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大切なワンピースのお手入れ保管方法。ニットワンピースの収納も!

大切なワンピースのお手入れ保管方法。ニットワンピースの収納も!
ワンピースはその素材によって、1年中コーディネートに取り入れることができるアイテムです。普段着用の楽チンなものから、お出かけ用、結婚式などのパーティー用など、あらゆるシーンで着る機会があります。

ワンピースは、素材によってお手入れのしかたが異なります。保管の方法によってはカビや染みなどの被害によりお気に入りが台無しになってしまうことも。

そこで今回は、整理収納アドバイザーの藤野ことさんに監修していただき、ワンピースの正しい保管方法やお手入れのポイント、おすすめの保管場所についてまとめました。

参考記事:オールシーズン使えるドレスとワンピースの着まわし方法

ワンピースの保管に気を付ける理由

ワンピース 保管方法

ワンピースは、ざっくりと夏用・冬用・パーティー用に分けて保管している人が多いと思います。季節ものの衣類として保管したワンピースを久しぶりに取り出したら、ワンピースにカビが生えていたり、染みができてしまっていた……という経験もあるかもしれませんね。それは、湿気や残った汚れが主な原因です。

特に、使用頻度が低くなりがちなパーティー用のワンピースは、特別な一着として奮発して購入した人も多いでしょう。いざ必要となったときに、万全の状態で使用するには、やはり保管前のお手入れや保管環境に注意しておくことが大切です。

ワンピースの保管で注意すべきは、カビ、染み、虫食い、型崩れの4つです。これらは、間違った保管方法や不十分な対策により起こりやすいので、正しい保管・お手入れ方法をしっかりと覚えておきましょう。

ワンピースの正しい保管・お手入れ方法とは

ワンピース 保管

それでは、カビや染み、虫食い、型崩れからワンピースを守るために必要な対策やその方法について見てみましょう。

ワンピースに使われる素材の種類とお手入れ方法

ワンピースには、さまざまな素材が使われています。夏には肌ざわりの良さや軽さ、涼しさが特徴的なリネンのワンピースが人気です。冬は、やはり温かいニットなどが重宝されています。

ワンピースをお手入れするときに大切なのは、洗濯表示をきちんと確認して、推奨されている方法を守ることです。

●リネンのワンピースのお手入れ

リネンは、亜麻という草の繊維を原料とし、古くから用いられてきた素材です。天然由来の素材ながらも丈夫で、使うごとに柔らかくなじみ、上質なものは10年以上も使えるほど長持ちします。

ナチュラルテイストを好む女性に人気が高く、ふんわりと柔らかく、素朴な印象が素敵ですよね。

リネンは比較的丈夫な素材ですが、長持ちさせるには浸けおき洗いがよいと言われています。洗濯機で洗う場合は、手洗いモードが安心です。

リネンは、シワが少々あったほうが風合いとして魅力的だと感じる人が多いでしょう。しかし、脱水しすぎると強いシワが残ってしまいます。ですから、脱水はほんの数秒にとどめるのがポイントです。

干すときは、水が滴るくらいでも大丈夫。むしろそれくらいの方がシワが残りにくく、見た目がきれいになります。直射日光を避け、風通しのよい場所にハンガーにかけて干しましょう。

また、真っ白なリネンは、汗や皮脂を吸収して、どうしても黄ばみが起きやすくなります。黄ばみは、目立つ前に早めに対策することがとても重要です。漂白剤スプレーを黄ばんだ部分に吹き掛けて数分おいてから洗濯するときれいになるでしょう。

漂白剤スプレーは、アルカリ性のものを避け、弱アルカリ性や中性、弱酸性のものを選ぶと繊維を傷つけにくいと言われています。

●ニットのワンピースのお手入れ

ニットのワンピースは、洗濯による縮みや伸びに注意しなければなりません。洗濯表示を確認して、それぞれに合った方法で洗いましょう。

洗濯後、干すときは水の重みで型崩れするため、ハンガーにかけるのはNGです。風通しのよい場所で平干しすると型崩れが防げます。

●パーティードレスのお手入れ

パーティードレスは特に繊細な素材でできていることが多く、スパンコールやレースなどの装飾品が付いていることもしばしばあります。傷つけないためにも、使用頻度の低いパーティードレスはクリーニング店に依頼すると安心です。

もし、家庭で洗えるものであれば、手洗いで優しく洗うか、洗濯ネットにいれて手洗いモードで洗濯し、できる限り丁寧に扱うことをおすすめします。

整理収納アドバイザーから一言
パーティードレスはさほど頻繁に着るわけではないのに、それなりのお値段がしますよね。それを何年も持ち続けていると流行も変化し、自分でも飽きてくるかもしれません。スペースも必要になるので、レンタルで済ませるのも1つの手です。

ワンピースの保管方法

シーズンオフのワンピースは、衣替えの時期までしばらく保管することになります。しばらく着用予定のないワンピースや思い入れがあって捨てられないワンピースなどは、長期保管に適した環境に置いておくことが大切です。

ワンピースは、カビ、虫食い、染み、型崩れに注意して保管しなければなりません。長期保管する前は、必ずきれいに洗濯・クリーニングし、しっかりと乾燥させましょう。こうすることで、湿気によるカビ・染みや汚れをエサとする害虫による虫食いを防ぎやすくなります。

もちろん、せっかく乾燥させたワンピースでも、収納場所に湿気があるのでは意味がありません。保管場所の除湿も定期的におこなうことが大切です。

ワンピースを保管するとき、ハンガーに吊るすべきか畳むべきか悩むことはありませんか?ワンピースは素材によって適切な収納方法が異なります。

セーターやTシャツ、トレーナーなどの編み物素材のワンピースは、たたんで収納した方が型崩れしにくいです。一方で、ブラウスなどの織物の場合は、ハンガーに吊るした方が美しさを保ちやすくなります。

ワンピースの保管にトランクルームがおすすめな理由

ニットワンピース 収納

ワンピースを自宅で保管する際に湿気対策は不可欠ですが、なかにはクローゼットや押し入れの湿気対策が面倒で、ついついそのままになってしまう人も多いのではないでしょうか。

そんなときは、トランクルームでの保管がおすすめです。トランクルームは大型家具などを収納するスペースというイメージが強いかもしれませんが、近年では段ボール1箱程度の荷物から、リーズナブルな料金で預けられるサービスも多数見られるようになりました。

ワンピースを含む季節ものの衣類や使用頻度の低い衣類等をトランクルームに預けることで、自宅の収納場所の確保に悩む必要がなくなります。

また、湿気対策が万全のトランクルームを選ぶと、カビや虫食いなどの発生リスクを抑えることができるでしょう。

ワンピースの保管に最適なトランクルーム比較

ニットワンピース 保管の仕方

それでは、ワンピースの保管に適した、湿度対策が行われているトランクルームを3つご紹介します。

カラエト

カラエトは、サイトやアプリから、申し込み・集荷・取り出しの依頼や管理までおこなえる便利な宅配収納サービスです。月額500円で3辺140センチサイズの専用段ボール(自分で準備すれば160センチまでOK)を預けることができます。

また、保管倉庫は温度・湿度管理が徹底されているので、ワンピースをはじめ、季節ものの衣類の保管場所として最適です。

もし仮に、預けている間に不要となったワンピースは、専用マーケットで販売ができます。また、同じように、マーケットに出品している他のユーザーのアイテムを購入することも可能です。処分しようか迷ったワンピースは、一度カラエトに預けてから検討してもよいですね。

サマリーポケット

月額250円から利用できる収納サービスです。こちらもトランクルームへの運搬は業者に任せることができます。

預けたい荷物の内容や大きさなどで適した段ボールサイズを選ぶため、小さな荷物やサービス内容によってはリーズナブルに預けられる点が魅力です。アパレル用の箱を頼むと、オプションでハンガー保管が依頼できます。

キュラーズ

24時間自由に出し入れできるのが特徴です。明るくきれいな建物で、スタッフもいるため女性一人でも足を運びやすくて安心感があります。

預ける荷物のサイズでスペースを選ぶことができ、ワンピース以外のものを一緒に預けたり、ワンピースをハンガーラックごと預けたりしたいときに便利です。

素材に合った正しいお手入れ・管理をしてワンピースを長持ちさせよう

ニットワンピース 保管

ワンピースの正しい保管・お手入れ方法を覚えれば、今までよりもワンピースが長持ちします。ですが、自宅での保管が心配な場合は、宅配型収納サービスに預けるのがもっとも安心できるでしょう。お気に入りのワンピースにとって最適な管理方法を選んでくださいね。

監修後記
ワンピースに限らず、洋服は思い入れがあって捨てられないものも多いと思います。ですが、着ない洋服のために、今着ている洋服の劣化を早めてしまうのはもったいないですよね。潔く処分するか、宅配型トランクルームに預けるかして、なるべくクローゼットの収納環境を良くしてあげることが大切です。
箱に詰めて送るだけ!1箱240円〜で預けてお部屋もスッキリ。箱に詰めて送るだけの宅配型収納サービス!CARAETO(カラエト)について箱に詰めて送るだけ!1箱240円で預けてお部屋もスッキリ。箱に詰めて送るだけの宅配型収納サービス!CARAETO(カラエト)について
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