家族中の長靴をスマートに収納・保管!長持するお手入れ方法も
下駄箱の収納や整理に苦戦する人は多いですが、なかでも厄介なのがレインブーツですよね。毎日必要ではないものの、必要な時にはサッと取り出したいアイテムのひとつです。雨の日だけでなく、ガーデニングやアウトドア用にレインブーツを活用する人もいるでしょう。
ここでは、下駄箱を圧迫するレインブーツの保管場所やお手入れ方法についてご紹介します。
レインブーツの保管に悩む理由
レインブーツは、そのほとんどがゴム製です。丈夫に見えても、保管方法によっては型崩れしやすく、カビや悪臭に悩むこともあります。
レインブーツは、水の侵入を防ぐためにふくらはぎの高さまで長さがあるものや、くるぶしの高さまでのショートブーツタイプのものまで様々です。ショートブーツタイプのものは、あまり一般的ではないかもしれませんが、下駄箱に収納する際には便利です。
一方で、ふくらはぎや膝の高さまであるレインブーツの場合、斜めに収納したり横にして積み重ねることで、型崩れをおこす可能性があります。型崩れのリスクはあっても、下駄箱の規格に合わないという理由で、やむを得ず立てて収納できない家も多いでしょう。
レインブーツは、高さがありどうしてもかさばってしまいます。子どもがいる場合は、レインブーツは雨の日の通学やお出かけに必要なものですから、大人のように購入しないというわけにはいきません。
下駄箱に入りきらないレインブーツはそのまま玄関先に出しっぱなしにしたり、家の外に出しっぱなしにしてしまうケースもあるでしょう。
レインブーツをしばらく使用せず、久しぶりに取り出すとカビが生えていることもあります。これは、下駄箱の湿気や収納した際の水気が原因となるケースが多いです。つまり、レインブーツの収納の際には、きちんとお手入れをする必要があるのです。
レインブーツのお手入れ・保管方法とは
使用頻度の高い梅雨時期などはお手入れが面倒かもしれませんが、レインブーツはきちんとお手入れすることで長く良い状態を保つことができます。特に、しばらく使用しない時には、念入りにお手入れすることでカビの発生を予防することができます。
ここではレインブーツのお手入れ方法、保管方法について説明していきます。
レインブーツの洗いかた
レインブーツを下駄箱に入れる前には、必ず泥や小石などを取り除き、洗ってきれいにしましょう。レインブーツは雨の日やガーデニングなどで使用される場合が多いですから、普段履く靴に比べると汚れがひどい場合が多いです。水をつかって洗う前に、できるだけブラシなどで泥を取り除いておくことをおすすめします。おおよその汚れを落としたら、バケツなどに水をいれて、そのなかにレインブーツと洗剤をいれます。レインブーツ表面の汚れはもちろん、内側も丁寧に洗いましょう。スポンジを使って洗うと、ゴムに傷がつきにくく便利です。
タオルで水気をとったら、しっかりと乾かすことも大切です。湿気を含んだまま下駄箱にいれてしまうと、カビの発生につながりやすく、他の靴にもカビが生える原因にもなります。
乾かす際は直射日光を避けて、風通しのよい場所で中までしっかり乾かしましょう。
レインブーツの型崩れを防ぐには
レインブーツを長期保管する際には、横にしたり斜めにせずに、立てた状態で新聞紙を詰めた状態で保管します。時々新聞紙を交換することも湿気対策をする上で重要なポイントです。新聞紙ではなく、シューキーパーを活用してもよいでしょう。カビ・ひびわれ対策
下駄箱は家の中でも特に湿気がたまりやすい場所です。レインブーツを長期保管する際には、除湿剤を入れたり、時々扉を開け放すなどの工夫をして湿気がこもらないように注意しましょう。レインブーツは、直射日光が当たる場所においておくとひび割れやすくなります。これは、レインブーツがゴムでできており、ゴムは直射日光で劣化が早まることが影響しています。屋外や直射日光が当たる場所を避けて保管することで、ひび割れのリスクを回避しましょう。
レインブーツの保管にトランクルームがおすすめな理由
レインブーツを良い状態で保管するには、収納場所の確保、湿気対策、日光対策が必要ということがわかりました。
自宅でも、そのような環境を用意できるかもしれませんが、下駄箱が小さかったり、湿気対策に不安があるなどの場合にはトランクルームの活用もおすすめです。
トランクルームは、都市部を中心に増加中のサービスで、収納スペースの確保に困っている人や、大切なものを適した環境で保管したい人に多く活用されています。個人で利用したり、会社で利用したりと目的は様々ですが、トランクルームに預けることで自宅の収納スペースが空き、ゆとりのある空間づくりにつながります。
トランクルームのなかには、湿度が常に一定に保たれているところもあります。こうしたトランクルームなら、湿度によるカビの発生リスクが軽減し、取り出した時に快適に使うことができますね。
その一方で、トランクルームに預けることで発生するデメリットもあります。それは、当然ながら必要な時にすぐに手元にないということです。レインブーツを雨の日に確実に使うという人は、その都度取り出す手間を考えると不向きですが、梅雨の時期だけ家に置いておきたいなど、1年の中でも使用時期が限られている場合はオフシーズンの保管場所として選んでも良いでしょう。
トランクルームが近所にないなど、あまり身近に感じられない人もいるかもしれません。しかし、最近は宅配サービスがついたトランクルームもあります。自宅から遠い場所にあっても、宅配型なら運搬の手間が発生しないため、地方に住んでいても便利です。
レインブーツの保管に最適なトランクルームの条件
せっかくトランクルームでレインブーツを保管するのであれば、レインブーツの保管に適した環境のトランクルームを選びたいですよね。
ここで、もう一度レインブーツの保管に適した環境を見てみましょう。
- レインブーツを立てて収納できる場所
- 湿気がこもらない場所
- 直射日光が当たらない場所
トランクルームは都市部を中心にいくつもありますが、それぞれ利用料金や預けることのできる量、環境が異なります。屋外型トランクルームは空調や湿気対策が不十分である場合が多いです。気温や湿気の影響を受けないアイテムの保管には適していますが、カビが発生しやすいレインブーツや衣類、本などの保管には不向きです。
屋内で保管できるトランクルームの多くは、空調や湿気対策が万全など、荷物を良い状態で預けることができる環境が整っている点が特徴です。もちろん、預けたい荷物の保管に適した環境かどうかは、利用前に確認が必要ですが、レインブーツの保管条件を満たしているところが多いためおすすめです。
まとめ
今回は、レインブーツのお手入れ方法や保管方法、おすすめの保管場所についてご紹介しました。下駄箱の広いエリアを占拠しがちなレインブーツの保管に困った際には、トランクルームの利用を検討するチャンスです。
レインブーツだけでなく、夏にしか履かないサンダル類や、冬用のブーツなど、季節もののアイテムと一緒にトランクルームに預けると、下駄箱のなかがスッキリときれいに片付きます。衣類の衣替えと同様に、下駄箱の中も季節ごとに整理するつもりでトランクルームを活用してみてはいかがでしょうか。