屋内と屋外のトランクルームの違いは?宅配型も合わせて紹介!

一昔前は企業が利用するイメージの強かったトランクルームも、近年はライフスタイルの変化などから個人の利用が急増しています。
しかし、今だに一般的なトランクルームのイメージとして、屋外型のコンテナなどを想像する人も多いのが現状です。
実は、トランクルームは大まかに屋外型と屋内型に分けられ、それぞれ料金形態も、預けるのに適した荷物も異なります。
本記事では、さまざまなトランクルームの種類別に特徴を解説し、近年人気の屋内型トランクルームの魅力にも迫ります。
屋外型・屋内型トランクルームの概要
まずはじめに、屋外型、屋内型のトランクルームの概要をまとめました。
施設 料金形態 エリア 屋外型 コンテナ等 ・立地・大きさにより変動し、コンテナ単位の設定 (2000円~数万円)※+初期費用 全国にコンテナがあり、近い所を選択 屋内型 自社倉庫ビル内フロアなどの室内 ・借りるスペースで料金が決まる(相場1万円~)※+初期費用 主に首都圏を中心に展開 屋内宅配型(CARAETOの場合) 自社倉庫 ・1箱500円※初期費用なし 全国に宅配
トランクルームは屋外型、屋内型とに分けられます。さらに屋内型は、一般的な屋内型トランクルームと、近年人気の宅配型トランクルームに細分化されます。
2つの屋内型トランクルームの大きな違いは「宅配サービス」の有無。
どちらも屋内で荷物を保管することは同じですが、トランクルームの所在地まで出向いて自分で荷物を預ける屋内型トランクルームに対して、全国を対象に預けたい荷物の集荷・配送サービスを展開している宅配型トランクルームという違いがあります。
屋内・屋外のサービスの特徴を紹介
ここでは屋外型トランクルーム・屋内型トランクルーム・宅配型トランクルームのそれぞれの特徴や預けるのに適した荷物などをご紹介します。
屋外型トランクルーム
屋外型のトランクルームとは、屋外に設置してあるコンテナ型のトランクルームです。大型のため、オートバイや自転車などの大きな荷物も預けられます。
基本的に空調設備はなく、イメージとしては屋外に設置した物置に近い設備です。雨や風が入り込んでしまう設備もありますが、アウトドア用品、スポーツ用品などを保管するのにも適しています。
セキュリティは、個々のコンテナには施錠できるものの、荷物の搬出入は利用者が行うため敷地内には誰でも自由に出入りできます。そのため、セキュリティに関しては万全とは言えない業者もあります。
料金形態のイメージは賃貸物件と同じく、契約必要書類を提出し、初期費用として1か月~数か月分の使用料(月額2000円~数万円※立地・大きさによる)を支払うことになります。
さらに保証金、事務手数料、鍵代、管理費などがかかり、どの項目で費用が発生するかは業者によって違うので、契約前によく確認しましょう。
屋外型の場合、トランクルームまでは、利用者が出向いて荷物の搬出入をする必要があるので、車が必要ですし、立地などの利便性を重視しつつ選ぶことが大切です。
料金の一例※屋外型トランクルーム「 ハローストレージ江戸川中央4 1.5畳」の場合
- 月額使用料・・・契約月の日割料金+4,950円(翌月分)
- 管理費・・・2,200円×2 (契約月+翌月分)
- 鍵代・・・4,400円
- 安心保障パック(任意)・・・550円※セキュリティ強化、鍵の紛失保障など
ちょうど月変りに契約すれば、初期費用は11,550円。安心保障パックをつけると12,100円となります。
屋内型トランクルーム
屋内型トランクルームは屋外のコンテナとは違い、倉庫内のロッカータイプや、ビルのフロアを使ったルームタイプなどで荷物を保管するのが特徴です。雨や風が入り込む心配もありません。
預けるものによって、小さなスペースから比較的大きめのスペースまで選択でき、利用者に合わせた使い方ができます。
屋内ではありますが、空調やセキュリティ管理が行き届いている業者もあれば、断熱材を使用した建物ではあるものの、管理人の常駐もなく空調もなしという業者もあります。
屋内型トランクルームも、賃貸物件と同じように、契約には身分証明書や銀行印などが必要で、屋外型に比べると広さに対して料金設定は高め。どんなものを預けるのかをよく考えて、無駄のないスペースを選びましょう。
料金の一例※屋内型トランクルーム「 スペースプラス 0.8畳・高さ2.3mロッカータイプ」の場合
- 月額使用料・・・契約月の日割料金+翌月2,980円(20日以降は翌々月分まで)
- 契約事務手数料・・・5,000円(5,000円以上の賃料の場合、1か月分)
- 鍵代・・・0円
こちらの一例では、管理人は常駐しておらず、利用者がそれぞれ鍵を管理して荷物の搬出入を行います。
また、屋内型ではありますが、空調設備はありません。ロッカータイプの初期費用はおよそ7,980円程度になります。
参考記事:トランクルームは空調が重要!?屋外・屋内の空調設備について知ろう!
宅配型トランクルーム「CARAETO」
宅配型トランクルームは、近年注目されている新しいトランクルームです。ここでは、宅配型トランクルーム「CARAETO」を例に挙げて説明していきます。
「CARAETO」は荷物の集荷・配送がスマホアプリで簡単に申し込める宅配型サービスです。預けられる荷物は段ボール1箱から。段ボールの個数で料金が決まります。
荷物の保管場所は、温度・湿度共に管理され、清掃が行き届いた室内スペースになります。
また、セキュリティ面でもスタッフが常駐し、荷物の出し入れはスタッフが行うため、利用者の立ち入りはありません。その他、監視カメラや電子ロックなどでセキュリティ面が強化されています。
初回に契約書類の提出もなく、WEBで申し込んですぐに利用開始できます。契約期間の縛りもありません。
料金の一例※宅配型トランクルーム「CARAETO」大型段ボール箱1個の場合
- 月額使用料・・・500円
- 管理費・・・0円
- 鍵代・・・0円
保管環境の良さに加えて500円という月額使用料や、初期費用なしのコスパの良さが特徴です。段ボール1箱という利用者目線に立った単位も、気軽に荷物を預けられる理由ではないでしょうか。
>>宅配型トランクルーム「CARAETO」をチェックしてみる
宅配型トランクルームに預けるのはこんなもの!
屋外型、屋内型、宅配型トランクルームの違いを見てきましたが、料金が段ボール単位となる宅配型トランクルーム「CARAETO(カラエト)」には、具体的にどんなものが預けられているのでしょうか。よく利用されている荷物はどんなものかご紹介します。
季節外の衣類やレジャー用品
宅配型トランクルームに預ける荷物として代表的なのが、季節外の衣類やレジャー用品などシーズンオフの収納場所に困るアイテムです。
ダンボールに収まるサイズ感やアプリで簡単に出し入れできる手軽さが、クローゼット感覚でトランクルームを使いたい人に人気。宅配型なら面倒な季節の衣替えも、段ボールに詰めて集荷・配送の申し込みをすれば完了します。
アルバムやDVDなど思い出の品物
スッキリ片付いた家で暮らしたいけれど、思い出の品物は捨てられないという人が、アルバムやDVDを預けるケースも増えています。
特に写真は、近年急激にデジタル化されており、データで残す人増えましたが、子供のころのものや写真館で撮った記念写真など写真の現物も少なからずあるのが今という時代。
収納する場所はないけれど捨てられない大切なものを保管する場合も、空調やセキュリティがしっかり管理された「CARAETO(カラエト)」なら安心して預けられます。
趣味で集めたコレクションなど
趣味のコレクションは知らず知らずに増えてしまうもの。気づけば部屋にあふれるほど溜まっていたということもよくあります。
自宅に飾りきれない、収納しきれないコレクションアイテムを「CARAETO」に預ける人もいます。
「CARAETO」では、スタッフが写真に収めてから荷物を保管してくれるため、アプリから預けた品物をコレクションのように並べていつでも確認できます。
さらに、預けた品物は「CARAETO」独自のフリマアプリ機能を利用して利用者同士の売買が可能です。
このようなサービスは「CARAETO」独自のもので 、収納場所の提供だけでなくコレクションを眺める楽しみも叶えてくれます。
一般的なトランクルームと違い、大切なコレクションを安心して預けられるのは、他にはないサービスで利用者のニーズにこたえているからでしょう。
アイデア次第で広がる使い方
他にも、季節外の布団や、サイズアウトした子供服、アウトドア用品など、アイデア次第で使い方が広がるのも「宅配型トランクルームCARAETO」の特長です。
サービスの利用に「最低〇か月以上」などの制限を設けていないことも、使い勝手の良さにつながっているのではないでしょうか。
まとめ
トランクルームは屋外型、屋内型、宅配型とそれぞれサービスに特徴があることがお分かりいただけたと思います。
特に、宅配型トランクルーム「CARAETO」は、申し込みも簡単。わかりやすい料金体系や玄関先での集荷・配送、そして何より気軽に利用できる安さが、忙しい現代人のニーズにマッチして年々利用者が増えています。
それぞれのトランクルームの特徴をしっかり把握して、自分にぴったりのサービスを見つけたいものですね。