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麦わら帽子を型崩れやほこりから守る保管・収納方法

麦わら帽子を型崩れやほこりから守る保管・収納方法

夏のファッションに欠かせないアイテムといえば麦わら帽子です。季節感を演出する小物として、また、実際に強烈な紫外線を遮ってくれるアイテムとして頼もしい存在ですよね。

しかし、麦わら帽子が活躍する期間は非常に短く、秋の気配が漂う頃には季節に不似合いなアイテムになってしまいます。

本記事は、収納期間の長い麦わら帽子を、劣化させずに翌年も使うために、適切なケア方法と収納方法を解説します。

参考記事:【季節もの】行事グッズやレジャー用品、冠婚葬祭グッズの収納のコツ

麦わら帽子を収納する前のお手入れ

麦わら帽子 収納

麦わら帽子は、夏の間たくさんの汗や皮脂、またホコリを吸収しています。

そのため、しっかりお手入れをしてから収納しないと、保管している間にカビや黒ずみなどのトラブルが発生しますが、麦わら帽子は天然素材のため、水洗いができないものがほとんどです。

ここからは、水洗いできない麦わら帽子を収納する際に、やっておきたいお手入れを3つのステップで紹介します。

ステップ1:全体のホコリを落とす

麦わら帽子には、目には見えなくてもホコリや排気ガスなどの汚れがたくさん付着しています。そのままにすると、翌年には黒ずみや黄ばみが発生するので、しっかりとホコリを落としましょう。

麦わら帽子のホコリは洋服用のブラシで落とします。全体的に優しくブラシをかけますが、気を付けたいのは編み目に逆らわず、流れに沿ってかけることです。

編み目に逆らってかけると、汚れが編み目の奥に入り込んで染みついてしまうことがあります。あくまでも全体的に優しく、編み目に沿ってブラシをかけましょう。

ステップ2:目に付く汚れを落とす

次に、目に見える汚れを落としていきます。まず洗面器に入れたぬるま湯に、中性洗剤を溶かしておきます。

中性洗剤のぬるま湯に浸して、固く絞った布で全体をサッと拭き、目に付く汚れは、同じ布でたたいて汚れを布に移すようにします。

帽子の内側についている当て布部分(スベリ)も、たくさんの汗や皮脂がしみ込んでいます。固く絞った布でたたくように拭きましょう。

もしも、スベリ部分にファンデーションの汚れがついている場合、市販の洗い流し不要のクレンジングシートが活躍します。シートを使ってトントンとと優しくたたき、汚れを移すように落としてください。

最後に、水だけで濡らして固く絞った布で全体に水拭きします。

ステップ3:陰干しで完全に乾燥させる

そして最後は完全に乾燥させます。

この時、日光に当てて干したくなりますが、麦わら帽子は、普段から夏の強い日差しにさらされるため、劣化しやすい状態になっています。

直射日光ではなく、風通しの良い日陰で乾燥させてください。

麦わら帽子の上手な保管方法

麦わら帽子はきちんと保管しておかないと型崩れを起こしたり、ほこりをかぶったりします。翌年も気持ちよく使うために、ここでは、麦わら帽子の正しい保管方法を解説します。

麦わら帽子を保管する際に、やっておきたいことは次の3つです。

  • 型崩れ防止に丸めた紙と防虫剤を入れる
  • ホコリ防止のために不織布に包む
  • 湿気から守るために乾燥剤を使う

まずは、帽子の型崩れを防ぐため、新聞紙などを丸めて入れておきます。この際、あくまでも軽く丸めて入れましょう。ぎゅうぎゅうに詰めては、かえって型崩れの原因になります。

新聞紙の中には防虫剤を入れます。帽子本体に接触しないように、新聞紙に包む形で入れてください。

ビニール袋に入れると、湿気がこもってしまうことがあるため、不織布に包んでから紙袋などに入れて保管します。紙の箱に入れれば型崩れもしにくく、さらに安心です。

袋や箱には、乾燥剤も一緒に入れておきましょう。

麦わら帽子に最適な保管場所

麦わら帽子はどこに保管するのがいいのでしょうか。

季節外のアイテムなので、クローゼットや押し入れに保管する人が多いと思いますが、日本の気候でそのような場所に収納するには、いくつか気を付けるべき点があります。

  • 湿気対策を万全にする
  • ホコリを溜めない
  • なるべく上段にしまう

麦わら帽子は、高温多湿になる夏の時期に使用するため、冬物よりは湿気の被害には合いにくいともいえますが、押し入れなどの環境では結露をすることがあるため、やはり湿気には注意が必要です。

また、麦わら帽子は天然素材のため、湿気を吸いやすく、虫に好まれる素材でもあります。

収納場所には除湿剤を使用し、天気の良い日には扉を開けて風を入れるなどの湿気対策を行いましょう。

この時、収納場所に物が入りすぎていると、空気の循環がが悪くなり風が入りません。収納場所にはおおよそ8割の収納を心がけてください。

また、湿気は下段にたまる性質があるため、上段に収納することが大切です。

クローゼットなどで上段がない場合は、クローゼット用の吊り下げ収納などを活用しましょう。

そして、湿気とホコリが結びつくと、虫害が発生しやすくなります。収納スペースはこまめに清掃し、ホコリを溜めないようにすることが大切です。

季節外のアイテムを収納サービスに預けるメリット

自宅の収納スペースで、麦わら帽子や衣類などの季節外のアイテムを保管しておくと、収納スペース一杯に物を詰め込むことになったり、結局収納しきれずに、お部屋に物があふれたりしてしまいます。

特に、賃貸住宅では、収納の少なさに悩む人が多く、必要なものすら収納しきれないということも起こりがちです。

そこで、麦わら帽子や夏用の衣類など、すぐには使わないものを外部の収納サービスに預ける人が増えています。

例えば宅配収納サービス「CARAETO」など、月額も数百円と安いサービスがあり、自宅では実現できない空調設備や、清潔な屋内環境などがかなえられるため、季節外のアイテムを外部に預けるメリットが非常に大きくなっています。

スマホアプリで簡単に申し込めるサービスなど、現代のニーズに合ったサービスが展開されているので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

>>月額500円の宅配型トランクルーム「CARAETO」のサービスとは

まとめ

麦わら帽子は、夏の間汗をたくさん吸収し、紫外線を浴び続けるため、劣化が早いアイテムですが、適切なお手入れと正しい保管方法で、長く愛用することができます。

そのためには、自宅の収納スペースの環境を見直し、8割の収納を心がけることも大切です。

実現が難しいときは、外部の収納サービスも上手に利用しながら、お気に入りの麦わら帽子をいつまでも大切にしてくださいね。

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