押入れ収納をするコツは?すぐに使える5つのアイデアや、おすすめのケースを紹介
ついつい詰め込んでしまい、物があふれがちになる押入れ。押入れをスッキリと整理して収納するためには、実はコツがあります。
本記事では、布団や書類、洋服などの収納する物別に押入れ収納する5つのアイデアを紹介します。
【収納する物別】押入れ収納をするコツ
押入れに収納することが多い布団や洋服。収納する物別に適した収納方法をすることで、大切な物を傷めず、見た目もスッキリさせることが可能です。
まずは、収納するもの別の押入れ収納のコツを確認していきましょう。
布団
必ずといっていいほど押入れに収納する「布団」。毎日使う布団を押入れに収納する場合は、取り出しやすい場所に収納スペースを作ることがおすすめです。大人が利用する場合は中段〜上段。子供が出し入れする場合は下段にスペースを設けましょう。
すのこをひいておくと湿気がたまりにくくなるので、布団が傷みにくくなります。
一方、来客用の布団の場合や、季節用の布団で長期間保存する場合には、収納袋やケースに入れておくことがベスト。圧縮できるタイプを使うことで、よりスペースを節約できます。
本・漫画
本や漫画などの書籍を押入れに収納している方もいらっしゃるでしょう。書籍を収納するときには、本が傷んだり折れたりしないように、ボックスに入れて収納することがポイントです。
普通の段ボールに本を入れるのもいいですが、漫画や文庫本がぴったり入るサイズの収納ボックスを活用することで、ムダなスペースを減らして収納できます。
大量に本を収納したい場合には、押入れに本棚を作ることもおすすめです。
関連記事:本棚を押入れに作る!DIYするときに必要な材料・注意する点
書類
大学や会社で使った書類・プリント類も収納方法に困るアイテムのひとつ。適当に収納すると、折れたりシミができたりしてしまいがち。ファイリングをしてまとめておきましょう。
また、ファイルにまとめた後は、横ではなく立てて収納できるボックスに入れることで、スペースを節約できます。
子供の洋服・グッズ
子供の服や、おもちゃ、お絵かきをしたものなど思い出のグッズは、いつまで残しておくのか悩みますよね。
残しておくとどんどん増えてしまいがちなので、「押入れのこのスペースに入れられるだけ残しておく」「3ボックスまで」など、収納する範囲、もしくは量を決めておくことがおすすめです。
子供が触っていたものや洋服は、食べカスがついていたり、汚れがついていたりしがち。長期間収納する前には洗濯や消毒などして清潔にしておきましょう。
押入れ収納を活用するときの5つのアイデア
押入れにただただ物を詰め込んでいるときよりも、整理整頓して収納したほうが収納できる量が増えます。押入れ収納するときの5つのコツを確認してみましょう。
1.キャスター付きのボックス
押入れ収納の基本は、キャスター付きのボックスです。
押入れに収納をした場合、ネックになるのは「出し入れのしにくさ」。出し入れをスムーズにするためにも、キャスターがついているものがおすすめです。
元々キャスター付きの収納ボックスを購入するのもよし。気に入ったボックスにキャスターがついていない場合は、自分でキャスターを設置することもできます。
キャスターは100均やホームセンターで1つ100円程度から販売されています。ネジとドライバーがあれば簡単に設置できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
2.ハンガーラック・つっぱり棒
押入れをクローゼットのように活用するためには、ハンガーラックやつっぱり棒がおすすめです。これらを設置しておくと、ハンガーを使った収納が可能に。
材料は100均やホームセンターで簡単に手に入れられます。たくさんの物を吊るすときや、重いものを吊るす場合は、耐荷重について必ず確認しておきましょう。
一方、押入れにハンガーラックやつっぱり棒を設置して、ハンガーを使って吊るす収納をする場合、高さが足りなくてコートや長い洋服は下についてしまう可能性もあります。
長すぎるものを無理やり収納していると洋服が傷んでしまったり、通気性が悪くなってしまいがち。短い洋服を中心に収納し、長すぎるものは押入れの外にハンガーラックを設置して、収納することがおすすめです。
3.引き出し付きのカラーボックス
押入れには引き出し付きのカラーボックスを活用するのもおすすめ。引き出しがついていることで、物を取り出しやすくなります。
押入れの奥行きが深い場合は、キャスター付きのものを選んで置くとさらにGOOD。収納量を増やすことも大切ですが、使いやすさを重視して選ぶといいでしょう。
4.使う頻度にあわせて収納する場所を決める
押入れのスペースは大きく分けて、上段・中段・下段の3つです。どの段に何を収納するのか、最初に決めておくことで整理しやすくなります。
上段には、あまりつかわない軽いものを収納することがベスト。重いものを収納する場合は、危ないので気をつけて出し入れするようにしましょう。
普段からよく使うものは出し入れしやすい中段に設置します。
下段には使う頻度の多くないものや、持ち上げにくい重たいものを収納するようにしましょう。
5.子供用の収納は下段を活用する
大人には使いにくい押入れの下段であっても、子供にとってはぴったりの高さ。子供が使う場合は、下段によく利用するおもちゃボックスや洋服を収納することもおすすめです。
押入れの中段のしきりで頭を打ってしまわないように注意して使うか、もしあたっても痛くないように、あらかじめクッションなどを設置しておくと安心です。
押入れ収納におすすめのケースは?
押入れ収納をするときに使うケースは、どこで購入するのがいいのでしょうか。人気のショップを確認して、ぴったりのケースを見つけましょう。
ニトリ・無印良品・100均で揃える
収納ケースを揃えるなら、ニトリや無印良品、100均などが人気ショップです。低コスパで揃えたい方はニトリ。シンプルでおしゃれな雰囲気にしたい場合は無印良品がおすすめです。
100均では大きなサイズの収納は手に入りにくいのですが、キャスターやつっぱり棒などの部品や、書類やアクセサリー用の小さな収納ボックスのラインナップは充実しています。
必要な収納ケースを検討して、サイズをあわせて購入するようにしてください。
手作りするのもあり
「ぴったりの収納ケースが見つからない……」という場合は、理想の収納ケースを手作りすることもおすすめです。
収納ケースは意外と簡単に作成できます。元々販売されているケースを組み合わせたり、キャスターを設置したり。DIYのキットを購入するのもいいですし、本格派なら板から作るのもあり。
何より自分で手作りした収納ケースは愛着を持って利用できるでしょう。
押入れ収納のスペースが足りなかったときには宅配型収納スペースがおすすめ
「押入れ収納を工夫したのにスペースが足りない」「収納しきれないものがある」という場合は、自宅以外に収納スペースを作ることがおすすめです。
自宅以外に収納スペースを作る場合、トランクルームを想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、宅配型収納スペースならボックス1箱から預け入れすることが可能です。
宅配型収納サービスとは、預けたいものをボックスに詰めて自宅から送ることで倉庫で預かってもらえるサービス。
宅配型収納スペース「CARAETO」なら、160サイズの段ボール1箱月額500円から預け入れ可能です。預けたアイテムは、1つひとつ写真撮影され、アプリ上で確認できます。
また、預けていて必要なくなったものは、CARAETOマーケットから販売することも可能。
「押入れに入りきらないくらい物が多い」という方は、宅配型収納サービスを活用してみてはいかがでしょうか。