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掃除しやすい収納法のヒミツ

掃除しやすい収納法のヒミツ

宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!

片付けの特集を組んだ雑誌やテレビを見ると、その中で「生活動線」というワードが頻出しているのに気づきます。生活動線とは、人が日常生活をその家で送る上での動線を意味しており、片付かない部屋に頭をかかえる方の最も重要な収納ポイントといえます。

ここでは、その生活動線から見た掃除しやすい収納方法とポイントについて解説していきます

動線に沿った収納場所を考える

毎日掃除しているにも関わらず、すぐに散らかり始める家の特徴として生活動線を無視した収納方法に原因があると考えられます。

家族の生活パターンをリスト化する

まずは、日常生活において自分を含め家族の行動パターンなどをリスト化します。スーツで通勤する夫の行動を例にあげてみます。平日は寝室でなくリビングでスーツへ着替える、朝ごはんを食べた後、奥さんにスーツの準備をお願いしたり寝室の収納からリビングにスーツをおろしていることがわかります。つまり、寝室にスーツがあることで着替えや準備に手間がかかっているのです。

上記の例では、スーツの収納場所は脱衣所の収納やリビング収納が最適であることが割り出せますね。仕事から帰宅してすぐにリビングのソファにスーツを脱ぎ、入浴・食事をとりそのまま寝室にあがって就寝といったパターンにより、ソファに脱いだままのスーツがかけてあるため片付けの手間が生じてしまいます。

ただスーツの収納場所を寝室からリビングに変更しただけで、スーツをリビング収納にしまうという習慣づけにもなり、夫としても脱いだスーツを2階に持って上がるという面倒から解消されます。

このように、家族の生活動線から荷物の適材適所を割り出すことが、掃除しやすく家族も快適に過ごせる空間づくりのきっかけになるのです。

収納場所に迷うものは不用品である可能性が高い

生活動線から荷物の適材適所を割り出していくうちに、どうしても適切な収納場所がわからないものに遭遇することがあります。そうした収納場所に迷うもののほとんどは、今後使う予定のない不用品である可能性が高いため、他の家族との相談のもと断捨離に含めるべきかを検討します。

家族の共有スペースにも個人の専用収納を設置しておく

家族の共有スペースであるリビングスペースには、ほとんどの家庭で個人の収納スペースを設けていないことが多いです。

しかし、リビングスペースで過ごす時間が長い場合、自室から自分の趣味のものや雑誌などを持ち込んでそのまま放置してしまうため、どんなに片付けても片付かないという習慣がパターン化されてしまいます。

そこで、リビングのソファ下やリビングテーブル下のデッドスペース、リビング収納を利用して、100均の収納ボックスを家族分設置しておいき、そのボックスに収まる分だけの荷物のみリビングに持ち込み可能といったルールを決めます。さらに、使用後は自分のボックスに収納することも決めておくことで、リビングにものが散乱するといった事態を防ぎ掃除しやすい環境をつくることができます。

可動式家具でいつでもレイアウト変更可能

固定家具のデメリットは、大掃除以外の時期については移動が難しく、ほこりや汚れが溜まりやすい点です。

掃除のしやすい環境をつくるためともう一点、いつでもレイアウトの変更が可能で模様替えを楽しめる可動式家具をリビングや寝室といった人の出入りが多い部屋に設置することをおすすめします。

大容量の可動式クローゼットは、I字型リビングの欠点であるエアコンの効きの悪さを解決する、間取りの仕切りの役割を果たしますし、リビングに家族の普段使いの衣類や子供のおもちゃをまとめることで、家中にものがある状態を克服できます。

高さと幅をミリ単位でオーダーメイドできる自由度の高い可動式クローゼットを利用すれば、間取りに合わせて自分の思う空間を作りだせます。賃貸で原状回復が必要な物件でも安心です。

掃除道具はまとめて収納しよう

掃除道具の収納先として、玄関のシューズクロークや脱衣所の収納にまとめることもある掃除道具ですが、理想の掃除道具の収納先は実はリビングなのです。

掃除道具はリビングにまとめる

生活動線の中心であるリビングは、家の中でも水回りに次ぐ汚れが溜まりやすい場所であるため、掃除機・クイックルワイパー・雑巾などの基本的な掃除道具はリビングにまとめておきます。

そうすると“リビングを通るついでに掃除”という流れが出来上がり、リビングから外側に円を描くように掃除していくと家の中心が散らかった状態を回避できます。

2階に掃除にあがるのが面倒なときの対策

1階の掃除が終わってから2階の掃除にあがるとなると、億劫になってしまい、さらに2階からのほこりやゴミがせっかく掃除した1階におりてきてしまう可能性もあります。

掃除をするときは、2階から順に下へ、内側から外側へゴミやほこりを掃き出すように掃除するが基本です。

その際、1階リビングから掃除道具を持ってあがるのは手間なため、2階の廊下にリビングと同じように掃除道具をまとめて置ける空間をつくっておきましょう。

掃除ではどうにもならないモノはトランクルームへ

掃除による整理整頓、モノの適材適所の決定などを行っても収納しきれないシーズン用品やイベント用品については、無理して自宅の収納に詰め込んで容量をいっぱいにする必要はありません。

なぜなら、自宅の収納スペースは日常的な買い物などにより増える可能性のあるストック品などのために少し余分にスペースを空けておかなければ、子供の学校用品など購入したアイテムの収納に困ることになります。

この購入アイテム分の余分スペース確保に役立つのがトランクルームサービスです。契約するトランクルームの種類にもよりますが、空調完備を必要としないシューズクロークを占領する自転車の収納のできる屋外型コンテナから、空調完備・万全なセキュリティ管理により荷物を保管する屋内型トランクルームまで、用途や荷物のサイズによって預け入れ可能です。

なかでも、お客様のご自宅まで保管したい荷物を受け取りに宅配業者が集荷に伺うサービスを展開している『宅配型トランクルームサービス』は、トランクルームのある店舗または倉庫のある場所まで足を運ぶ必要もなく気軽に荷物を預けることが出来ます。

掃除しやすい環境をつくるために、まずは片づけが必要なモノを減らすことから取り掛かってみましょう。

まとめ

いかがでしょうか?
掃除しやすい空間づくりをするためのコツや注意点として、生活動線を使う事への重要性について解説してきました。散らかりやすい部屋に置かれたモノは定位置の収納場所がなく、片付ける際も置かれたその場所に一番近い収納にしまい込みがちです。こうした負の収納スパイラルを解決するためにも、生活動線に着目し、家族のライフスタイルに合わせた収納づくりをして掃除のしやすい快適空間をつくっていきましょう。

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