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遺品処分はいつやればいい?費用ややり方を知っておこう

遺品処分はいつやればいい?費用ややり方を知っておこう

宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!

遺品処分のタイミング、整理の仕方については、しっかりと理解を深めることが大切です。大事な親族の遺したものですから、何をとっておくべきか、そして何を処分するべきかの判断は中途半端な気持ちではしたくないものですよね。

ですが、特に初めて遺品処分する人にとっては、何をどうすればよいのかまったく分からない場合も多いでしょう。また、お見送りに関係した手続きに追われて、今まで遺品処分どころではなかった人もたくさんいるはずです。だからこそ実際にするとなると、戸惑いやすいのが遺品処分なのです。

そこで今回は、遺品処分の費用ややり方についてご紹介していきたいと思います。

遺品処分の時期

まず、遺品処分の時期について理解を深めておきましょう。結論から言うと、遺品処分の時期は「この時期」と具体的に決まっている時期はありません。遺品処分をする親族や近しい関係の人にとって都合の良いタイミングで問題はないということです。

ただ、故人が賃貸物件に住んでいた場合、部屋の退去日を当月末か翌月末に決めることが多いです。この場合、当然ながら遺品整理は決めてある退去日までに行わなければいけなくなります。

また、一般的には四十九日を過ぎたあたりをめどに遺品処分を行う人が多いようです。故人を見送ってから時間もしばらく経ち、状況的にも気持ち的にも落ち着いた頃を見計らって、遺品処分の時間を作っていきましょう。

遺品処分の費用、業者について

遺品処分を行う際、あまりにも遺品が多すぎて収拾がつかない、どうしても親族の中で時間を割くことができる人がいないといったときは、遺品処分を専門業者にお願いする場合も出てくるでしょう。

大事な親族の遺品だからこそ自分たちで整理・処分できるのが一番ですが、やむを得ない事情もあるはずです。遺品処分を業者に依頼する際は、以下のようなポイントに注意する必要があります。

遺品処分の悪徳業者に注意する

実は、遺品処分を請け負う仕事を開業する際には、特別な資格は必要ありません。つまり遺品整理の仕事はやろうと思えば誰でもできることなので、便利屋や不用品処分の業者の増加の波に乗って、遺品整理の業者も最近は増加しているといいます。

しかし中には「誰でもできる」という特性を悪用し、粗末な対応をしながらも高額な費用を請求する悪徳業者も少なからずいます。

誰だって大切な人が遺したものを粗末に扱ってほしくはないですよね。遺品処分を業者に依頼する際は、まず悪徳業者が中にはいること、そしてそんな業者には絶対に依頼しないことを認識しておく必要があります。

業者は慎重に選ぶ

遺品処分の業者は、上記の理由から、慎重に選んでいかなければいけません。まず、「遺品整理士認定協会」という団体について知っておきましょう。

遺品処分を行う業者の中には、残念ながら粗末な仕事をする悪徳業者もいます。しかしもちろん、丁寧かつしっかりとした遺品処分を行ってくれる優良な業者もたくさんいるのは事実です。

そんな優良業者は、遺品整理士認定協会から認定資格を与えられているため、それは遺品整理士としてしっかりとした仕事をしてくれることの証になります。業者を選ぶ際は、こういった肩書で分かる優良な点を見逃さないようにしましょう。その他、実際に利用した人の口コミや評価をよく調べることも大事です。

遺品処分の費用

遺品処分の費用相場は、作業する部屋の広さによって異なります。選ぶ業者や特殊清掃が必用な場合などにもよって異なりますが、おおよその相場の目安としては、

  • 1R・1K:3万円~
  • 1DK・1LDK:8万円~
  • 2LDK:15万円~
  • 3LDK:20万円~
  • 4LDK:25万円~

このような費用になってくるでしょう。しかしお伝えした通り、これはあくまで目安です。処分する家具、家電が大型のものだったり、あまりにもゴミが散乱している状態だったりすると、相場以上に費用がかかることが考えられます。

遺品処分のやり方

大事な故人のため、やはり遺品は自分たちで整理・処分したいという人はやはり多いはずです。

故人との思い出を思い出すきっかけにもなります。ぜひ時間を見つけて丁寧に遺品処分と向き合ってみてください。ここからは、遺品処分を自分たちでするときの方法についてご紹介していきます。

必ず作業用の服に着替える

遺品処分をする際は、必ず汚れても良い服装に着替えて作業を行うようにしてください。特に故人が亡くなってからしばらく経っている場合、部屋の中がかなり散らかっている場合などは、見えない汚れや細菌が溜まっている可能性があります。

マスクを着用し、軍手をつけて作業することは忘れないようにしましょう。また、スリッパなどの室内履きを用意するようにしてください。

まずは遺品を仕分け

たくさんある遺品を整理するためには、まず遺品を仕分けしていく必要があります。仕分けるときのポイントは、処分するもの(リサイクルするものも含めて)と思い出や形見としてとっておくもので大きく二つに分けることです。何を処分するのか、何をとっておくのかをまずはしっかりと区別します。

とっておくものを増やしすぎないよう注意

形見としてとっておきたいものはたくさんあります。しかしこのとき注意したいのは、とっておくものを増やしすぎないようにするということです。「これを処分してしまうのは……」と考えると、どの遺品も正直処分できなくなってしまいます。

結果として遺品が何も片付かないことはよくあるため、処分するべきかどうかは悩んだときはなるべく処分することを考えた方が良いかもしれません。

大きな家具や家電などは正しい方法で廃棄する

大型の家具や家電は、リサイクルショップや不用品回収業者などに引き取ってもらう、粗大ごみとして廃棄するなど、適切な方法で処分するようにしましょう。

その他の処分する遺品は自治体のごみ収集日に出すのが一般的ですが、収集日よりも前に処分したい場合はごみ処理場に確認を取って直接持ち込むことができる場合もあります。

捨てるか悩んだ遺品はトランクルームに

遺品処分では、誰もが何を処分するべきか悩むものです。家に置いておくところはないけれど、どうしても捨てられない……というものも中には出てくるでしょう。

確かにある程度は処分すると決めるのも必要ですが、なんとか形見としてとっておく方法を考えることも大事なことです。捨てるかどうか悩んだ遺品は、トランクルームを利用し、長期的に保管しておくと良いかもしれません。その理由をご説明します。

外部に収納スペースを確保できる

トランクルームは、自宅以外に自分の収納スペースを持つことができるサービスのことです。基本的には自由に荷物を入れておくことができるため、実際に大切な人の形見や思い出の品をトランクルームで保管している人はたくさんいます。

屋内のトランクルームなら保管環境も整っている

トランクルームの中でも特に屋内型のトランクルームは、空調の管理がしっかりしているため、大事なものを劣化させずに保管しておくのにはベストの環境といえます。

また、セキュリティ管理も優れているところは多く、大事な形見を預けて置いても盗難に遭うリスクも低いのが特徴です。

トランクルームは自由に出し入れが可能

トランクルームは好きなタイミングで預け入れと取り出しを行うことができるというのも、大きな利点の一つです。使うかもしれない、いつか見たくなるかもしれないと思うからこそ、遺品はなかなか処分できないものです。

ですがトランクルームに預けておけば、好きなタイミングで取り出すことができます。実際に必要になったとき、見たくなったときに保管しておいた遺品を取り出せば、きっと再び故人との思い出に触れられるはずです。また、気持ちの整理をつけ処分できるタイミングがくるまで、とっておくこができるのです。

まとめ

いかがでしょうか? 遺品処分は、亡くなった故人のものだからこそ大事なものが多く、処分するべきかどうか決めるのは難しいものです。どうしても遺品処分がうまくいかないというときは信頼できる業者にお願いするのも一つの手ですし、やっぱり処分はできないと思ったときは、トランクルームに預けて大切にとっておくこともできます。

遺品は、亡くなってしまった人を思い出させてくれる大切な思い出の品です。ぜひしっかりと故人の遺したものたちと向き合い、後悔のない遺品整理の時間を作ってくださいね。

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