更新日: トランクルーム

トランクルームの保険って必要?起こり得るトラブルと保障について

トランクルームの保険って必要?起こり得るトラブルと保障について
宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!

トランクルームを選ぶ基準は、サービスの内容や料金だけではありません。トランクルームを選ぶ際は、保険や補償がついているのかも確認するようにしましょう。基本的にトラブルが起きる可能性は低いですが、万が一に備えて保険には加入しておいたほうがいいでしょう。

今回の記事では、トランクルームの保険・補償制度について詳しく解説していきます。

トランクルームで起こり得るトラブルとは?

トランクルーム 保険

トランクルームの保険について見て行く前に、トランクルームのトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか?ここで少し確認しておきましょう。

盗難

トランクルームのセキュリティ対策に関しては、会社によって異なります。そのため、場合によってはセキュリティが甘く、荷物を預けている間に盗難にあってしまう可能性もあります。預けていた荷物が盗難にあってしまうというのは、トランクルームのトラブルとしてはよくあるケースになります。保険によっては、盗難にあった場合しっかり補償してくれるものもあります。

自然災害

地球上に住んでいる以上、いつ自然災害にあうかわかりません。いくらセキュリティ対策がしっかりしているトランクルームであっても、災害には勝てません。災害で自分が預けている荷物が被害に遭ってしまい、それを補償してくれなかったということでトラブルに発展するケースも多く見られます。

預けている間に荷物が劣化した

屋内型や宅配型のトランクルームでは滅多にありませんが、屋外型のトランクルームではよくあるケースです。屋外型のトランクルームでは、エアコンなどの空調設備が完備しておらず、預けているものが劣化してしまう場合があります。このような時でも対応してくれる保険はあるので、預ける前に確認してみるといいでしょう。

参考記事:盗難被害が多いトランクルームって?盗難対策について教えます!

トランクルームの保険って必要?

トランクルーム 火災保険

トランクルームには、保険は絶対必要なのでしょうか?確かに、保険があったほうが万が一の時に対応できるためいいのですが、絶対必要かといえばそうは言えません。優良トランクルームでは、保険に入っていなくても独自に補償制度を設けている場合があり、その場合わざわざトランクルームの保険に入る必要はないと言えます。

トランクルームを運営している業者の中には、火災保険と盗難保険に加入している業者があります。全てのトランクルームが保険に加入しているわけではないため、加入前に契約書などでしっかり確認しておく必要があります。

トランクルームの保険、火災保険とは?

レンタル倉庫 保険

トランクルームの火災保険とは、どのようなものなのでしょうか?一般的に、火災保険は建物に対する火災保険と物品に対する火災保険に分けられています。どちらの保険に加入しているかによって大きく内容が変わってくるため、注意が必要です。

例えば、火災保険に加入しているトランクルームで火災があったとします。その際、物品に対する火災保険に加入していれば、預けている荷物が被害に遭った場合でも補償が受けられます。しかし建物に対する火災保険にしか加入していない場合は、利用者が預けた荷物に対して補償を受けることはできません。 このことから、火災保険に加入しているから安心するのではなく、物品に対する火災保険に加入しているのかチェックするようにしましょう。

一般的に盗難保険は、火災保険の中に含まれていることが多いです。物品の火災保険に加入していれば、その中に盗難保険も含まれているため、荷物が盗まれてしまってもしっかりと補償してもらえます。注意しておくべき点は、補償内容が業者によって異なるということです。スペースごとに補償金額が異なる業者もあれば、屋内型・屋外型で補償金額が異なる業者もいます。補償をどのような基準にするのかは、業者に権利があるため、単に保険に入っているという事実だけではなく、保険内容もしっかり確認する必要があります。

トランクルームの保険は料金がかかるの?

トランクルーム 家財 保険

トランクルームで保険に加入する場合、保険料金はかかるのでしょうか?結論から言えば、保険料金は利用者が負担する場合がほとんどです。保険料の支払いは、月額料金に最初から含まれている場合と、別途保険料金を支払う場合があります。そのため、月額料金だけで業者を比較するのではなく、保険料金も含めた料金で比較するのが正しい方法だと言えます。

保険に加入するかどうかは、基本的には業者が決めることができます。しかし、倉庫業法という法律の基準を満たし、国土交通省から認定を受けているトランクルームでは、保険に加入することが義務付けられています。 国土交通省は一定の基準を満たすトランクルーム会社に対して、「優良トランクルーム」という認定を出しています。「優良トランクルーム」の認定条件は以下の6点です。

  • トランクルームの構造基準
  • 倉庫管理主任者の配置
  • トランクルームサービスの寄託約款を定めている
  • 保管方法を明示している
  • 空調、防火、セキュリティーを兼ね備えている
  • トラブル発生時の相談や保管期間中の入出庫指示をうける担当者が常駐している
この6つの基準を満たしている場合、国土交通省からの認定を受けることができます。保険に加入することは、5点目の項目で義務付けられていますね。

保険に加入していないトランクルームでは、利用者が希望すれば保険に加入できるというオプションを設けている場合があります。どうしても保険に加入したいという場合には、こういったオプションを利用して、保険に加入しておくというのもいいでしょう。

保険・補償がしっかりしているトランクルームを選ぼう!

ここまで見てきたように、トランクルームを利用する際は、万一の場合に備えて保険に加入しておくと安心です。保険に加入する場合は、保険に加入している事実を見るだけではなく、加入している保険の内容がどういったものなのかしっかり見るようにしましょう。具体的には、物品に対する火災保険に加入しているかトランクルームにおいて、保険は必ず入らなければいけないというわけではありません。保険料はただではありませんし、預けているものによっては保険に入らないという選択もできます。そのため、保険に入っているかではなく、サービスの内容からトランクルームを選ぶという方法をおすすめします。

基本的に、トランクルームを運営している業者は、補償制度を設けています。それは火災保険や盗難保険に加入している場合もあれば、独自で補償制度を設けている場合もあります。そのため、保険に加入しなくても何かあった場合の補償が手厚いトランクルームを選ぶことで、補償に関しては十分だと言えます。保険に入っているかどうかで判断するのではなく、独自の補償も含めて判断するようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか? トランクルームでは、自然災害や盗難に備えて保険に加入している業者もあります。保険には建物に対する保険と、物品に対する保険がありますが、預けたものを保証してもらうためには物品に対する保険を選ぶようにしましょう。また保険に加入していない場合でも、独自で補償制度を設けている業者もあるため、保険だけではなくこちらも加味してトランクルームを選ぶことをおすすめします。

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