プラモデルの箱も保管しておこう!箱とプラモデルの最適な保管方法

子どもの玩具という印象だったプラモデル。近年のプラモデルは、比較的簡単なものから完成までに数か月かかるような高度なものまでさまざまな種類があり、大人の愛好家もたくさんいます。
長時間かけて制作し、完成して飾って複数個をコレクションしておくという性質上、プラモデルの保管場所や収納場所に困ることもしばしば。
そこでこの記事は、整理収納アドバイザーの藤野ことさんに監修していただき、プラモデルの収納方法とストレスなく収納できる保管場所についてまとめました。
プラモデルの収納に困るのはなぜ?
なぜプラモデルの収納方法や保管場所に困るのでしょうか?
その理由を挙げてみましょう。
飾り切れないプラモデルの収納に悩む
プラモデルは、長い時間かけて完成させ、飾って眺めるのが楽しいと感じる人が多いです。大作になればなるほど思い入れは深く、専用のケースに入れてずっと大切に飾っておきたくなるのではないでしょうか。
しかし、次々に新作が完成すると、飾り切れない作品も出てきます。そんな場合は、作品を選んで押し入れやクローゼットなどに収納しておく必要があります。
飾らなくなったプラモデルを収納する時に頭を悩ませるのが、その収納方法と保管場所です。
購入時の箱に入れて保管しておくと中身が分かりやすくてよいのですが、外装箱を捨ててしまっていたり、箱があってもあまりに数が多くてかさばり、収納しきれないということが起こりがちです。組み立てたことで、プラモデルが箱に入らない大きさになってしまう場合もあります。
プラモデルの箱が捨てられないのも収納に困る原因
プラモデルを長期間保管する際には箱があると便利です。箱には美しく完成した写真が印刷されており、それを参考に制作することもあります。
いかに写真通りに精巧にでき上がったかを眺めるのも楽しみの一つ。趣味が同じ人と作品を披露し合う際にも箱は重要なアイテムです。
そのような理由から、作品が完成してもなかなか箱は捨てられません。ゆえに、かさばる箱は収納に困ってしまうのです。
プラモデル作品や箱の保管に適した場所とは?
飾り終えた作品を箱に入れて収納する時や箱そのものを保管しておきたい時、自宅の収納に収まらない時は外部の収納サービスを利用するのがおすすめです。
いくら収納しきれなくても、部屋に出しっぱなしにしたのではうっかり破損させてしまう恐れがあります。それに、どれも思い入れのある作品ですから処分することはできないでしょう。
そんな時は、近年個人利用が急増しているトランクルームサービスを探してみてください。
トランクルームサービスには、屋外型、屋内型、宅配型と大きく3つのサービスが存在しますが、プラモデルの保管には屋外型のトランクルームはおすすめできません。
屋外型トランクルームは、屋外のコンテナで荷物を保管してくれるサービスですが、プラモデルやプラモデルの箱の保管に適さない理由がいくつかあります。
- 屋外なので雨やホコリが入り込む可能性がある
- 屋外コンテナではプラモデルの保管には大きすぎる
- 費用が高い
これらの理由をふまえると、プラモデルの保管には屋内で荷物を保管してくれ、さらに宅配便で荷物を出し入れできる宅配型トランクルームがおすすめです。
プラモデルや箱の保管に最適な「カラエト」のサービスとは
宅配型トランクルーム「カラエト」とは、どんなサービスで、具体的にどんなところがプラモデルや箱の保管に向いているのでしょうか。以下にまとめてみました。
- 月額500円で初期費用も掛からないのでリーズナブル
- 段ボール1箱から預けられる
- 温度管理・湿度管理が徹底され、清掃が行き届いた環境で保管できる
- アプリ上で預けたコレクションが確認できる
- アプリで申し込めば自宅まで集荷・配送してくれる
プラモデルの箱1つ1つはさほど大きなものでなないため、ダンボール1個単位で預けられるのは無駄がなく、月額500円という利用しやすい値段なので気軽に利用できます。
また、自宅の押し入れと違い24時間空調が管理されているため、虫害やカビの発生を抑えることができます。
預けた作品は保管の際にスタッフが写真に収めてくれるため、アプリ上でいつでも大切なコレクションが確認できるのも、プラモデルファンにはうれしいサービスです。
そして何よりも、アプリから申し込むだけで自宅まで集荷・配送に来てもらえるため忙しい人にも利用しやすく、多くの人に支持されています。
>>プラモデルの保管にぴったりの「カラエト」のサービスを見てみる
プラモデルを収納する時やっておくべき3つのこと
プラモデルを長期保管する際にはやっておきたいことが3つあります。どれもちょっとした手間ですが、プラモデルの劣化を防ぎ、完成時と同じ状態に保つために、ぜひやっておきましょう。
1.ホコリをしっかり払う
飾っている間についたホコリをとるために、やわらかい筆などでホコリをしっかり払いましょう。細かい場所は細い筆などを使って念入りに。ホコリには油分などが含まれているため、そのまま収納するとプラモデルが変色してしまうことがあります。
2.外せる部品をはずす
プラモデルにはデリケートな部品が多々あり、少しの刺激で外れてしまうことがあります。
繊細な部分があれば、破損を防ぐためにあらかじめ外せる部分は外しておきましょう。
外した部分は薄紙などに包み、欠けや割れが起こらないようにします。本体も薄紙に包み、箱の中で動かないようにやわらかい紙や緩衝材などをふんわりと詰めておきましょう。
3.乾燥剤を入れておく
箱に収納したプラモデルに湿気が残っていた場合、箱の中で蒸発しきれずカビが発生してしまうことがあります。
そんな事態を防ぐために、プラモデルに直接触れないように注意しながら乾燥剤を入れておきましょう。
薄紙で本体を包んだのであれば、薄紙の外に置けば大丈夫です。箱自体の湿気も軽減してくれるので箱の保護にも役立ちます。
収納方法を覚えてプラモデルを大切に保管しよう
プラモデルを飾っているときは収納方法や保管場所に頭を悩ませることはありません。しかし、問題は飾らなくなったプラモデルをどう収納し、どこに保管するかです。
自宅の収納スペースに入りきればいいのですが、箱に入れて保管することやコレクションする性質上、プラモデルの数に比例して収納に必要なスペースは増えていきます。そんな時は、自宅の収納スペースよりもプラモデルの保管に適した「カラエト」などの外部サービスを上手に利用して、丹精込めた作品をいつまでも大切に保管してあげてくださいね。