更新日：2020-09-24 家電

ドローンは丁寧に扱うのがコツ！正しい保管方法やメンテンナンス方法とは？

宅配型収納サービス『CARAETO（カラエト）』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします！

今回はドローンの正しい保管方法について解説したいと思います。近年、ドローンは私たちにとってより身近なものになっており、近い将来ドローンを購入する機会もあるかもしれません。そんな時に困らないように、ドローンの保管方法についてしっかり確認しておきましょう。

ドローンとは？特徴や大きさについて解説

ドローンってなに？

ドローンとは、無人飛行機の総称です。ドローンの名前の由来は、英語の「drone」です。Droneとはオスバチのことで、1935年にイギリス海軍が開発した無人標的航空機を「女王蜂（QueenBee）」と呼んでいたことからきている説が有力です。

ドローンのサイズですが、手のひらに収まるものから収まらないものまで様々です。外で飛行する場合には、風の影響を受けても安定して飛ぶことができる外径20センチ以上のものを選びましょう。

今では一般人でも購入できるようになったドローンですが、以前は軍事用として使われるものでした。有人の軍事用航空機と比較して、人を乗せないことで人命を危険に晒す必要がない上、小型化が可能で偵察に有利であるため、軍事用ドローンは広く使われてきました。

近年では民間用ドローンが勢力を伸ばしてきました。一般人が購入できるのは民間用ドローンであり、カメラを搭載し、今までにない角度で物事を撮影するために広く使用されています。最近ではスポーツの撮影などにも活用されており、現代には欠かせないアイテムとなっています。

ドローンとラジコンヘリの違い

ドローンが話題になる前からラジコンヘリは存在していました。ドローンとラジコンヘリにはどのような違いがあるのでしょうか？

ラジコンヘリは、人間が周囲の状況を判断しながら最新の注意を払いながら複雑な操作をする必要がありますが、ドローンには加速度センサーや電子コンパスといった機能が搭載されていることから、人間が近くで操作する必要がありません。

また、ドローンにはカメラやデータを記録するメモリーなどがついており、写真や動画の撮影も行うことができます。

ドローンと従来のラジコンヘリが大きく異なるのは、データを収集できるという点と、人間が複雑な操作をせずに動かすことができる2点だと言えます。

ドローンの特徴

ドローンの特徴は大きく2つあります。

1つはデータ収集能力です。ドローンにはカメラを搭載することができるため、画像データを収集することができます。これは今までの無人飛行機にはない、ドローンならではの特徴だと言えます。

2つ目は自律性です。ドローンはセンサーによって姿勢制御を行ったり、障害物を回避したりすることができます。さらに決まったルートの自動航行を行うことができ、人間の手を離れても自律性を持って動くことができます。

ドローンの正しい保管・ケア方法とは

ここからはドローンの正しいケア方法と、保管方法を紹介していきます。

ドローンのケア方法

ドローンを購入したら、定期的なメンテナンスを欠かさず行うようにしましょう。こまめに点検を行うことで、より長くドローンを使用できることにつながるため、ケアは欠かさず行いましょう。以下、簡単にできるメンテナンス方法を紹介していきます。

汚れやホコリを取り除く

ドローンの機体は精密機械なので、細かい汚れやホコリによって故障してしまうことがあります。ホコリを取り除くためには、専用のクリーナーを活用します。おすすめはエアダスターというスプレー式のクリーナーです。

パーツごとの確認

機体を綺麗にした後は、パーツごとの確認作業を行います。ドローンの動力源となるモーターは本体に傷や凹みがないか点検し、プロペラを外してモーターの回転音をチェックしましょう。正常に動いている時と違う音がしたら異常が起きている可能性が高いため、すぐに修理に出すといいでしょう。

プロペラは消耗品であるため、傷や凹みが目立つようなら専用のプロペラと交換する必要があります。フレームに傷がないか、コネクタやケーブルなど電気系統のパーツには腐食や水漏れがないか確認しましょう。

ドローンの正しい保管方法

ドローンを保管する際に気をつけなければいけないのはバッテリーの状態です。ドローンのバッテリーを長く使うためには、保管方法がとても大切になってきます。

ドローンを保管する際には、電池は満タンにしないこと、また充電が全くない状態で保管しないことが大切です。目安としては、バッテリー容量の30％から80％の状態で保管しておくようにしましょう。

また保管場所としては暑すぎる場所はNGです。バッテリーは高温下にあると確実に消耗してしまい、劣化のスピードが速くなります。夏場に車内に保管すると、車内の温度は50度を超えてしまうため、ドローンを劣化させる大きな要因となってしまいます。ドローンを正しく保管するためには、保管場所の温度にも気を使うようにしましょう。

ドローンの保管にトランクルームがおすすめな理由

ドローンを正しく保管するためには、ぜひトランクルームを活用してみてください。ドローンをトランクルームで保管するべき理由は大きく２つあります。

湿度や温度の管理ができる

先ほど紹介したように、ドローンは高温の場所で保管するのに向いていません。そのためいつでも温度を一定に保つことができる場所で保管する必要があります。トランクルームで保管することで、ドローンを常に同じ温度下で保管することができます。

清潔な環境で保管することができる

ドローンは繊細な作りになっているため、ちょっとした汚れやホコリによって故障してしまう可能性があります。そのためドローンは清潔な場所で保管することが望ましいです。トランクルームであれば、清潔な環境で保管しておくことが可能なので、ドローンの保管におすすめなのです。

上記2つの理由から、ドローンはトランクルームで保管することをおすすめします。

ドローンの保管に最適なトランクルームとは

今回の記事の最後に、ドローンを保管する最適なトランクルームの条件を紹介したいと思います。

温度管理が徹底している

トランクルームにも様々なタイプがあります。その中で、ドローンの保管をするなら温度管理は絶対条件。空調設備がしっかりと備わったトランクルームを選ぶようにしてください。ちなみに、屋外にあるコンテナ型のトランクルームは、ほぼ外の環境と同様のためドローンの保管には向かないでしょう。

清潔な環境である

先程も紹介しましたが、ドローンは精密機器です。ホコリや砂ぼこりがついてしまうようなトランクルームは避けるようにしましょう。保管倉庫内がしっかり清掃されているトランクルームを選ぶようにしてください。

屋内倉庫のトランクルームであれば比較的きれいな環境と言われていますが、宅配型のトランクルームなら他の利用者が立ち入ることもないためかなり清潔な環境だと言えます。おまけに盗難のリスクも低くなっているためおすすめです。

必要なときに取り出せる

せっかくドローンを持っていても、使いたいときに使えなければ意味がありませんよね。トランクルームに預けたはいいけど、使わなくなってはもったいない。そこで、取り出しやすいトランクルームを選ぶのもポイントです。24時間出入りできるトランクルームや、宅配ですぐに届けてくれるトランクルームなど、取り出しに関する条件もチェックしておきましょう。