更新日: キッチン用品

空間を無駄にしない賃貸のキッチン収納について

空間を無駄にしない賃貸のキッチン収納について

賃貸住宅でよく挙げられる「キッチンが狭い」「キッチンが古くて汚い」という悩み。特に一人暮らし用の賃貸住宅では、キッチンにあまり大きなスペースを取ることが少なく、収納場所や調理するスペースに頭を悩ませる人が多くいます。

また、キッチンは水や油を使って調理する場所のため、油跳ねや焦げ付き、水垢などで汚れやすい場所です。そのため、古さや汚さなどが目についてしまうことも多いでしょう。

本記事では、そんな賃貸住宅のキッチンにスポットを当て、収納問題や汚いキッチンの解決法をまとめました。

賃貸住宅のキッチン事情

まずは、賃貸住宅のキッチンに関する悩みはどんなものなのかを知っておきましょう。

狭くて調理がしづらい

賃貸住宅のキッチンは、まず狭いことが問題になりがちです。水きりかごが置けない、調理スペースがないなど、使い勝手の悪いキッチンが多い印象です。

特に1Kや1Rなど、一人暮らし用の賃貸住宅では、この問題が顕著で、自炊を目指す人の大きな障害になってしまいます。

収納場所がない

賃貸住宅では、収納スペースも十分でないことが多いようです。

特に、大きめの調理器具などを入れておくのに便利な吊戸棚なしなどのキッチンが多く、そのようなキッチンでは、つい物が出しっぱなしになりがちです。

そのため、キッチンがさらに狭くなり、調理がしづらいという悪循環に陥ることもあります。

劣化している・古い・汚い

冒頭でも述べたとおり、キッチンは火や水を使う調理の場所という性質上、どうしても前の人の使用感が残りがちな空間です。

ガス周りのコゲ跡や変色、シンクの水垢など、気になりだすとたくさん目に付く箇所が出てくるものです。

また、大きな汚れがなくても、経年による自然な劣化、デザインの古さなど、今一つおしゃれなインテリアにそぐわない、という悩みも多くあります。

賃貸住宅のキッチン、それぞれの解決法

キッチンの狭さの解消法

賃貸住宅の狭いキッチンは、料理をするのもおっくうになってしまいます。

キッチンを狭いと感じる主な理由は「調理スペースがない」「水きりかごを置くスペースがない」ことなどにより、調理しづらく感じることです。

その場合は、まずキッチンに置くことを前提としたものを省くという発想を持ちましょう。

例えば、水きりかごはキッチンにつきものですが、実際はその都度クロスの上に洗った食器を置くことで、水きりかごは不要になります。すると、わずかなスペースに洗い終わった食器を置くことが可能になります。

シンク内に置く三角コーナーも、使い捨ての袋に変えれば、わざわざ設置する必要はありません。

調理スペースがなくて困っている場合は、収納を兼ねたキャスター付きのキッチンワゴンを使ってみてはいかがでしょうか。

キッチンのスペースは大きくとりますが、キャスター付きならその都度、邪魔にならない場所に移動できるため便利に使えます。

収納の少なさは「収納を足す」事で解決

賃貸住宅の収納の少なさを解決するには、自分で収納スペースを足すことで解決します。

収納スペースを足すために、注目するべきは以下の3つの場所です。

  • 空いている壁面や窓
  • 隙間
  • 高さを使った空間

コンロやシンクの前は、窓や壁になっていることが多いですが、窓であれば窓枠のスペースを利用することができますし、窓枠にツッパリ棚を設置することで、軽い物なら乗せることができます。

壁の場合は、賃貸の壁面でも取り付け可能な棚が売られています。吊戸棚なしのキッチンの場合は、シンクやガスコンロ上の空間が空いていることが多いので、利用できないか確かめてみましょう。

また、冷蔵庫の上に設置可能な収納アイテムを使ったり、キッチンワゴンを居室内に置いてみるなど、収納アイテムを足す空間を柔軟な発想で見つけ出してみることが大切です。

さらに、シンクと冷蔵庫の隙間などがないか探して、隙間収納ができないか考えてみるのも有効です。

ぴったりサイズの収納アイテムがなくても、S字フックと吸着式のバーなどを使って、キッチン小物の吊り下げ収納ができないかなどを検討してみましょう。

汚い、古いキッチンは原状回復できるDIYに挑戦

汚いキッチンは、掃除はしてあるものの、長い間に染みついてしまった汚れがほとんどです。

きれいに掃除すれば落とせる汚れは、専用のクリーナーなどを使って掃除し、染みついた汚れは、原状回復可能なDIYで対処してみてはいかがでしょうか。

ガスコンロの周りの変色が気になる場合は、貼ってはがせる難燃性の耐熱シートなどを貼ってもいいですし、水回り用の粘着シートも、防水性を持つおしゃれなデザインのものがたくさんあります。

床の油汚れが気になるなら、おしゃれな柄のクッションフロアを、貼ってはがせる両面テープで施工し、気分を一新するのもおすすめです。

また、シンク下の扉に古さを感じる場合、はがせる粘着シートなどを利用してリメイクする人も多くいます。

今はタイル風や木製風など、インテリア性の高いさまざまな商品が販売されていて、キッチンの印象をガラッと変えることができます。(※貼る前に、目立たないところできれいにはがせるか確認することをおすすめします)

キッチンが明るくおしゃれになると、料理をするモチベーションを一気に高めることができるため、古くて暗いキッチンのままでいるより自炊がはかどり、節約につながることもあります。

古くて何となくキッチンに立つ気持ちになれないという人は、自分好みのDIYが節約への近道になるかもしれません。

賃貸住宅では物を少なく住まうのが正解

賃貸住宅におけるキッチンの狭さは悩み多きところですが、キッチンに限らず、賃貸住宅では収納力の少なさがたびたび問題になります。

昔は、使わないものを実家の自室に置いたり、泣く泣く処分したり、という解決法が一般的でしたが、今は気軽に使えるようになった外部の収納サービスに、荷物を預ける人が増えています。

コンテナごとに数千円~数万円でレンタルするレンタルルームとは違い、大型段ボール1箱を月額500円で預けられるなど、安価で質の高いサービスが提供されているので、ぜひ、活用しましょう。

関連記事:トランクルーム5社、徹底比較!宅配型トランクルームとは?

収納スペースを占有する季節外の品物や、衣替えした衣類、次のシーズンまで収納しておく掛け布団などを実家に預けた場合、また必要になった時には車などを使って運ばなければなりません。

しかし、近年人気のCARATEOなどの宅配型トランクルームのサービスを使えば、車を持っていなくても、泣く泣く物を処分しなくても、収納の悩みが即解決します。

>>月額500円の宅配型トランクルーム「CARAETO」のサービスを見る

まとめ

賃貸住宅にキッチンの悩みはつきものといえるほど、多くの人が頭を悩ませています。

しかし、ここで挙げたように、狭い、古い、汚いをあきらめずに、さまざまな工夫で快適にする方法も必ずあります。

ぜひ、快適なキッチンをあきらめず、外部の収納サービスなども活用しながら、賃貸ライフを楽しんでいきたいものですね。

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