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初心者でも大丈夫!ミニマリストになるかんたんステップ

初心者でも大丈夫!ミニマリストになるかんたんステップ

宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!

大ヒットセラー「フランス人は10着しか服を持たない」(ジェニファー・L.スコット著)を見て、本当に必要なものだけを厳選して使いこなすことへの魅力を感じた人は多いのではないでしょうか。

大量なモノに溢れる世の中の、新しい生き方とも言われるミニマリスト。憧れるけど、実際に何から始めて良いのかわからない、生活がどう変わるのか心配と感じている人もいますよね。

ここでは、ミニマリストになる第一歩をどう踏み出せば良いのかご紹介していきます。

ミニマリストとは

ミニマリストという言葉は、英語のminimal(最小限の)から派生した言葉で、余計なモノを持たずに必要最小限だけのモノで生活する生き方のことを表します。

現代は、たくさんの便利なモノが手頃な価格で入手でき、必要な情報はいくらでも入ってくる時代です。そんなたくさんのモノに囲まれても心が満たされないのは、モノがたくさんあるためにかえって必要な物事が見えづらくなっているからだとの考え方が、ミニマリストを生んだという一説があります。

ミニマリストは一見不自由なのでは?と思われることもありますが、実際にミニマリストになってからは必要なものだけを取り込むことで人生が豊かになった、楽しくなったという人もいます。

人それぞれ価値観は違いますから、何が必要で何が必要ではないかは人によって異なります。しかし、ミニマリストの共通の特徴としては、ごくシンプルなインテリアで、とても片付いている部屋に住んでいるという点があげられます。

ミニマリストの心得

ミニマリストになるには、少しこれまでの考え方とは違う方向で物事をとらえた方がスムーズにいく場合もあります。これからミニマリストになろうと考える人は、ぜひ読んでみてください。

モノの数と満足度は比例しない

たくさんのモノに溢れた空間が必ずしも満足につながるとは限りません。どんなにお金を稼いでモノを揃えても、いつまでたっても満たされないと感じていませんか?もしかすると、心を満たすのはモノの数ではないのかもしれません。

不自由を楽しむ心を持とう

便利なモノで溢れる生活を知れば、身近にないことで不便を感じるかもしれません。しかしそんな便利なモノも当然昔はなかったわけで、ほんの少し前の自分なら不便と感じなかったことだってあります。あえてあるもので工夫する、多少の不自由は楽しむつもりでいると、便利なモノに出会った時に感動できるようになります。

捨てて得るものもある

捨てると聞くと、何だかネガティブな言葉のように感じますが、使わないものを長年溜め込んでいる方が不快感につながる場合もあります。本当に必要なものだけ残った空間は、スッキリとし気持ちよく、モノの使い方のバリエーションが広がります。

本当に必要なモノはいつかまた手にする

今、捨てたとしても、本当に必要なモノはまたいつか手にすることになります。いつか使うだろうと溜め込んでいるものこそ、案外ずっと使わないものです。よほど貴重で特別なモノでなければ、本当に必要な時にまた入手すれば良いのです。

家のなかにすべてを詰め込まなくていい

家のなかで用事を済ませようとすればするほど、必要なモノは自然と増えるものです。店やサービスを利用することで用事がすむことなら、必ずしも家の中になくても良いと考えるとモノへの執着が少なくなります。

処分は感謝

ミニマリストになったからこそ、モノの大事さに気づきます。いらないものと判断し、処分する際には感謝の気持ちをもってお別れするとネガティブな気持ちにもなりません。

まずは一歩!何から減らせばいい?

ミニマリストの心得で、第一歩を踏み出せそうなら、次は不要なものを減らしていくことになりますね。これは、ミニマリストを意識しなくても、部屋の片付けのコツにつながるポイントなので、片付けがうまくいかないと悩んでいる人にもおすすめの内容です。

モノを減らしたい時には、まずいるものといらないものとを分けます。難易度の低い、明らかにゴミと分かるものから減らしていきましょう。

そして、1年以上触っていないものは、今後しばらく必要にはならない場合が大半ですので、これも迷わず減らします。

モノで溢れている部屋は、衣類・本などの紙類が溜まっているケースが非常に多いです。紙類でも明らかにゴミはすぐに捨てることができますよね。服の場合は、前シーズンに一度も着なかったものは処分すべきです。本も、愛着があるかもしれませんが頻繁に読み返さないものは電子書籍にシフトチェンジすることで減らせるはずです。

その他にも、使用頻度の低いものはレンタルで用事をすませる、誰かとシェアするなどに考え方を変えると減らせるモノの対象がずいぶんと広くなりますね。

いらないモノの処分方法

“いつか使うだろう”“使わないけど高級品だから”と、結局処分できないモノでいっぱいになり、ミニマリストになるには道のりが長いなと感じる人も多いでしょう。

明らかなゴミ、増えすぎた衣類や本、1年以上触っていないものを処分できたとしても、グレーゾーンに位置するモノの処分には勇気がいりますよね。処分するかどうかにいつまでも悩んでいては、いつまでたっても前に進みません。

保留箱を設ける

もし、どうしても処分するかどうか決められない時には、保留箱を設けてポイポイ入れていく方法がおすすめです。

保留箱は、例えば1週間後あるいは10日後などにもう一度中身を確認し、処分すべきか検討します。時間を少し空けるだけで、スムーズに処分できる可能性があるのです。ここで重要なのは、保留箱を再度確認するまでに、十分にいらないモノの処分をしておくことです。

処分するモノが少なく前と変わらない部屋の中で保留箱を再度見たとしても、多くの場合は処分できないでしょう。しかし、スッキリときれいに、必要最小限のモノに囲まれた空間に近づいていれば、保留箱のなかにあるモノも処分しやすい気分になるから不思議ですね。

データ化をする

さらに、捨てられないモノのなかには、思い出の詰まったものなどもあるでしょう。そういうモノって、使わないのに捨てられないモノの代表ですよね。無理して処分する必要はありませんが、写真におさめて時おり眺めて楽しむことだってできます。データ化して保存するのは、ミニマリストの常識です。

一度何もない状態を思い浮かべる

もっとストイックに、いち早くミニマリストになりたい!と考える人は、一度何もない状態を思い浮かべると良いといいます。何らかの理由ですべてのモノを無くしてしまったとき、生活するにあたって何が必要なのか1つずつ書いていくのです。

こうして、必要なものとして書かれたモノだけを残し、あとは処分するという、とてもシンプルですが少し勇気のいる方法もあります。

トランクルームへ保管する

もし、どうしても処分するかどうか困ってしまうものがあるのなら、トランクルームに預けるのも1つの方法です。トランクルームは外部にモノを預けることができるサービスです。サービスの種類は様々ですが、預けられるモノのサイズや量に合わせたものを選ぶことで、リーズナブルに利用することもできます。

一部のトランクルームでは、預けたモノをマーケットで売り買いできるサービスもあります。もし手放しても良いと判断した時には、リサイクル品として出品も可能できるためとても便利です。

まとめ

今回は、初心者でもミニマリストになるためのかんたんな方法をご紹介しました。これからミニマリストとして生活をしたいと考える人が第一歩を踏み出すためのきっかけになれば幸いです。

必要最低限の基準や価値観は、人それぞれ。まずは、自分ができる範囲から始めてみてはいかがでしょうか。

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