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天体望遠鏡の正しい収納方法や、適切な保管方法ご説明していきます!

天体望遠鏡の正しい収納方法や、適切な保管方法ご説明していきます!

星空の観察には、天体望遠鏡が必需品というわけではありません。しかし、天体望遠鏡があればより鮮明に星空の美しさを観測することができます。最近では低価格で購入できる天体望遠鏡もあり、天体観測がより身近なものになってきています。

今回は天体観測をより楽しむことができるアイテム「天体望遠鏡」の保管方法や保管場所について解説していきます。

参考記事:双眼鏡のお手入れ方法やメンテナンスばっちりの保管方法とは

天体望遠鏡の保管に気をつける理由

天体望遠鏡 保管方法

天体望遠鏡の保管に気をつけなければいけない理由は、天体望遠鏡が繊細で壊れやす精密機器であるためです。天体望遠鏡にとって、ホコリや手垢などの汚れは大敵で、カビが発生した場合自力で修復することは困難です。場合によっては使用不可能になってしまうケースも珍しくはありません。

また、天体望遠鏡は高額なため、壊れたからといって簡単に買い換えられるものではありません。天体望遠鏡を長く使えるようにも天体望遠鏡を扱う際は、以下の注意点を意識して扱うようにしましょう。

  • レンズに直接触れない(手袋をして扱うのがベスト)
  • 気温が高い場所に長時間放置しない
  • 鏡筒を壁に立てかけて斜めに保管しない(まっすぐ立てた状態にする)
  • ブロアーを必ず使用する

天体望遠鏡は繊細な作りになっているので、保管には十分気をつけなければいけません。以下より天体望遠鏡の正しい保管方法について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

天体望遠鏡の正しい保管方法とは?

天体望遠鏡 収納方法

天体望遠鏡を保管する方法は大きく2つに分けられます。ここではそれぞれの方法について、簡単に紹介していきます。

1.そのまま保管する方法

天体望遠鏡を使う頻度が高ければ、そのまま保管する人もいます。しかし、そのままとはいえ放置するのとは違い直射日光を避けて保管することが大切です。

鏡筒とファインダーにはキャップを装着し、鏡筒にはホコリ防止のカバーをかけてください。また鏡筒の向きは斜めではなく、真っ直ぐ縦にして保管しましょう。

2.鏡筒を取り外して保管する方法

天体望遠鏡の使用後、次の使用まで期間が空く人は収納しておきましょう。天体望遠鏡をよく乾燥させ、ケースに入れて保管してください。また、この方法でも鏡筒は垂直にして保管します。

手間はかかりますが、1の方法よりも2の方がより天体望遠鏡の保管方法として適しています。しかし2の方法の場合には、しっかりと乾燥させなければカビが発生するリスクがあるため、細心の注意を払わないと天体望遠鏡を劣化させてしまう可能性もあります。

天体望遠鏡をこまめに使用する場合には、その都度簡単に手入れを行い、1の方法で保管するのが適していますが、長期保管する場合には2の方法で保管環境に気をつけて保管するのが良いでしょう。

天体望遠鏡の保管場所はどこがおすすめ?

天体望遠鏡 収納

天体望遠鏡を適切に保管するためには、保管場所も重要になってきます。天体望遠鏡の保管場所に適した場所は、以下の5つの条件を満たす場所です。

直射日光が当たらない場所

天体望遠鏡は、日が落ちた時間帯に使用するアイテムです。よって基本的に熱にはあまり強いとは言えません。天体望遠鏡に直射日光が長期間当たると、熱が機器内のこもるため故障の原因となります。熱に弱い天体望遠鏡だからこそ、直射日光には十分気をつけなければいけません。

ホコリがない場所

天体望遠鏡の作りは非常に繊細です。そのため、小さなホコリが精密機器の内部に入り込むと故障の原因となってしまいます。ホコリを発生させないためにも、天体望遠鏡を保管している空間は毎日掃除することが大切です。

立てて保管できる場所

鏡筒を斜めにしてしまうと内部の光学系にズレが生じてしまい、天体望遠鏡が適切に働かなくなる可能性があります。よって鏡筒は垂直に立てて保管しなければいけません。天体望遠鏡の保管場所には、鏡筒を垂直に立てておくことができる十分なスペースが必要だと言えます。

湿度や温度の管理ができる場所

天体望遠鏡の保管場所として最も大切なのが、湿度や温度の管理がしっかりできることです。

天体望遠鏡は直射日光を避けて保管しなければいけないことからもわかるように、熱に非常に弱い作りになっています。そのため温度が高い場所に長時間保管してしまうと、故障してしまう可能性が高いため、温度の管理は必ず行わなければいけません。

また湿度が高い場所に保管しておくと、カビが発生する原因になります。カビはホコリと同様に天体望遠鏡を故障させてしまう原因なので湿度の管理も非常に重要です。

カビが発生してしまうと自力では修理できず修理費がかかってしまいますし、場合によっては修理できないこともあります。押し入れやクローゼット内には除湿剤などを使用し、空気もこまめに入れ替えるなどして湿度の管理も行いましょう。

すぐに取り出せる場所

天体望遠鏡を正しく保管していても、使いたい時にすぐに取り出せない場所に保管していては意味がありません。したがって使いたい時にさっと取り出せる場所に保管することが大切です。

基本的には自宅のクローゼットや押し入れが現実的ですが、大きなスペースを占めてしまいます。あらかじめスペースを作るために、外部の荷物保管サービスを利用するなども視野に入れましょう。

例えば、宅配型トランクサービス「CARAETO」は、月額500円で大型段ボールの荷物が預けられ、すべての荷物をアプリ内で管理でき、集荷・配送までアプリで申し込める画期的なサービスです。

天体望遠鏡の購入を考えている人は、まず自宅の収納を整理するために、このようなサービスもチェックしてみることをおすすめします。

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購入しても使いこなせないことも多い天体望遠鏡

天体望遠鏡は、購入して数回使っただけで「お蔵入り」になることも珍しくない機械です。天体望遠鏡を購入したらすぐに大きな星が肉眼で見られるという誤解から、思ったように見えない、使い方が難しいなどと感じてしまうことも。

天体望遠鏡は、どんな星をどんな風に見たいのかによっても選ぶ種類が違いますし、使いこなすには練習と根気が必要です。しかし、購入すればすぐ星が見られると勘違いしていると、結局すぐに飽きて放置されてしまいます。

その結果、収納するにも場所をとるし、収納方法もわからない、まして使わないのに出しっぱなしにしておくと邪魔になるなど、困った存在となっている天体望遠鏡も実は多いのです。

天体望遠鏡を購入したらしっかり説明書を読み、操作の難しい愛車を乗りこなすような感覚を持ちましょう。

大きな天体イベントの時だけ活躍することも

天体望遠鏡を購入するタイミングとして多く挙げられるのが、流星群などの、数年・数十年に一度の大きな天文現象の時期です。

歴史的瞬間をこの目で見たい!そう思って天体望遠鏡を購入したものの、普段から天体観測を趣味としていない場合では、次の天文現象まで天体望遠鏡を収納・保管しておくことになります。

天体で観測できるレベルの比較的大きな現象は年に1回~数回のことが多く、そのチャンスのために保管しておくことになりますが、上で説明したような方法で保管したとしても大きな収納スペースを必要とします。

使う頻度は少ないけれど、必要なものだから捨てられない。しかも保管には大きな収納スペースが必要になる。天体望遠鏡でこのような事態に陥っている人も少なくありません。

天体望遠鏡を購入する際は、購入するお店などで「どのようなことに使いたいのか」を相談し、収納のスペースまでを念頭に置いてから購入に踏み切りましょう。

まとめ

天体望遠鏡 保管ケース

天体望遠鏡は天体観測をより充実させてくれるアイテムですが、繊細な作りであるため保管には十分に気をつけなければいけません。また、購入してすぐに使うことも案外難しく、練習しながら使いこなしていく感覚が必要です。自宅に十分な収納スペースがあるかどうかも確認しておかなければなりません。

美しい星が見られた時の感動は忘れられないもの。大切な人と一緒ならなおさら心に残る思い出となります。自宅の収納に天体望遠鏡を収納するスペースを作るためにトランクルームのサービスの利用を考えてみてもいいでしょう。

季節外の家電や衣類など、すぐには使わないものを整理したら、さあ、天体望遠鏡でロマン溢れる星空の世界を思い切り楽しみましょう!

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