使用頻度の低いウクレレの保管方法は?ウクレレの寿命を早める置き方
ウクレレは30代以上の大人に人気の趣味で、各地で教室も開催されています!安いものだと3,000円程で手に入り、ポップで可愛らしいデザインも多く女性にも人気のある楽器です。皆さんの中にも「最近ウクレレをはじめた」「これからウクレレをはじめたい」という方がいると思います。
しかし、できれば購入前に保管方法については考えておきたいところ。なぜなら誤った保管方法やお手入れを続けると、ウクレレの寿命が縮んでしまうこともあるからです。
そこで今回は自宅で簡単にできるウクレレのお手入れ方法から、最適な保管方法まで詳しくご紹介していきます。
参考記事:楽器を預かってくれるサービスを利用して部屋をスッキリさせよう
ウクレレの保管方法に悩む理由
まずはウクレレをお持ちの皆さんが、保管の関してどのようなお悩みを抱えているのかまとめていきます。これからウクレレを購入しようと思っている方もぜひ参考になさってください。
湿度や温度の変化に弱い
ウクレレってギターやピアノなんかと比べると簡単なつくりの楽器に見えますが、実は保管環境には十分に気を付ける必要があります。というのも、ウクレレは木でできている楽器なので湿度や温度の変化に非常に弱いのです。特に日本は気候の変化が激しい国なので、空調のある部屋を選んで温度・湿度を管理してあげなくてはなりません。しかしウクレレのためだけに空調をきかせるというのも、あまり現実的ではありませんよね。また、収納スペースが廊下にあったり、使わない部屋を物置にしているというご家庭もあることと思います。そうなると空調をきかせられないので、ウクレレにベストな環境を提供するのはなかなか難しいでしょう。
ちょうど良い収納場所が見つからない
ウクレレは比較的なコンパクトな楽器ではあるものの、ネック部分があるのでいざ収納しようと思うとサイズが合わないこともあるでしょう。たとえば1人暮らし用のカラーボックスでは小さすぎるでしょうし、かといって押し入れは湿気が溜まりやすいのでおすすめできません。頻繁に練習するからといってテーブルやソファーに出しっぱなしにしておくのも考え物。そうやって考えていくと、ウクレレにぴったりな収納場所はなかなか見つからないものです。
演奏頻度が低いと持て余しがち
上記の演奏頻度が高いパターンよりも、もっと困るのが「買ったはよいもののなかなか弾く機会がない」という方々。ウクレレに限らず楽器類は長期間放置していると湿気を吸ったりホコリが溜まったりと、劣化スピードが速まってしまいます。特に困るのが、月に1、2度弾くというパターン。普段は収納スペースに保管しておきたいところですが、いざ弾こうと思った時に取り出しづらくなってしまうのも困りものですよね。ウクレレの正しいお手入れ・保管方法とは
正しいお手入れ方法を続ければ、ウクレレの寿命をぐっと延ばすことができます。そこでつづいてはウクレレのお手入れ方法や保管方法をご紹介します。
普段のお手入れ方法
ウクレレはそれほど汚れが付着する楽器ではないので、普段のお手入れは演奏後に軽く乾拭きするだけでOKです。見た目は問題なくても、演奏中に汗や皮脂がどうしても付着してしまいます。特にペグやネック、弦は手が触れることが多いので、演奏が終わったら必ず拭くようにします。また、この時、必ず楽器用クロスを使うようにしましょう。タオルやハンカチでも汚れは落とせますが、本体を傷つけてしまう可能性があります。定期的に行いたいメンテナンス
ここからはウクレレの寿命を延ばすための、定期的なメンテナンスについてお話します。といっても、このメンテナンスは1シーズンに1回くらいのペースで行えばOK。道具をそろえれば意外と簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。準備するもの
- オイル(オレンジオイルやレモンオイル)
- ポリッシュ
- クロス2枚
メンテナンス手順
1.まずはウクレレの弦をゆるめ、外側に逃がしておきます。2.オイルをクロスに含ませて、指版に塗り込みます。この時、オイルは楽器店で購入できる「オレンジオイル」や「レモンオイル」を使います。ネット通販でも購入できるので、お近くに楽器店がない方はぜひ利用しましょう!
3.次にフレットを磨いていきます。普段のお手入れではなかなか落ちない頑固な汚れをしっかり落としていきましょう。細かい部分は綿棒やつまようじを使うと良いですね。
4.次はもう1枚のクロスにポリッシュを染み込ませ、ボディやヘッドといった指版以外の部分を磨いていきます。全体の汚れがきれいに落ちて、つややかな質感になればOKです。
ウクレレの正しい保管方法
上記の通りウクレレは湿気に弱いので、じめっとした場所は避けるようにしましょう。かといって乾燥しすぎも良くないので、できるだけ湿度が一定に保たれている場所を選びます。空調の風が直接当たると本体が乾いてしまうので、ケースに入れない場合は特に注意しましょう。さらに、ウクレレにとっては直射日光もよくありません。こう考えていくと、基本的にウクレレは専用のケースに入れて保管するのがベストでしょう。しかし空調の風や直射日光はほとんど防ぐことができますが、逆に湿気はこもりやすくなってしまいます。そんなときは湿度調整シートが便利です。湿度調整シートとは、タンスに入れる湿気取りのような要領で過度な湿気を取り除いてくれるアイテム。湿度調整シートをケースに入る大きさにカットし、ウクレレの下に敷けば湿度を一定に保つことができます。
ウクレレの保管にトランクルームがおすすめな理由
ここまでウクレレの保管方法をご紹介してきましたが、正直条件が厳しすぎると感じた方も多いのではないでしょうか?特に単身者向け住宅は収納スペースが少ない傾向にあるので、湿気がなく、直射日光が当たらず……と考えていくと適当な場所がなかなか見つかりませんよね。
そんな方におすすめしたいのが、トランクルームです。トランクルームは手軽に第二の収納スペースを持てるサービスのことで、シーズン用品や衣類、家具家電など普段使わないものを預けてお部屋をすっきり保っている方が増えつつあります!
屋内型トランクルームなら空調設備も完備されていますし、もちろん直射日光が当たる心配もありません。練習したい時だけ手元に戻すことができるので、「毎日ウクレレを弾く暇がない」という方にこそおすすめできます!
ウクレレの保管に最適なトランクルームの条件
最後に「トランクルームに興味が沸いた」という方に向けて、ウクレレの保管に最適なトランクルームの条件を解説していきます!
湿度管理機能がある
ほとんどの屋内型トランクルームには空調設備がついていますが、ウクレレを保管する上で特に気を付けたいのは湿気です。上記でご紹介した湿度調整シートを使うのもありですが、湿度管理機能のあるトランクルームだとより一層安心できます。セキュリティシステムが完備されている
大切なウクレレを預けるわけですから、万が一に備えてセキュリティシステムが完備されているトランクルームを選びましょう。自宅近くに店舗があるor宅配型
ウクレレを弾きたい時にはすぐ手元に戻せるように、引き出す際の手間はできるだけ軽くすることが大切です。ご自宅の近くに店舗があれば良いのですが、なかなか見つからない場合は宅配型のトランクルームがおすすめ。宅配型なら預ける時も引き出す時も宅配便が自宅まできてくれるのでとっても手軽!「トランクルームに預けてしまうと好きな時に弾けないのでは?」と心配な方も、便利な宅配型トランクルームをぜひ検討してみてください。まとめ
いかがでしょうか? 大人の趣味として人気のウクレレ。一見すると簡単なつくりの楽器に見えますが、長持ちさせるためにはお手入れ方法や保管方法に気を配らなければなりません。特に保管環境は大切になるので、自宅に適当な場所が見つからない場合はトランクルームを活用してみましょう。ウクレレを持て余してしまっている方はもちろん、「週末は練習したい」「ウクレレ教室の時だけ手元に置きたい」という方にもぴったりなサービスです。収納場所がないからといって諦める必要はありません!ぜひトランクルームを活用し、ウクレレ演奏を手軽に楽しみましょう。