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1Kの一人暮らしは布団収納が困る!スペースを有効活用するコツ

1Kの一人暮らしは布団収納が困る!スペースを有効活用するコツ

一人暮らしの一般的な間取りはワンルームや1Kでしょう。家賃も低めに設定され、コンパクトな住まいとして人気がありますが、収納スペースが限られているのが悩みの種という人も多いのではないでしょうか。

本記事では、整理収納アドバイザーの藤野ことさんに監修していただき、収納に大きなスペースを必要とする布団収納についての実例をご紹介し、解決策を提案します。

1Kやワンルームでの一人暮らしの布団収納の悩み

一人暮らしの多くの人が住まう1Kやワンルームの間取りでは、収納スペースが足りないと感じている人は多いです。

特に布団は、生活するには必要不可欠だけれど、収納するには大きなスペースを必要とするうえ、出しっぱなしにしたくないという困った存在。

布団を圧縮すればスペースは空きますが、羽毛布団の羽根を潰してしまうことに抵抗を感じる人もいます。

とはいえ、荷物を収納スペースに押し込んだだけでは、ホコリがついたりダニが発生したりと衛生的にもかなり悪い状態になってしまいます。また、押し入れやクローゼットの湿気をダイレクトに吸ってしまうと、カビが発生する原因にもなりかねません。

今回はそんな悩みを解決するために、布団も荷物も収納できるように収納スペースを上手く活用して、布団を収納する方法をご紹介します。

参考記事:狭いクローゼットに布団を収納したい!整理収納のプロがコツを解説

賢く布団を保管するための3つのポイント

布団を収納する際に、どんな点に注意すればいいのでしょうか?
賢く布団を保管するためのポイントと保管できない場合の対策をまとめてみました。

ポイント1:湿気対策

布団収納する時に一番気をつけたいのが湿気です。湿気対策として有効なのは、すのこを上手に使うことです。すのこを布団の下や壁と布団が接する面に置くことで布団の通気性をよくして湿気がこもることを防ぎます。

すのこを敷くのと同時に、布団の奥側には除湿剤を置いておき、水が溜まったら取り替えるようにして湿気対策を万全に行いましょう。

ポイント2:収納前に天日干し

布団収納の前には天日干しをして、ダニを完全に死滅させることを忘れずに行いましょう。午前10時〜午後3時が天日干しに適している時間帯です。夕方まで干してしまうと布団が湿気を吸いますので気をつけてください。

また、天日干しの効果があるのは太陽光が当たっている面だけなので、裏返して両面天日干しします。

布団を干した時に叩く人が多いですが、布団を傷めてしまうので叩くのはやめましょう。布団の表面にあるホコリはブラシや布団たたきなどで表面をなでるように払えばOK。

日当たりの悪い部屋に住んでいたり、花粉症だったりして天日干しができない場合は、布団乾燥機を利用しましょう。掃除機をかけることもダニ対策として有効です。

ポイント3:収納中も日干し・乾燥

客用布団や季節布団は、使わない時もダニやカビ・臭いの予防のために年に2回は日干しすることをおすすめします。また、普段からなるべく収納場所を開放して空気の入れ替えをこまめに行いましょう。収納する前だけではなく、収納している間も日干し・乾燥をすることで布団を清潔な状態で保管することができます。

布団の保管が面倒ならレンタルもあり

布団を保管するためのポイントを挙げてきましたが、一人暮らしで客用布団まで保管するのはスペースも足りないし、お手入れするのも大変ですよね。泊まりにくる頻度が少なければ、布団をレンタルする方法がおすすめです。

1Kやワンルームでの一人暮らしの布団収納おすすめアイテム

布団はかさばるので、なるべくコンパクトにまとめたいですよね。そのためには一人暮らしでも収納と管理が簡単な収納アイテムを選ぶことが大切です。

では、一人暮らしの布団収納におすすめの収納アイテムを紹介していきます。

ソファーに代わりに使える「Noone 布団収納ケース

見せる収納+ソファーに変身させる布団収納ケースです。立体的なメッシュ生地を使用しているので弾力性・通気性共に抜群です。カラーは6色から選べ、見せる収納をすることで立派なインテリアとして存在感を発揮します。

キャスター付きで便利「nissen 桐すのこの伸縮式布団収納ラック」

重たい布団を持ち上げるのは大変という方にはこちらの商品がおすすめです。キャスター付きなので布団を畳んだらワゴンに乗せるだけで収納することができます。底面は吸湿性に優れた桐すのこを使用しているので湿気がこもらず安心です。

隙間収納に嬉しい「リビングート 布団収納袋円筒型

円筒型に布団を収納することができるケースで、縦置き収納もできます。丸く小さくまとめられるので、部屋の隅に置いてもスペースを取ることはありません。付属の紐でまとめるスタイルなので、圧縮袋で羽毛布団の羽根を潰したくない人にもにおすすめです。

デッドスペースがなくなる!「アイリスオーヤマ 伸縮押入れ整理棚

棚幅が72cm〜92cmまで伸縮可能な押入れ整理棚です。整理棚を使用することで下には衣装ケースなどを置くことができ、無駄なスペースを作ることなく整理することができます。2個セット販売などもしています。

手頃な価格が嬉しい「IKEA SKUBBシリーズ

持ち手が付いている布団収納ケースで出し入れがしやすく、横だけではなく縦にも収納できます。コーナー部分がメッシュになっているので通気性も抜群!側面・底にプラスチックダンボールを入れるので、頑丈になり重ねても型くずれしません。布団の大きさに合わせてサイズを選ぶとよいでしょう。

コンパクト収納「CECILE キューブ型布団収納袋

コンパクトになるキューブ型の取っ手付き布団収納袋です。チャックが斜めになって開口幅が広く、布団が入れやすくなっています。素材は軽量で通気性の良い不織布なので、クローゼットの上段に収納しても楽に取り出すことができます。

インテリアを邪魔しない「無印良品 ソフトボックス・衣装ケース大

シンプルなデザインでどこに置いても馴染むソフトボックスは布団収納にも使えます。使っていないときは折りたためるので、毛布やタオルケットなどの季節布団を入れておくのにおすすめ。持ち手がついており、ベッド下やクローゼット上段に置いても出し入れが簡単です。

次は一人暮らしの方がしている布団の収納実例を紹介していきます。

見せる収納でインテリアに

布団を専用の収納カバーに入れて、ソファーやクッションとして普段使いができるようになるアイテムが販売されています。

部屋のインテリアにもなるため、一人暮らしで収納スペースが少ない部屋にぴったりです。シンプルな無地のデザインやキャラクター柄などもあるので、お気に入りの商品を探してみましょう。

押入れ中段と衣装ケースの隙間を有効活用

押入れの下に衣装ケースを並べた時、中段との間に隙間ができるとその部分がデッドスペース化してしまいますが、布団を収納できればその隙間を無駄なく活用できます。

敷き布団はそのまま隙間に入れて収納して、掛け布団や毛布などは収納ケースを使うことで、かさばらず押入れスッキリと収納できます。敷き布団と衣装ケースの間にはすのこを敷けば湿気対策にもなります。

横収納ではなく縦収納なら取り出しやすい!

布団を横向きに重ねて収納すると、布団の下にあるものを取り出すのに苦労しますが、縦収納にすることで他のものが取り出しやすくなります。収納ケースにタグやクリップなどを付け、中に入っているもの書いておくとさらに便利です。収納ケースを同じ色で揃えることで、統一感のあるきれいな収納スペースが完成します。

天袋や枕棚などの上棚には丸型やキューブ型の収納グッズを

収納棚の上部を使用して布団収納する場合は、コンパクトなサイズになる収納グッズを選ぶことで取り出しやすくなります。布団収納をする場所をよく考えて、その場所にしっかり収まるサイズの収納袋を購入してください。布団をくるくる丸めてヒモでしばると簡単に収納できるので、ズボラさんにもぴったりな収納方法です。

宅配型収納サービスを活用する

布団の収納方法を工夫しても、どうしても布団が収まりきらない!という人は、こんなアイデアはいかがでしょうか。

掛け布団や毛布は宅配型収納サービスに預ける

布団は季節によって入れ替えするため、季節外の布団の収納にも頭を悩ませる人が多くいます。特に、冬の毛布や羽毛布団などは、厚みがあってふわふわとかさばるので、より大きな収納スペースが必要になります。

そんな冬用布団は、宅配型トランクルームを利用するのも良い方法です。大サイズの段ボール1つから気軽に預けられるうえ、集荷、配送などはスマホアプリで簡単に申し込めるので、布団の入れ替えも気軽にできます。

また、宅配型トランクルームの利点は、温度管理、湿度管理の行き届いた室内での保管が可能であること。自宅の押し入れ、クローゼット以上に理想的な環境で布団を収納できるので、カビやホコリ対策が万全です。

参考記事:一人暮らしあるある!収納の失敗例を紹介

収納スペースの確保には、宅配型収納サービスがおすすめ

宅配型収納サービスは、自宅以外に倉庫や第2のクローゼットを持てる、とても便利なサービスです。収納スペースが足りずに物であふれかえっているお部屋をすっきりと整頓するのに役立ちます。

また、一時預かりや手荷物預かりなどシチュエーションによってサービスを使い分ければ、費用を抑えつつ、物の多さに悩む日々から解放されます。

中でも宅配型収納サービス「カラエト」なら、140サイズの箱に入る荷物であれば気軽に預ける事ができます。

一人暮らし 布団 収納

宅配業者が玄関先まで取りに来てくれるので、自分で荷物を運ぶ手間もありません。預けた荷物は1点1点撮影され、アプリで管理ができるた何を預けたのか忘れる事もありません。

ワンルーム 布団 収納

ぜひ自分にぴったりな預かりサービスを利用し、整理整頓された快適な生活を送りましょう!

カラエト公式サイトはこちら

布団をしっかり管理・収納して快適な一人暮らしを

布団収納をする前には必ず天日干しを行い、ダニを死滅させ清潔な状態で保管することを心がけましょう。そして、収納スペースにはすのこや除湿剤などを置き、湿気対策をしっかりとおこないます。使用したい季節がきたらすぐ使えるように、収納環境を整え、きれいに保管することも大切です。

また、圧縮袋を使う以外にも、布団をスッキリとまとめられる布団収納のアイテムはたくさんありますので、見せる収納か隠す収納にするかを決めて適した商品を購入してみてください。

一人暮らしの限られた空間では、空いているスペースを上手に活用し、無駄な空間をなくすのがスッキリ暮らすポイントです。

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