更新日: 収納術

出窓を収納場所として活用する方法。便利なアイテムやコツとは?

出窓を収納場所として活用する方法。便利なアイテムやコツとは?

光がいっぱいに入る出窓にカーテンが揺れるさまは、爽やかで絵になり憧れますよね。しかし、収納が少ない日本の住宅事情では、少しのスペースも活用したいというのが実際のところ。

外からも目立つ出窓だけに、ものを詰め込んだだけの収納は避けたいもの。できれば見栄えがよく、収納力もあるという出窓が理想形です。

そこで、本記事では、収納力と見栄えを両立させた出窓の作り方を解説します。

出窓のある場所とは?

出窓がある部屋として代表的なのはリビングです。立体的に採光できる出窓はリビングを明るく、広く見せるのに一役買ってくれます。

また、寝室も出窓の設置が多い部屋です。出窓から朝日がいっぱいに入る寝室での目覚めは、爽やかで気持ちがいいでしょう。

キッチンも出窓を採用することが多い場所です。近年、キッチン環境の大切さが見直され、昔のように薄暗い「調理をする場所」から、「居心地の良い場所」へとシフトしていることも無関係ではなさそうです。

このように、家中の場所を問わず出窓は採用されており、その使い方、飾り方一つで暮らす人のセンスが問われる場所でもあります。

出窓を収納に活用したい!お部屋別活用法

飾り方でセンスを問われる出窓ですが、飾るだけでなく実用的な収納スペースにできたらいいですよね。ここからは、お部屋別の出窓活用法をご紹介していきます。

リビングの出窓活用法

リビングにある出窓は大きく作られているのが特徴です。その分活用できるスペースも多くなりますが、家族みんなで使う部屋であるため、さまざまな物が乱雑に置かれがちです。

帰宅後にとりあえずポケットの中のものを出窓に置く、コップや雑誌など手にしたものをつい置いてしまうなどの結果、出窓の上は物が溢れかえっているよう人もいるのではないでしょうか。

リビングの出窓をおしゃれな収納スペースとして活用したいなら物が置けないようにしてしまうのが近道です。逆説的なようですがリビングの出窓には「つい物が置きたくなる広いスペースがある」から散らかってしまうのです。

リビングの出窓を収納として活用するなら、こんな活用法はいかがでしょうか。

  • 一段の棚を作り、下段に本や雑誌を収納、上部にはサボテンなど小さな鉢植えをたくさん並べる
  • 小引き出しに小物を収納し、脇には観葉植物を置く
  • 棚を出窓の高さいっぱいまで組んで飾り棚兼収納として使う
  • テレビ台として活用する

出窓を上手に活用するコツは、背面のない収納で採光を遮らない収納をすることと、つい物を置いてしまうスペースを減らし、統一感のある収納を心がけることです。

ちょっとしたDIYになりますが、出窓の高さいっぱいに格子状の飾り棚を作れば、棚ごとに植物を飾ったり、何も置かないスペースを作ったり、文庫本や小引き出しを置いたりして採光と収納を同時にかなえることができます。

テレビ台として活用する際は、出窓に遮光のロールスクリーンを取り付け、窓から入ってくる日光を遮ります。

こうすることで外から見てもスッキリしますし、昼間もテレビが見やすくなります。出窓の採光が必要ない人には、リビングが広く使えるおすすめの活用法です。

どうしても、雑多なものを置きたい場合はナチュラルなカゴなどを用意して、その中にだけ「とりあえず」の物を置いても良いルールを作ります。こうして、適度なゆるみを設けると意外と散らかりが防止できます。

寝室の出窓活用法

寝室の出窓はカーテンを閉めている時間も多いため、目につきにくく散らかりがちです。特にベッドの枕側に出窓がある人は、スマホの充電器や読みかけの本などの小さいものが散らかる傾向にあります。

寝室の出窓活用法としては、

  • 防災リュック置き場を作る
  • 小さいもの専用トレーを置く
  • 鏡とメイク道具をおいてメイススペースとして活用する

防災リュックは玄関に置く人が多いですが、玄関は意外と収納スペースが少なかったり、玄関以外から避難する必要があったりします。

その点、寝室のすぐ手の届くところに収納しておけば、夜中に災害が起きてもさっと手にとることができます。しっかりしまい込むより、ざっくりとかごなどに入れておきましょう。

充電器やスマホ、本などこまごましたものが散らかる人は、トレーを置いてその上に小物を置くだけで乱雑な印象がやわらぎます。

また、いっぱいに入る自然光を利用して、鏡を置いたメイクコーナーにするのもいい方法です。出窓は立体的に光が入る構造のため、メイクの仕上がりが均一に。出窓の前にスツールを置いて、使いやすいメイクスペースになるよう工夫してみましょう。

キッチンの出窓活用法

キッチンに出窓がある場合、収納スペースが十分にあるなら別ですが、一般的にはキッチンの収納が少なく頭を悩ませる事が多いため、見栄えよくしながら収納として活用したいスペースです。

  • 棚を設置し、調味料を置くスペースを作る
  • 家庭菜園コーナーを作る
  • 水きりかごを置く

あえて窓を生かさず収納と割り切って、高さいっぱいの突っ張り棚を置く人も多いキッチンの出窓。背面のないタイプのオープン棚なら、採光を生かしながらたくさんの物が置ける収納になります。

また、観葉植物的な爽やかさを取り入れるため、実益を兼ねた窓辺菜園コーナーにしてもいいですね。陽当たりの良い場所なら豆苗やリーフレタスなどがすくすく育ってくれます。

>>キッチン菜園を始めよう!栽培方法とオススメの育てやすい野菜

キッチンを広く使いたい人は、出窓に大きめのトレーを置き、その上にセルロースマットを置いて水きりコーナーにしてみてはいかがでしょう。

キッチンが広々使え、シンクのすぐ上に出窓がある場合、洗い物の動線も最短で済むため家事もスムーズに行えます。

出窓が散らかる人は物が多すぎないかチェックを

出窓の活用法を色々試してはみても、どうしても出窓に物があふれてしまう人は、自宅にある物の量が多すぎるのかもしれません。

収納に収まりきらないものは、必然的に床の上などにはみ出してしまいます。床の上に物があると散らかって見えるため、ひとまずそれを床以外のところに置きたくなりますよね。

それが、高さ、スペースともにちょうどいい出窓ということになりがちなのです。

そんな事態に気づいたら、まずは出窓の整理より、自宅の中に「季節外は使わない衣類」や「捨てられないけれどあまり使っていないもの」がないか確認してみましょう。

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憧れのおしゃれな出窓を

使い方次第でおしゃれにもデッドスペースにもなってしまう出窓。どうせならおしゃれに活用したいですよね。

どの活用法も、物を減らしてお部屋をスッキリ片付けておくことで、より便利に、よりおしゃれな雰囲気になります。

余分な荷物は「CARAETO」を利用し、活用法を参考にして憧れの出窓ライフを思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。

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