使わない鍋や圧力鍋の収納に悩む!キッチンの鍋収納のアイデアとコツ

キッチンでやたらと増えてしまいがちなアイテム、それは「鍋」。鍋は料理をするうえで絶対に必要な鍋は、どんなものを料理するかによってやはり使い分けはしたいところ。するとサイズや素材、高級なものなど、自然とキッチンにある鍋は増えていってしまいます。
特に料理好きの人は、キッチンの鍋収納について頭を常に悩ませていることでしょう。 取り出しやすく、種類も分かりやすく、鍋を収納するためにはどうすれば良いのでしょうか?
そこで今回は、鍋の収納にスポットを当てて、おすすめ収納アイテムやいますぐ真似したい収納実例をご紹介していきます。
キッチンで鍋の収納に悩む理由

キッチンで鍋の収納が難しいと思われがちな原因は様々です。まずは鍋の収納に悩まされることが多い理由を整理してみましょう。
鍋は増えやすい料理グッズの一つ
冒頭でも触れた通り、鍋は料理をするうえで必要不可欠なアイテムの一つです。しかも一種類の鍋しか置いていないという家庭は珍しいのではないでしょうか。ある程度料理をするのであれば、サイズや種類など、鍋は複数持っておきたいところです。少なくとも3~4種類以上の鍋を持っている人は多いでしょう。
料理にこだわる人なら、鍋の数はもっともっと増えていきます。ですが圧力鍋や土鍋などはそう頻繁に使うものではないでしょう。それなのに場所を取りやすいアイテムなので、収納に困ることはもはや必至です。
取り出しやすさを意識するとかさばりやすい
料理はなるべくスピーディーにてきぱき行っていきたいところ。取り出したい鍋は、簡単に手が届く場所においておきたいですよね。「あの鍋どこにしまったかな?」となるのは避けたいでしょう。ですが取り出しやすさを意識して鍋を収納しようとすると、あまり多くのものをキッチン周りの棚に収納することができず、鍋がかさばると思うことが増えてしまいます。かと言ってスッキリとした収納を優先していろいろなところに鍋を収納してしまうと、今度はいざという時に取り出しにくく感じてしまうもの。
鍋はもともと大きさも大きさなので、場所を取りやすいのが難点の一つ。さらに取り出しやすさを意識すれば、かさばりやすいのも当然なのです。
キッチンで鍋を収納するときのポイント

キッチンで鍋をうまく収納していく際には、使いやすく、かつキッチンをスッキリとさせるためにも収納に工夫をする必要があります。その際の収納のポイントを整理してみましょう。
使用頻度の高い鍋とそうでない鍋で場所を分ける
鍋をうまく収納するコツとして重要なのは、まず鍋の種類によって場所を分けることです。おすすめは使用頻度でジャンル分けをすること。普段使いの鍋はコンロ下の棚や引き出しに収納し、そこまで多く使わない鍋はシンク上の棚など、少しコンロからは離れた場所に収納しておくと良いでしょう。
場所をはっきりと分けることで、一つのところに収納する鍋は少なくなります。ものが少なくなれば取り出しやすくもなりますし、あまり使用頻度の高くない鍋は取り出しづらい場所にあっても困ることはないはず。
使わない鍋の収納は処分することも大切
鍋をうまく収納するためには、増えすぎた鍋を「断捨離」する必要もあります。長く使っていない鍋は、整理するのを機に処分するのも大事なことです。特に可愛い食器やキッチングッズが好きな女性は、同じようなデザインの鍋・同じようなサイズの鍋をいくつも持っているということも多いのではないでしょうか。鍋の数自体が整理されれば、取り出しやすく鍋を収納するうえでもやりやすくなるのは確かです。
特定の時期にしか使わない鍋はトランクルームに預ける
例えば冬の時期しか使わない土鍋、ホームパーティーをするときなどにしか使用しない大型の鍋などは、いっそのこと家以外の場所に保管しておくというのもありです。使わないとはいえ、捨てるわけにもいかない……そんな鍋もあるでしょう。その他、貰い物の鍋などで、どうしても取っておきたいというものもあるはずです。
そんなどうしても捨てられない鍋、特定の時しか使わない鍋は、トランクルームなどを活用して外部に預けておくのも賢い方法の一つ。トランクルームもお手軽なものだと段ボール1箱から利用することができ、かつ1,000円以下の月額料金で契約することができます。
鍋を収納するのにおすすめアイテムとは

ではここからは、鍋を収納するのに便利なアイテムを見ていきましょう。
数を減らしたり、場所をそれぞれ分けても、やっぱり鍋はそもそもかさばりやすいアイテムなので、収納を便利にしてくれるグッズは重要なもの。鍋の収納がうまくいかないと思ったときは、ぜひ以下のような収納グッズの使用を試してみましょう。
キッチン収納の定番!「tower コの字ラック」
コンロ下の収納をうまく活用するためのグッズとして、やっぱりコの字ラックの使用は欠かせません。コンロ下は十分にスペースがあるのにも関わらず、棚自体は設置されていない場合は多いもの。それならコの字ラックで棚を作り、使用頻度の高い鍋を並べていきましょう。
towerのコの字ラックは見た目もおしゃれですてきですが、100円ショップなどでも購入できるタイプもあるので気軽に試してみましょう。
鍋収納にも使える!「ニトリ 縦横置けるフライパンスタンド」
フライパンスタンドの商品名で販売されていますが、そこまで深くない鍋であれば鍋を立てても十分収納することができます。キッチンの引き出しをうまく活用するなら、このフライパンスタンドを使った鍋収納は欠かせません。工夫次第でリーズナブルに!「ニトリ A4ファイルスタンド」
クリアファイルや書籍などを入れておくファイルスタンドも、鍋を並べて収納できるスタンドとして活用することができます。ワイドサイズを選んで購入すれば、すっぽり収まる鍋は多いです。その他、ブックスタンドなどの仕切りを使っても並べる鍋収納には活用できます。
吊るせるラックなら「田窪工業所 キッチンラック」
棚が足りない!と思ったら、シンク上にある棚から吊るせるタイプのキッチンラックの使用がおすすめです。上の棚に挟んで設置するだけで、棚の数を増やすことができるのがポイント。しかも場所的にはシンク上の棚よりも取り出しやすくなるため、キッチンラックに使用頻度の高い鍋を置いておくのもありですね。
キッチンでの鍋収納実例を紹介!

では最後に、鍋の収納実例をいくつか見ておきましょう。鍋の工夫ある収納方法としてぜひ参考にしてみてくださいね。
壁掛け収納でおしゃれに
大きくない鍋、深くない鍋はフライパンのように壁掛けを楽しんで収納するというのもありです。フックを設置し鍋をかけておけば、それだけでキッチンがおしゃれに。キッチンがあまり広くないワンルームなら、突っ張り棒を設置し、そこからS字フックで鍋を吊るすという手もあります。
鍋専用の棚を作ってディスプレイ
鍋専用の棚を作ってディスプレイするという方法もあります。使う鍋があまりにも多い、頻繁に料理をする、鍋のコレクションが好きという人にとっては、むしろ鍋専用の棚を作った方がストレスフリーな場合もあります。食器棚の一部を鍋専用にするというのもありでしょう。鍋をひたすら並べれば、ショップに鍋がたくさん並んでいるようなおしゃれさがあって素敵です。
まとめ

いかがでしょうか? 鍋は増えやすいキッチングッズの一つなので、収納方法や収納のコツを心得ておくことが重要です。
ごちゃごちゃと鍋が散らかっているキッチンや棚の中は見苦しいですし、何より料理もしづらいですよね。使いたいときに目当ての鍋が見当たらない、取り出しづらいというのは、キッチンに立つ人にとってストレス以外の何物でもありません。
使う鍋と使わない鍋を区別し、場所分けをしたり、断捨離することをまずは考えましょう。そのうえで、さらに収納を便利にするアイテムを活用し、鍋が整理されてストレスのないキッチンを作っていってくださいね。