トランクルームの需要が増えている!個人利用で業界の利用率とは

長く企業用の倉庫などに使われてきたトランクルーム。一般的には現在でも企業がレンタルしているコンテナ等の倉庫というイメージがあるかもしれません。
実際には、トランクルームには2種類あり、主に企業が利用しているものと個人の利用が多いものではサービス内容も違っています。
本記事は、企業向けの倉庫とトランクルームの概要を解説し、近年ますます需要が高まるトランクルームがどう利用されているのか、おすすめのサービスはどんなものかを紹介します。
参考記事:トランクルームを利用する理由って?メリット・デメリットを紹介!
トランクルームは2種類に大別される
現在国内で営業するトランクルームは2種類に分けられます。
- 不動産賃貸としてのスペース貸し出しサービス(場所を貸す契約)
- 営業倉庫として荷物を預かるサービス(物を預かる契約)
このうち、企業などにコンテナを貸し出し、スペースを提供する貸し出しサービスは、不動産賃貸の範疇(はんちゅう)に入るため不動産賃貸借に基づいており、保管した荷物の保障はされないことが多いです。
一方、営業倉庫内で荷物を預かるサービスのトランクルームは、国土交通省の管轄で、物品の預かり料金が発生します。よって預かったものを保全する義務があります。
近年、一般の需要が高まっているのが、物を預かる契約を結ぶ形式の後者のトランクルームです。業者によっては大型のスペースを用意していたり、ダンボールのような小型の荷物を預けられたり、各社さまざまなサービスを打ち出しています。
トランクルーム業界の需要が高まったのはなぜ?
一般の利用が急増しているトランクルームですが、具体的にはどんな人が利用しているのでしょうか。ここではトランクルーム業界がなぜ急速に発展したのかを解説します。
少ない収納を補うため
リクルートが運営する住宅サイト「SUUMO」が行った調査によると、賃貸住宅に住む人の約22%の人が収納が足りないと感じているといいます。
これまでは少ない収納で暮らすために、荷物を減らす、居室に収納(タンスなど)を設置するなどの工夫で乗り切る人が多かったのですが、理想の暮らしをかなえたまま収納問題を解決する方法として、トランクルームの需要が高まっています。
SNSの普及による「お家時間」の発信
SNSが社会に浸透し、素敵なインテリアや「SNS映え」する料理など、個人がプライベートな時間を発信する機会が格段に増えています。
そんな中、他人の暮らし方を目にすることも増え、自宅のインテリアを充実させたいと思う人も増えています。
しかし、インテリアに合わないけれど捨てられない物、シーズンが来るまで使わないものなどの存在が、理想の暮らしを邪魔することも。
そういった場合、気軽に利用でき、品物を大切に保管してくれるトランクルームの存在が、自宅のインテリアを充実させるために役立っていることが考えられます。
災害の際のリスク分散
万が一の災害の際、自宅の荷物が取り出せない状況になることもあります。被害に合うだけでも大変な損害ですが、その後に生活用品は買いなおせても、アルバムや幼い頃のDVDなどは買いなおすことはできません。
それらの品物をトランクルームに預けておくことで、万が一自宅が被害に合っても、思い出の品物を残せる確率が高まります。
また、季節外のレジャー用品や衣類を預けることでも災害の際のリスクを分散することになります。
利用者の需要が急増している宅配型トランクルームへのニーズ
トランクルームの中でも、自宅まで宅配便で集荷・配送してくれる宅配型トランクルームを利用する人が増えています。
背景として、全国どこからでも荷物を集荷・配送できるためエリアが限定されない利便性に加え、家庭を持った女性も働くのがスタンダードになった現代では、現地に出向くことなく荷物の出し入れができることなども利用者の増加につながっています。
ここでは、宅配型トランクルーム「CARAETO」のどんなサービスが利用者を引き付けているのか解説します。
宅配型トランクルーム「CARAETO」の場合
「CARAETO」のサービスを大まかに挙げると次のようなものです。
- 荷物の出し入れは全て宅配便で行う
- 空調管理のされた清潔な室内での荷物の保管
- 強固なセキュリティ
- 荷物の管理、集荷・配送の申し込みがアプリから簡単にできる
- 段ボール1箱月額500円という分かりやすい料金設定
従来のトランクルームは、居住エリアに倉庫があることが利用する際の前提としてありました。
そのため、地方などではトランクルームの利用は難しく、その利用も首都圏に限られたものでしたが、そのエリアの壁を取り払ったのが、近年注目されている宅配型トランクルームです。
「CARAETO」に預けた荷物は、24時間空調管理された清潔な室内に保管されます。また、貸倉庫などとは違い、有人管理はもちろん、監視カメラや電子ロックなどを用いた万全なセキュリティ体制をとっていることも特長です。
さらに「CARAETO」は、荷物の集荷・配送の申し込み、預けた荷物の把握や個別の取り出しなどの管理、さらに荷物を売買できる独自のフリマサービスなど、現代のニーズにマッチしたサービスを提供しています。
このような一連のサービスが、利用者がトランクルームサービスに対して抱くハードルを下げたという側面もあり、利用者の急増につながっています。
まとめ
近年需要が急増しているトランクルームは、人々のライフスタイルの変化に伴いニーズの高まっている業界です。
特に、宅配型トランクルームは、忙しくても理想の暮らしをかなえたい人に支持されており、負担額も少なく料金設定も明快なのが特徴です。
第二のクローゼットとして気軽に使える宅配型トランクルーム「CARAETO」を上手に利用して、収納の拡充だけでなく理想の暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。