普段は使わない座布団の賢い収納方法は?座布団が必要な時すぐ出せる
いつも使うもののために保管場所や収納スペースを設けるのは前向きに考えられることですが、座布団のようにあまり使うことがないものの保管方法を考えるのはなかなか大変なものです。
来客用に座布団をたくさんストックしている家庭は多いですが、実際のところその座布団を使う機会はそこまで頻繁ではありませんよね。普段は使わないから困る……そんな座布団を保管しておくためにはどうすれば良いのでしょうか?
今回はそんな使用頻度が低い座布団の賢い保管アイデアを紹介します。
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座布団の保管に悩む理由
座布団の保管に悩むのは、やっぱり普段から使用頻度があまり高くないこと、そのことに尽きるでしょう。
頻繁に使用するものであれば、専用の保管場所を作って丁寧に保管はするものの、あまり使わないものに関してはやっぱり保管方法はずさんなものになりがちです。
しかも座布団は複数あるだけで場所も結構取ることになります。家具や家電、洋服など、収納したいものがたくさんあるなか、座布団の保管場所を用意することは難しいことですよね。
しかしそうは言っても、座布団の用途といえばほぼ来客用でしょう。普段使いする座布団もありますが、保管する必要があるものといえば来客用がほとんどのはず。
来客用とあっては汚れたもの、くたびれたものを出すわけにもいきませんし、管理はやはりしっかりしておきたいところです。しかし使用頻度はそこまで高くない……だからこそ座布団の保管方法にはいつも頭を悩ませられがちなのです。
座布団の正しい保管・ケア方法とは
座布団を保管する際、正しいケア方法と保管方法に気をつけていますか?座布団は保管やケアの方法を適当なものにしてしまうと、劣化するのも早くなります。
高価な座布団を持っている人もいるでしょうし、そんな座布団をすぐに劣化させてしまうのはもったいないもの。まずは座布団の正しい保管・ケア方法について理解を深めていきましょう。
使用後はしまう前に乾燥させる
使った座布団は、しまう前に必ず乾燥させることが大切です。湿気が残っていると、カビの原因になります。特に密封された保管場所は湿気が溜まりやすいので、久々に座布団を取り出したらカビ臭いなんてことにならないように注意しましょう。また、座布団は湿気を吸うと、中に詰めてある綿がすぐに弾力を失ってしまいます。ふわふわで座り心地の良い座布団が台無しになってしまうため要注意です。
乾燥させる際は、まず座布団カバーを外します。風通しの良い場所で天日干しし、湿気を完全に取り払いましょう。
また、乾燥後に仕舞う際も、基本的に座布団カバーは外したままにしましょう。座布団カバーは湿気を溜める原因になります。
保管中は保管場所の換気を忘れずに
座布団を保管する際は、極力湿気の少ないクローゼットや押入れを選ぶのが一番。防虫剤、除湿剤もしっかりと入れておきましょう。保管中はなるべくこまめにクローゼットや押入れの換気をするようにしてください。湿気の少ない日に保管場所の戸をしばらく開け放っておきます。そうすることで湿気が溜まることを防ぎます。
数が多いときは圧縮袋を使う手も
座布団を保管する際、どうしても数が多くて場所がない……という場合も出てくるでしょう。そんな時は、圧縮袋を使って保管するのもおすすめです。しっかりと乾かした状態で圧縮袋に入れれば、袋の中に湿気がこもる心配もないでしょう。ただ、圧縮すると座布団の綿の弾力は失われがちです。ペタペタで座り心地の悪い座布団をお客様に出すのは恥ずかしいですよね。なるべく使う数日前には押入れから出しておき、綿の弾力を復活させるためにも天日干ししておくと良いでしょう。
座布団の保管にトランクルームがおすすめな理由
どうしても座布団用の保管場所が自宅にないという時は、トランクルームを利用して預けるという方法もあります。トランクルームには基本的に自由に私物を預けることができるため、座布団の保管にもおすすめです。
座布団の保管にトランクルームをおすすめする理由は他にもたくさんあります。
利用期間中は自由に出し入れが可能
トランクルームは、利用期間中は基本的に自由に出し入れすることができます。24時間利用可能なところが多いため、座布団が必要な時はすぐに取りに行けますし、使わない時は同じようにいつでも預けることができます。座布団のように「来客があったときのみ」といった特定の時しか使わないアイテムは、このように普段はトランクルームに預けて、必要に応じて取り出すという人はとても多いです。
屋内のトランクルームなら湿気の心配がない
トランクルームにはさまざまな種類がありますが、座布団は屋内倉庫で保管できるトランクルームを利用しましょう。屋内倉庫なら24時間空調が効いているところがほとんどです。そのため常に定温管理されている状態で、空気を清潔に保つための換気システムも整っています。つまり、湿気がこもる心配はないということです。座布団のように湿気に弱いアイテムを保管するなら、屋内倉庫のトランクルームはもってこいなのです。座布団の保管に最適なトランクルーム比較
数や種類も豊富にあるトランクルーム。座布団を預けるなら、どのトランクルームが最適なのでしょうか?最後に、座布団の保管に向いているトランクルームを比較しながらご紹介していきたいと思います。
CARAETO
CARAETOは月額料金500円のとてもリーズナブルなトランクルーム。宅配で荷物のやり取りが行えるといった特徴のある宅配型トランクルームで、利用は段ボール1箱からになります。気軽に利用できるため、一部の座布団を預けておきたいという人にはぴったりです。ちなみにCARAETOのような宅配型トランクルームも、空調の効いた専用の屋内保管庫で荷物を保管するようになっているため、湿気のせいで預けていた座布団が傷む心配もありません。
宅トラ
宅トラもCARAETOと同じ宅配型トランクルームになります。WEB上で荷物の出し入れを行うことができ、やり取りもすべて宅配で完結するという仕組みです。月額料金は1,480円からで、段ボール3箱からの利用ができます。たくさんの数の座布団を預けたいという人におすすめです。もちろん、保管される倉庫は定温管理が徹底されているため、湿気がこもることはありません。
ハローストレージ
ハローストレージは、大手のトランクルームサービス。屋内型と屋外型の両方を展開しているため、利用するなら屋内型にしましょう。全国たくさんの場所に店舗を持つため、近くにあるという人も多いのではないでしょうか。宅配型と比べると費用は6,000円前後からと高くなりますが、自分で出し入れを行いたい、座布団以外にもいろいろなものを預けたいという人にはおすすめです。
キュラーズ
キュラーズも有名なトランクルームの大手です。屋内型に特化していて、空調管理、セキュリティ管理などには特に力を入れています。座布団を預けておく環境としては十分です。他にも家具や家電、洋服などを預ける場合にもぴったりでしょう。月額料金は少し割高で、地域や広さにもよりますが、安く見積もっても最低1万円前後はかかると見ておいた方が良いでしょう。7,000円前後で利用できるロッカータイプもおすすめです。
まとめ
いかがでしょうか? 座布団を保管する際は、とにかく湿気に注意することが大切です。せっかくの上質な座布団も、湿気を吸ってカビたり、綿の弾力性がなくなってしまっては意味がありませんよね。しかしそうとはいえ、普段あまり使わない座布団。保管場所にはやっぱり困らされがちです。
そんな時は、トランクルームの利用を考えてみると良いでしょう。屋内で保管できるトランクルームであれば湿気も気になりませんし、家で保管するよりも良い環境を保てる場合が多いです。良い環境で座布団を保管できれば、座布団の劣化を防ぐことにも繋がります。
ぜひケアと保管に気をつけて、出した時にお客様から「この座布団ふわふわで気持ち良い!」なんて喜ばれるようにしたいものですね。