更新日: トランクルーム

トランクルームの空調は絶対必要なの?湿度管理と空調完備の理由

トランクルームの空調は絶対必要なの?湿度管理と空調完備の理由
宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!

トランクルームと一口に言っても、さまざまな種類があります。庭の倉庫のように使えるトランクルームもあれば、部屋の一角のように使えるもの、ダンボール1箱単位で預けられるものまであります。

今回はそのなかでも、空調設備のあるトランクルームについて解説します。空調設備があるトランクルームは何が優れているのか、どのようなアイテムに空調設備があるトランクルームが適しているのかを把握し、最適なトランクルームを選びましょう。

トランクルームの空調設備とはどのような設備のこと?

トランクルーム 湿度

トランクルームの中には、空調設備が整っているものがあります。普通のトランクルームと比べると、「換気機能」「温度・湿度の管理」という機能がついています。

空調設備がしっかりしている場合、気温の変化に弱い電化製品や、服を預けることができます。せっかく預けたのに壊れてしまった、害虫にやられてしまったなんてことがあれば元も子もありません。

そんな温度や湿度、換気に敏感なアイテムを預けるときには、空調設備完備のトランクルームがオススメなのです。

トランクルームの空調設備が重要な理由

トランクルーム 湿度管理

トランクルームの空調設備は、荷物を保管する上で重要かどうか、気になりますよね。空調設備が整っているトランクルームは、その事実を公式サイト等でアピールしていますから、何らかのメリットがあるのは予測ができます。

トランクルームの利用用途は人それぞれです。季節ものの衣類など、自宅の収納スペースに入りきらないものや、しばらく利用する予定のないもの、大事に保管しておきたい思い出のつまった品などを保管するために利用する人が多いようです。

これは、トランクルームを利用する場合、実際に出し入れする頻度はそんなに多くないということをあらわします。季節ものの衣類の場合、特別な事情がなければ春と秋の2回、もしくは季節ごとの4回の入れ替えで済んでしまいます。

つまり、利用用途によっては、3か月~半年以上、トランクルームに預けっぱなしで利用している人も多いということです。

モノを保管するうえで、心配のひとつになるのが、カビ。カビは、湿度の高い場所で発生しやすいですから、なにかを長期間保管するときには湿気対策は必須です。

とはいえ、使用時期が限られるものを定期的にチェックするのは、たとえ自宅に保管している場合でも面倒なことです。トランクルームという、ただでさえ長期的にものを預けがちな場所だからこそ、湿気から守れる環境は整っていた方がよいのではないでしょうか。

参考記事:トランクルームのカビ対策は大丈夫?荷物を守る方法教えます

タイプ別!トランクルームの室内環境とは

トランクルーム 空調完備

トランクルームの室内環境は、トランクルームの種類によってかなり異なります。屋外コンテナ型は外気の影響を非常に受けやすく、屋内トランクルーム型は空調設備の種類によって室内環境がかなり変わってきます。

屋外コンテナ型の場合

利用料金がリーズナブルなのは屋外コンテナ型のトランクルームですが、価格が安価なかわりに空調設備がない、もしくは簡単な設備しかないことが多く、室内変化が起きやすくなっています。

暑ければコンテナ内の温度も上がり、梅雨の時期なら湿気がこもってしまいます。窓があれば太陽の日差しで劣化してしまう物もあるでしょう。屋外コンテナ型のトランクルームに置いて置けるのは、ガーデニング用品やアウトドア用品などの屋外にあっても問題ない品物です。雨風がしのげるガレージ代わりとして利用するのが無難でしょう。

大切なものを預けるなら、料金が多少高くても空調設備のある室内トランクルームを選びましょう。

屋内トランクルーム型の場合

トランクルームの定温管理・常温管理の違い

屋内トランクルームには、基本的に空調設備が付いている所が多いです。しかし、定温管理と常温管理という2種類の管理方法があります。たった一文字の違いですが、室内環境にはかなり違いが出ます。
  • 定温管理 定温管理とは、トランクルーム内の温度をあらかじめ設定した温度に保つ管理方法です。人が過ごしやすい温度に保たれていることが多いので、トランクルームでながく時間を過ごそうと考えている方にオススメです。
  • 常温管理 常温管理とは、外気と同じ室温で管理する方法です。夏には30°C以上になることもあります。普通の部屋でも、エアコンやストーブがなければ夏は汗ダラダラになるほど暑く、冬はこごえるほど寒くなりますよね。常温管理のトランクルームでも同じことがおきるため、預けている品物が劣化する可能性があります。暑さに弱い電化製品などを預けるときには注意が必要です。

トランクルームの定湿管理・常湿管理の違い

天候の変化に左右されるのは室温だけではありません。湿度も天候により変化します。 屋内トランクルームでは、湿度管理できるトランクルームがありますが、管理方法には定湿管理と常湿管理の2種類があります。
  • 定湿管理 定湿管理とはあらかじめ決められた湿度で管理する方法です。1年を通して湿度が変わらないので、紙製品や木材などの湿気に弱いものも安心して預けることができます。
  • 常湿管理 常湿管理とは、外気と同じ湿度で管理する方法です。梅雨の時期に部屋がジメジメしていても、常湿管理のトランクルームでは湿気をコントロールすることができません。湿度に弱い本などの紙製品は、湿気で傷んでしまう可能性があります。

換気機能がある

トランクルームに預けた洋服を取り出してみたら、変なニオイがついていてすぐに着られなかったという経験ありませんか?ニオイがついてしまうのは、トランクルームに空調設備がなかったためです。

空調設備が完備されていると、トランクルーム内の空気が定期的に入れ替わり、イヤな匂いがこもりにくくなります。急に必要になったドレスや礼服もトランクルームから引き出してすぐに使うことができますよ。

湿度がカギ!空調設備・湿度管理があるトランクルームのメリット

トランクルーム エアコン

空調設備のあるトランクルームだと、室内の温度や湿度が一定に保たれて換気もできることがわかりました。特に定温・定湿管理対応のトランクルームを利用するメリットは以下の通りです。

カビが生えにくい

定湿管理のトランクルームでは、空気が定期的に入れ替わるため湿気がこもりにくくなります。雨の多い梅雨の時期に、「預けたものにカビが生えていないかしら」と心配することもありません。また、湿気で反ってしまう木材も安心して保管できます。

害虫の被害が起こりにくい

湿度が60%以上になると、衣類を食べる害虫が活発になります。せっかく気に入って購入したワンピースも、虫食いでボロボロということになりかねません。

定湿管理のトランクルームを使えば、湿度を抑えることができるので衣服を害虫から守りやすくなるのです。衣装用殺虫剤を使えば、さらに効果は高まります。事前に管理人に許可を得るといいでしょう。

どのような荷物を空調設備付きトランクルームに預けるべき?

トランクルーム 換気

以上のような理由から、室温・湿度を一定に保つことができる空調設備付きトランクルームには、温度や湿度に弱いデリケートなものを預けるべきでしょう。

本やアルバムなどの紙製品

湿気に弱い本やアルバムといった紙製品は、空調設備の整ったトランクルームに預けるのがオススメです。せっかく集めた本のコレクションや思い出のつまったアルバムが湿気でダメになる可能性があるからです。

電化製品

電化製品は熱や気温の変化に弱く、特にパソコンなどの精密機械には気温の変化に弱い部品が多く使われています。精密機械を預ける場合は、定温・定湿管理がしっかりしているトランクルームに預けるのがオススメです。

服などの布製品

洋服を預けるときにも、空調設備の整ったトランクルームがオススメです。定湿管理のトランクルームならば、服を食べてしまう虫が出てきにくいので安心して預けることができます。

趣味のアイテム

DVDやプラモデル、フィギュアなどをコレクションしているけど家に飾るスペースがなくなってしまったというときにも、空調設備の整ったトランクルームはオススメです。趣味のアイテムは気温の変化や湿度にデリケートなものが多いので、空調設備の整ったトランクルームになら安心して預けることができます。

空調設備完備のおすすめトランクルーム

トランクルーム エアコン

それでは、空調設備完備のトランクルームを、屋内型と宅配型からそれぞれ5つずつご紹介します。

屋内型トランクルーム

ストレージプラス

東京、神奈川、札幌に店舗を展開する24時間いつでも出し入れ可能なトランクルームです。いつも明るく清潔で、BGMの流れる環境により、女性が一人でも訪れやすい点が特徴。

それぞれ可動式の棚と、ハンガーパイプが標準装備されているため、衣類の収納の際にはとても便利です。脱臭や除菌効果が期待できるナノイー発生機が設置されており、快適な空間づくりへの工夫も感じられます。

ハローストレージ

ハローキティのマークが目印のトランクルームで、見たことがある人も多いのではないでしょうか。屋外コンテナ型と屋内型の両方があり、屋内型の一部は空調完備となっています。

運転手付きの運搬サービスなどのオプションも利用できるため、自家用車や運転免許証をもっていなくても、トランクルームにたくさんの荷物を無理なく預けることができます。

東急リバブルレンタル収納

都心を中心に複数店舗を展開するトランクルームで、保管環境の温度、湿度を徹底管理しています。

交通系のICカードを登録すると、かざすだけでロック解除となるため、専用キーを持ち歩く必要がなく便利です。ICカードは3枚まで登録可能なため、家族で自由に利用しやすい点も特徴です。

アルファトランク

東京と神奈川に展開するトランクルームで、快適な空間を保つため空調・換気設備が完備されています。

どの店舗も駅から近いため、仕事帰りに寄って必要なものを取り出したりと、頻繁に足を運びたい人は特に利用しやすいでしょう。

キュラーズ

東京を中心に、全国各地の都市部に展開するトランクルームで、温度、湿度、防カビの設備が整っています。明るく清潔な印象と、スタッフ常駐の環境で、女性でも通いやすい雰囲気が特徴です。

大型ロッカータイプのスペースから、倉庫に近い大きめのスペースまで、預けたい荷物の量に合わせて選びやすいのも便利です。

宅配型トランクルーム

CARAETO

月額500円で利用できる宅配収納サービスです。空調設備が完備されている専用倉庫で荷物を保管するため、安心して預けることができます。

CARAETOでは、3辺合計が140cmサイズの専用段ボールか、3辺合計160cmサイズまでの自分の段ボールで預けることができます。

CARAETOの魅力は、シンプルな料金設定と利便性です。利用料金は預けた月のみ発生するため、とても分かりやすくて安心。アプリで申し込みから集荷・取り出し、預けたものの確認が行えるため、いつでも簡単に手続きできます。

預けた荷物は、一度すべて写真でデータ化され、アプリから確認できるだけでなく、不要品をマーケットに出品することも可能です。ユーザー同士でリサイクルしあう楽しみもあります。

サマリーポケット

月額250円から利用できる宅配型トランクルームで、寺田倉庫のノウハウでしっかり空調管理をしているサービスです。

預けたい荷物のサイズや内容によって、適した段ボールを選びます。様々なオプションを利用すると、より便利に利用できます。「トランクルームに預けるほどたくさんのモノはないけど、お金をかけずに少量だけ預けたい」という人に便利です。

minikura

月額200円というリーズナブルな料金で利用でき、温度・湿度のコントロールを行いカビが生えない工夫としています。

管理は、倉庫業者として老舗の寺田倉庫が行います。寺田倉庫は約60年の歴史があり、ワインや美術品などの保管も手掛けています。空調はもちろんのことセキュリティも万全です。

エアトランク

エアトランクもカビ防止のため温度・湿度のコントロールを一年中行っているサービスです。

様々な収納サイズから選ぶことができるため、段ボール箱に入れるだけではなく、段ボールに入りきらない大きな荷物も宅配で預けることが可能です。配送可能エリアであれば、上限はあるものの送料が無料となる点も魅力。

デリバリートランク

標準サービスは常温・常湿となっているため、定温・定湿を希望する場合はオプションになるため注意が必要。

宅配型トランクルームのなかでは、大きめの荷物を預けやすい点が特徴です。

まとめ

いかがでしょうか? 今回は、空調設備の完備されたトランクルームの特徴についてご紹介しました。トランクルームの空調設備が完備されていると、服や本などの気温や湿度、害虫の被害に遭いやすい品物も気軽にトランクルームに預けることができます。季節物の衣類や数年に一度読み返すだけの本などは、ぜひ空調設備付きトランクルームに預けてみてはいかがでしょうか。

箱に詰めて送るだけ!1箱240円〜で預けてお部屋もスッキリ。箱に詰めて送るだけの宅配型収納サービス!CARAETO(カラエト)について箱に詰めて送るだけ!1箱240円で預けてお部屋もスッキリ。箱に詰めて送るだけの宅配型収納サービス!CARAETO(カラエト)について
無料会員登録はこちら無料会員登録はこちら