を防ぎましょう。
ワイシャツの保管場所にトランクルームがおすすめな理由
ワイシャツの保管に最適な環境を自宅に作るのは難しいですが、トランクルームならきれいな状態のままワイシャツを長期間保管できる環境が整います。トランクルームとは、自宅に収納できない荷物を預けられるサービスです。
ワイシャツの保管に向いているトランクルームは、屋内型トランクルームと宅配型トランクルームです。どちらも、室内の設備で保管するという共通点があります。
屋内型トランクルームや宅配型トランクルームの保管倉庫は、エアコンを使用して常時空調設備が整っています。24時間体制で一定のコンディションになるように管理されており、倉庫内は常に最適な保管環境を維持しています。そのため、保管している間にカビが発生したり、虫食いが起きてしまうという可能性はほとんどありません。
また、室内の倉庫ですので、直射日光が当たることもなく直射日光による変色は起きません。
清潔な環境であるかどうかは運営している会社によって異なりますから、清潔な保管倉庫を持っている会社をきちんと選びましょう。
3つの条件を完全に満たせるサービスとして、「カラエト」が挙げられます。カラエトは、多忙なビジネスマンでも手軽に出し入れできる宅配型トランクルームであり、ワイシャツの保管にはベストな環境だと言えます。
ワイシャツをきちんと保管して長持ちさせよう
ファッションアイテムの中でも、その人となりや信頼度をも左右するのがワイシャツ。大人の余裕を感じさせるデキる男になるために、ワイシャツはいつもパリッとさせておきたいもの。ワイシャツを正しい保管方法できちんと管理できれば、長持ちします。
カラエトなら大切なワイシャツを最適な環境で保管できます。第二のクローゼットとしてカラエトを使ってみてはいかがでしょうか。