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パンプスのシワや型崩れを予防して長持させる方法とは?

パンプスのシワや型崩れを予防して長持させる方法とは?

靴を新調すると気分が浮き立ち、華やかな気持ちになる人は多いのではないでしょうか。ファッションの中でも靴に季節感を取り入れると、それだけで時代を先取りしたような気分になれるものです。

特にパンプスは季節感を取り入れやすく、仕事やプライベートなどさまざまなシーンで履ける便利なアイテム。そのため増えがちで、上手に収納しないと型崩れやカビなどのトラブルにつながることもあります。

そこで今回は、整理収納アドバイザーの藤野ことさんに監修していただき、パンプスの上手な収納方法と最適な保管場所についてまとめました。

参考記事:靴収納を見直せば狭い玄関スペースもスッキリ見える!

さまざまな素材やデザインのパンプスが増えてしまうのはなぜ?

パンプスはさまざまなシーンで活躍する靴。職場ではシンプルなデザインで歩きやすいパンプスを選ぶことが多いでしょう。

プライベートには、少し変わったデザインや目立つデザイン、夏にはストラップ使いやサンダル型、冬にはブーティなども欲しくなります。

また冬に履くスウェード素材やベロア素材、ファーのついたものなど素材もいろいろあります。もちろん、秋冬のカラーと春夏のカラーなど色によっても季節感を演出も可能。

こうしてさまざまな素材やデザイン・色違いのパンプスを購入しているうちに、シューズボックスに入りきらないほどの量になることも少なくありません。

スニーカーやブーツなどパンプス以外の靴を持っている人も多いのではないでしょうか?それがパンプスを始めとする靴が増えて、靴箱を圧迫してしまう原因です。

パンプスを長持ちさせる保管方法とは

パンプスを長持ちさせるケアや収納方法があります。ちょっとした習慣やコツですが、実践することでパンプスの痛みを最小限にできるので、ぜひ実践してみてください。

脱いだらブラシをかけ1日休ませる

仕事で履くパンプスは、つい毎日同じものを履いてしまいがち。しかし、パンプスを長持ちさせたいのであれば、毎日履くのはやめたほうが無難です。

仕事で一日中履いていたパンプスには、脱いだらすぐにブラシをかけておきます。その後、1日程度はシューズボックスにしまわずに空気に触れさせます。目安として3回ほど履いたら靴用クリームや靴みがきスポンジなどを使ってお手入れをしましょう。

仕事で毎日パンプスを履く人は、3足をローテーションしていくのが理想です。

シューキーパーを使う

高価なパンプスやおしゃれ用のパンプスにシューキーパーを使う人はいる思いますが、デイリーユースのパンプスにもシューキーパーを使う人は少ないかもしれません。

しかし、パンプスは一度履くと履き込み口が広がり、本体の部分もわずかながら形が変形していきます。

大切にしているお気に入りのパンプスはもちろんですが、出番の多い履き慣れたパンプスこそ長持ちさせて快適に履き続けたいもの。

シューキーパーを使って適度に休ませ、履きやすさを維持することを意識してみてください。

シューズボックス(下駄箱)に乾燥剤を置く

シューズボックス(下駄箱)の内部は水分と皮脂などの栄養分が混在し、カビの温床になりやすい環境です。

カビの発生を防ぐためには乾燥剤を置きましょう。押し入れ用の湿気取りでもよいですがかさばって場所をとってしまいます。ですから、お菓子の袋などに入っているシリカゲルをキッチンペーパーなどに包んでいくつか設置するのがおすすめです。

また、小びんに重曹を入れておくと、乾燥剤としても脱臭剤としても活躍してくれます。

さらに、ときどき扉を開けて風を通し、シューズボックス内の湿気を極力取り除きましょう。

お手入れ後の防水スプレーも大切

パンプスをクリームなどでお手入れした後は、仕上げに防水スプレーをかけておきます。

特に革のパンプスは水が大敵です。雨に濡れると変色やちぢみが起きるため、必ず防水スプレーをかけましょう。

革のパンプスにはフッ素系の防水スプレーが、シミになりにくくておすすめです。

整理収納アドバイザーから一言
パンプスをたくさん保有して、さまざまなシーンで使い分けたい気持ちはわかります。ですが、下駄箱に収納できる数には限界があることも理解しておかなければなりません。手持ちの靴が何足あるか数えて、下駄箱に何足入るかも計算してみてください。手持ちの靴のほうが多ければ、下駄箱のキャパを超えています。その場合はやはり減らすことを考えたほうがいいかもしれません。

収納場所にパンプスを詰め込むべきではないのはなぜ?

パンプスには、革製品やブランド物など高価なものがあります。ですから、シューズボックスに無理やり詰め込んで発生するトラブルを防ぎたいと思うのは当然のこと。

シューズボックスにパンプスを詰め込むと、湿気が逃げず通気性が悪くなります。また、靴にはさまざまな水分や汚れがついているため衛生状態も悪くなってしまうでしょう。湿気が逃げないとカビが発生しやすくなるので要注意です。

また、詰め込んだパンプスが重なることでシワが寄ってしまう、形が崩れてしまう、ニオイがこもりやすいなど、詰め込み収納の弊害がたくさん出てきます。

シューズボックスに入りきらないときの対処法

シューズボックスは余裕を持った収納にするのが理想ですが、たくさんの靴がありすぎて収納スペースが足りないことも。ここからは、靴が減らせない場合の対処法とおすすめの商品をご紹介します。

ウォールシェルフで飾りながら収納する

シューズボックスに収まりきらない靴を、ウォールシェルフや飾り棚を使って見せる収納にする人もいます。

パンプスやスニーカーならコレクション性もあり、通気性良く保てるため飾り棚収納なら一石二鳥。お部屋の中に飾ることに抵抗があれば、シューズボックスの上に飾り棚をつけてもいいですね。

賃貸でも設置できる突っ張り式の棚は、壁を傷つけずに取り付けられて便利です。

壁面収納・シンプルラダーシェルフ

シューズラックを利用する

玄関のタタキにスペースの余裕があれば、シューズラックを置いて収納しましょう。縦の空間を生かして靴を立てかけるように収納するラックなら、省スペースで収納できます。

商品によってはたくさんの靴が収納できるため、玄関のスペースが広い場合は非常に有効な手段になります。

シューズボックスの下や横も空いているかチェック

シューズラックの横や下側に隙間があるかチェックしてみます。

横に隙間があればタワー型のシューズラックが置けるか検討してみてください。下側が空いている場合はキャスター付きのすのこなどを入れてパンプスを置く引き出し収納が便利です。

Stack rack シューズラック

季節外の靴を「カラエト」に預ける

パンプスだけでなく、靴には履くのに適した季節があります。

ファーのついたパンプスやブーツ、スウェード素材やベロア素材の靴は夏には履きませんし、サンダルや浴衣用のゲタ、ビーチサンダルなどは冬に出番がなくなります。

実は、こうした季節外の靴が収納スペースを大きく占めているケースが非常に多いのです。

衣類の衣替えはしても靴の衣替えはしないことが多いですが、季節外の靴が置かれるスペースは長期間活用されないままになり、肝心のパンプスの保管状態を悪くしてしまいます。

そこでおすすめの解決法が、季節外の靴を外部の保管サービスに預けることです。

宅配型トランクルーム「カラエト」は、収納スペースの少なさに悩む人に近年人気のサービスで、荷物の出し入れがスマホから宅配便でおこなえるため、シューズボックスの入れ替えも簡単にできます。

しかも、最適な空調管理が行き届いた環境で、ダンボールに靴をたくさん預けても月額が500円というコスパの良さを実現しているのも人気の理由です。

ぎゅうぎゅう詰めのシューズボックスは、パンプスにも靴にも過酷な環境になってしまい、靴の寿命まで縮めてしまいます。季節外の靴を「カラエト」に保管すれば、収納問題が即解決するためおすすめです。

>>宅配型トランクルーム「カラエト」をチェックする

パンプスを最適な環境で保管して、いつまでも美しい状態に

パンプスは仕事からプライベートまで使用頻度の高い靴。中には高価な商品もあります。丁寧なケアと適切な保管環境さえ実現できれば美しい状態で長持ちさせることが可能です。

季節外のパンプスや靴を上手に減らしてシューズボックス内の環境に気を配ることが大切。毎日簡単なお手入れを欠かさずおこない、パンプスの寿命を伸ばしましょう。

宅配型トランクルーム「カラエト」の利用もぜひ視野に入れて、おしゃれなパンプスを大切にしてくださいね。

監修後記
大切な靴だからといってずっと履かないでおいても靴は劣化してしまいます。ですから、高いからブランドだからという理由でめったに履かないのはもったいないこと。自分にとって履きやすくおしゃれなパンプスを厳選して、ローテーションしながら適度な頻度で履いてあげることも大切です。
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