棚を整理整頓してきれいに見せる方法!棚を制すれば部屋もスッキリ

「棚がない家庭はない」と言っても過言ではないくらい、棚はどのご家庭にもありますよね。部屋をきれいにしたいと思って買った棚でも、見た目をがごちゃごちゃになってしまったり、しまったものがどこにあるかわからなくなってしまったりしていませんか?
棚を使いやすくきれいに収納するのは難しいですし、「最初はきれいだったのにいつの間にかごちゃごちゃに……」なんてことも多いと思います。でも、少しの工夫やアイデアで棚をきれいに使いやすくすることができるのです。
そこでご家庭で気軽に取り入れやすい棚の整理整頓アイデアをご紹介します。紹介した方法でお家の棚をきれいに見せて、気持ちいい毎日を過ごしましょう。
参考記事:ショップのディスプレイをお手本に。使いやすくてオシャレなオープン棚の収納方法
家にある「棚」とは?

一言に「棚」と言っても棚には種類があります。収納するものや収納場所によって使う棚の種類が異なり、それぞれきれいに収納する方法も異なります。
シェルフ
英語で「棚」という意味です。なので「シェルフ=棚」ということになります。棚とは棚板がある収納家具のことで、本棚、カラーボックス、スチール製の収納棚など、棚板があるものはすべて「棚」と呼ばれています。ラック
収納に使用する棚や台の総称です。棚板がない「マガジンラック」や「CDラック」もラックの一種です。棚板がある収納家具のシェルフ(棚)はラックの一種になります。チェスト
引き出しやフタがついた収納家具のことをいいます。洋服タンスもチェストの中のひとつです。キャビネット
書類や本など、ものを保管する目的で使われる棚のことをいいます。置物や食器を飾って保管する飾り棚もキャビネットのひとつ。棚に収納するアイテムとは?

さきほど紹介した棚の種類によって収納するアイテムが変わります。
シェルフ
- 本、雑誌
- 皿
- 置物
- インテリア雑貨
ラック
- CD
- 漫画
- 子供のおもちゃ
チェスト
- 衣類
- タオル
キャビネット
- 食器
- 置物
- 書類
実践!棚をきれいに見せる収納アイデア8選!

お菓子の収納にはどんなアイテムを使うとおしゃれに便利に収納できるのでしょうか?このアイテムを取り入れるだけでもお部屋の雰囲気が変わる、収納に便利なアイテムを4点ご紹介します。
どんなインテリアとも相性抜群!「Lara saraca ホーロー キャニスターセットD」
キャニスターもホーローならどんなインテリアとも相性がよく、中身も見えないので使いやすくておすすめです。このキャニスターセットは大中小3つのキャニスターがセットになったアイテムで、使わないときは入れ子にして収納しておける点が魅力です。クッキーやキャンディー、ファミリーパックの収納に活躍してくれそうなアイテムです。大型ブリキバケツの定番「IKEA KNODD クノッド」
おしゃれさで定評があるIKEAで注目したいのが、こちらのブリキバケツです。屋外でも使用可能のしっかりとした大型ブリキバケツは、どんなお菓子でも投げこみ収納が可能。部屋の隅やキッチンに置いてあっても一見お菓子が入っているとは思えないおしゃれな見た目です。色も使いやすいホワイトですので、どんなインテリアとも相性がよく、とくにナチュラル系のお部屋におすすめしたいお菓子収納の大型アイテムです。
中型バスケットはなにかと便利「QIN かごバスケット」
軽くて弾力性のあるヤナギを使って編んだバスケットです。ナチュラルな雰囲気で使いやすいシンプルな見た目が特徴。フルーツが入るぐらいの程よい大きさで、1人暮らしでも大きすぎずに使いやすそうな点がポイント。1人用の冷蔵庫の上などに置けば手が届きやすく、程よくお菓子の目隠しができるアイテムとして使い勝手がよさそうです。蓋つきのカゴなら中身も見えない「フタ付き収納バスケット」
外に出しておきたいけど中身が見えるのはちょっと……という時に役立つのが蓋つきのカゴアイテムです。こちらのバスケットは程よい大きさと内布つきな点が魅力。内布がついていれば中身が透けませんし、蓋を開けた時の印象も良いですよね。キッチンや自室で活躍しそうなアイテムです。お菓子の収納アイデアを紹介!

それではおすすめする棚の収納アイデアを紹介していきます。
1. 収納ボックスを使っておしゃれに隠す収納
引き出しや扉がないシェルフに収納するときに便利なのが収納ボックスを使う方法です。形が統一されていない子供のおもちゃや、文房具、厚みや大きさにバラつきがある本や雑誌を棚に収納するのは難しいですよね。そういうときに収納ボックスにまとめて入れれば見た目もスッキリしますし、どこに何をしまったのかがわかりやすくなります。
シェルフ全部に収納ボックスを使うのではなく、一段ごとやひとつ空けて使うと圧迫感がなく部屋を広く見せることができます。
2. ファイルスタンドを使って整理する
引き出しの中やキャビネットにしまうときに役立つのがファイルスタンドです。ファイルスタンドが仕切りになり、ごちゃごちゃになるのを防ぎます。例えばキッチンの棚に収納してある食品のストックをファイルスタンドを使ってカテゴリーごとに収納すると見た目がすっきりします。さらにファイルスタンドに何を入れたかのラベルを貼ると、使いたいときにすぐにどこにあるかがわかってとっても便利!
食品ストックだけでなく、食器を収納するときもファイルスタンドは活躍します。平らな皿を食器棚にしまうときは面積をとりますが、高さがない分上のスペースが空いてしまいもったいないです。その上、重ねて収納したときに下にある皿がとりにくいことがあります。そういうときにファイルスタンドを使えば、皿を縦に収納することができ、縦のスペースをフルに活用できます。縦に皿を重ねて収納するので、どの皿もとりやすくなるのも嬉しいポイントです。
ファイルスタンドは書類整理にも役立ちます。ファイルスタンドをつかって「領収書」「説明書」「子供関係」など分野ごとにラベルを貼り整理することで棚の中が整理されます。さらに新しい書類をしまうときも、どこにしまえばいいのかが明確なので自然と整頓されていきます。
3. ケースや容器の形や色を揃える
収納ケースを使って棚を整理しても、ケースの形や大きさ、色がバラバラだときれいに見えません。なるべく同じ大きさや色の容器を選びましょう。例えば、キッチンの調味料を入れる容器は統一感をもたせるとおしゃれできれいに見えます。すぐ調味料を取り出しやすいように、キッチンのよく見える棚に置いている方が多いですが、統一感がなくごちゃごちゃしていると見た目がよくありません。見えるところに収納するからこそ容器にもこだわってみてください。
リビングに使う収納ボックスについては色を揃えるとまとまりがあり、きれいに見えます。リビングはたくさんの家具があるので、インテリアでまとまりを持たすには色を揃えることが重要です。取り入れやすい収納ボックスでお部屋の印象を変えてみましょう!
4. 取手付きケースを使う
取手があるケースを使うと、高い位置に収納したものが取りやすくなります。キッチンの上の棚やキャビネットの上の段など、高い位置にあるものを取るのは大変です。そういうときにケースに取手があると引き出しやすく、簡単に物が取れます。また、ケースと棚の高さが同じだと手を入れるスペースがなく、取手がないと取り出しにくくなります。そういうときにも取手がある収納ケースが便利。ストレスなくものを収納したり、取り出したりできます。
5. 家にあるもので仕切りを作る
引き出しの収納は仕切りがあると整理しやすく、どこに何があるかがわかりやすくなります。キッチンの調味料やストックは、チャック付きの袋で種類ごとに入れると仕切り兼入れ物になります。
衣類の中でも小さい靴下や下着はトイレの芯を使って収納するときれいに整頓されます。
大きめのスペースに好みの大きさで仕切りたいというときは、突っ張り棒が便利です。棚に突っ張り棒を設置すれば自分の好きな場所に仕切りを作ることができます。
6. 棚の中に突っ張り棒を使って吊るすスペースを作る
帽子やネクタイ、ペットの洋服など小さいものを吊るしてしまいたいときに突っ張り棒を使って収納する方法があります。衣装タンスやカラーボックスに突っ張り棒を張ると、小さな吊るすスペースを作ることができます。クローゼットに小さいものを吊るすと下のスペースがもったいないと感じますが、高さがない棚の一部を使えば小物に丁度いいハンガーラックとして使うことができます。
7. カゴやブリキ素材を使っておしゃれ度をあげる
棚の収納に紙やプラスチックのボックスを使うのもいいですが、カゴやブリキ素材の入れ物を使うとおしゃれ度が格段にあがります。プラスチック素材だと洗練された印象になりますが、カゴを使うとあたたかくアットホームな印象になり、全体的にやさしいお部屋のイメージにすることができます。カゴはさまざまな形やサイズがあるので、どの収納の場面でも取り入れやすいのが嬉しいポイントです。
ブリキ素材の入れ物を使うと、アンティークな雰囲気を演出できます。少しの工夫でおしゃれなお部屋に変身させることができますよ。
8. 布で覆う
スッキリ見せるには棚を布で覆うのもひとつの手です。引き出しがない棚は中身が見えてしまうので、どうしてもごちゃごちゃに見えがちです。そういうときは思い切って布で棚の中身を隠してしまえば、見た目をスッキリ見せることができます。お気に入りの布を使うと、毎日楽しい気分で収納ができますよね。インテリア感覚で布を選べばハッピーな空間を作ることができますよ!
まとめ
いかがでしょうか? 家庭で使われている棚は「シェルフ」「ラック」「チェスト」「キャビネット」があると解説しました。棚の種類によって収納するアイテムが違うので、各棚によって適した収納方法や整理整頓をしていきましょう。今回紹介した整理整頓アイデアは特別なものを使わないので、すぐに試せる収納アイデアばかりです。ついごちゃごちゃになりがちな棚を整理整頓して、快適な生活を送りましょう!